PwCコンサルティングの年収930万円は妥当?初任給やボーナスがいくらか解説

pwcコンサルティングの平均年収

※マイナビ、リクルートなど各社のプロモーションを含みます。
※この記事は有料職業紹介(許可番号:13-ユ-314522)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社コレックが制作しています。

「PwCコンサルティングの年収は安い?」

「初任給やボーナスがいくらなのか知りたい」

PwCコンサルティング合同会社は、Big4として高いネームバリューがある国内最大級のコンサルティングファームです。しかし、平均年収や給料がどれくらいなのか、ボーナスがいくら貰えるのか分からないですよね。

そこでこの記事では、PwCコンサルティングの平均年収を役職・年齢別にまとめています。初任給やボーナス・残業代の有無、他社との年収比較も掲載しているので参考にしてください。

なお、PwCコンサルティングへの転職では、コンサル業界に特化したアクシスコンサルティングがおすすめです。豊富な業界知識や転職成功実績があり、選考を有利に進められます。

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PwCコンサルティングの平均年収は930万円

PwCコンサルティングの平均年収は930万円

平均年収 930万円
年収範囲 450万円~2,500万円

PwCコンサルティングの平均年収は930万円です(2022年6月時点)。月給制が採用されており、年1回ずつ業績賞与と昇給があります。法人業績・個人評価によって特別賞与が支給され、支給額は50万円前後です。

平均年収が1,200万を超えるMBBなどに比べれば、安いように見えますが、日本の平均年収である458万円(参考:国税庁)と比較すると、倍以上の年収です。

評価システムはゾーン式賃金に似た物で、職位ごとに3段階のゾーンが設定されています。5つの評価項目のうち、3つ以上で良い評価を取ると次のゾーンへ上がれます。昇進の他に、ゾーンを上げるのも昇給の手段です。

【ゾーン式賃金とは】
一定の範囲給をいくつかのゾーンに分け、ゾーンごとに評価による昇降給パターンを変える賃金システムのこと

出典:重本コンサルティングオフィス

PwCコンサルティング新卒の初任給

採用種類 平均年収(1年目) 初任給
新卒入社 550万円 約38万円

PwCコンサルティングの初任給は推定38万円です。1年目の平均年収である550万円から、業績賞与を考慮して推定しました。大卒の初任給は、平均21万円(参考:厚生労働省)なので、比較すると17万円の差があります。

PwCコンサルティングの役職別年収

役職 年収(推定)
アソシエイト 530万~790万円
シニアアソシエイト 700万~1,200万円
マネージャー 900万~1,550万円
シニアマネージャー 1,350万~2,000万円
ディレクター 2,000万円~
パートナー 5,000万円~

PwCコンサルティングでは、6つの役職ごとに大まかな給与範囲が定められており、ボーナスによって大きく給与が変動します。企業口コミサイトから、PwCコンサルティングの役職別の年収を推定しました。

特に、パートナーは給与に上限がなく、業績次第では億単位まで稼げます。ディレクターやパートナーへの昇進は実力次第なので、業績によっては早い段階での昇進も可能でしょう。

アソシエイト

アソシエイトの年収範囲は530万~790万円です。入社1~3年目あたりの人が多い役職です。基本的なことを学ぶ段階の職位ですが、優秀な人は最短1年半で昇進できます。

シニアアソシエイト

シニアアソシエイトの年収範囲は700万~1,200万円です。入社3~8年目で昇進する人が多いです。しかし、能力不足の人は、シニアアソシエイトから上がれずに、留まり続けるケースがあります。

マネージャー

マネージャーの年収範囲は900万~1,550万円です。管理職扱いになる職位で、入社5~10年目の人が多いです。マネージャーから、年収1,000万円以上を達成している人がかなり増えてきます。

シニアマネージャー

シニアマネージャーの年収範囲は1,350万~2,000万円です。基本的には入社10年目以降の人がなる職位で、年収2,000万円も見えてきます。

ディレクター

ディレクターの年収は2,000万円以上です。年次に関係なく、実力のある人がなる職位で、若手でも実力次第でスピード出世が狙えます。

パートナー

パートナーの年収は5,000万円以上と言われています。実力次第でなれる職位ですが「ファームの顔」と言われるだけあって、昇進にはかなりの実績を出さなければいけません。

PwCコンサルティングの年齢別年収推移

年齢 平均年収 年収範囲
25歳 662万 491~892万
30歳 799万 593~1,077万
35歳 980万 728~1,321万
40歳 1,197万 888~1,612万
45歳 1,406万 1,044~1,895万
50歳 1,519万 1,127~2,046万

企業口コミサイトによると、PwCコンサルティングの年齢別平均年収は、25歳で662万円、40歳で1,197万円、50歳で1,519万円です。

25歳時点で得られる年収は、日本における平均年収の1.5倍以上です。また、40歳の時点で年収1,000万円を超える人が多く、50歳では2,000万円以上を稼いだ人もいます。年齢が高いほど平均年収は上がります。

PwCコンサルティングへの転職は事情通のエージェントに相談するといい

PwCコンサルティングに転職したいなら転職エージェントを利用ましょう。コンサル転職に特化した「アクシスコンサルティング」を活用すれば、理想的なコンサル会社の求人を紹介してもらえるでしょう。

収入を増やしたいなら、高年収の求人が豊富な「ビズリーチ」や、ハイクラス層に人気がある「リクルートダイレクトスカウト」にも登録しておきましょう。

PwCJapanグループの年収

グループ企業名 平均年収
PwCコンサルティング合同会社 930万円
PwCあらた有限責任監査法人 753万円
PwC税理士法人 752万円
PwCアドバイザリー合同会社 980万円

PwCJapanグループでは、PwCアドバイザリー合同会社の平均年収が1番高いです。企業口コミサイトで、100人以上が年収について回答している企業をまとめました。

弊社の調査によると、PwCJapanグループの平均年収は853万円です。

【PwCJapanグループとは】
日本におけるPwCグローバルネットワークのメンバーファームおよびそれらの関連会社の総称のこと

参考:PwCホームページ

BIG4内での年収比較

企業名 平均年収
PwCコンサルティング合同会社 930万円
デロイト トーマツ
コンサルティング合同会社
925万円
KPMGコンサルティング株式会社 887万円
EYストラテジー・アンド・
コンサルティング株式会社
870万円

PwCコンサルティングは、4大会計事務所(BIG4)の中で、平均年収が1番高いです。PwCは賞与が他企業より多く、マネージャーまでで最高600万円程貰えます。なお、PwCが業績好調の際は臨時賞与も出ます。

KPMG、EYとは最高値で400万円程の差です。デロイトは、評価によっては賞与がないですが、最高400万円と他2企業よりはPwCに近いです。

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PwCコンサルティングのボーナス・残業代はいくら?

PwCコンサルティングのボーナス・残業代はいくら?

PwCのボーナスは業績や評価によって変動

ボーナスの比率はかなり高いと思います。会社の業績や個人の評価によって、100万円単位で支給額が変わります。年1回のみの支給ですが、業績が落ちることはほぼない(なかった)ので、かなりの額をもらえていました。

引用:コエシル

PwCコンサルティングのボーナスは、業績や個人評価によって大きく変動します。企業口コミサイトから推定すると、マネージャー以下のボーナス額は100万~600万円の範囲です。

ディレクターやパートナーについては、さらに多額と推測できます。年収の30~50%がボーナスとすると、1,000万円を超える人も多いでしょう。

また、ボーナスは年に1回支給されます。支給額は年に2回の評価会議によって決まります。

PwCの残業代は5~15万円|残業時間は平均51.8時間

PwCコンサルティングでの残業代は5~15万円程度で、平均残業時間は51.8時間です。みなし残業代が30時間分基本給に入っており、30時間を超えて残業をしないと、残業代がつきません

みなし残業時間は年々変わっており、2018年ではみなし残業が50時間だったという口コミも散見されました。

PwCコンサルティングの福利厚生

福利厚生一例 ・年次有給休暇
・各種社会保険加入
・退職金制度
・慶弔見舞金
・資格取得支援制度
・ベビーシッター補助
・カフェテリアプラン
・カウンセリング制度

PwCコンサルティングは、各種社会保険への加入や退職金制度など、基本的な福利厚生が揃っています

中でもカフェテリアプランは、旅行や健康維持のための、物品購入などに使えるポイントが付与されるものです。健康診断での追加検査など、様々な用途に使用でき、非常に充実しています。

資格の取得や育児にも補助があり、スキルアップをしたい人や、子供ができた人も安心でしょう。

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PwCコンサルティングはどんな会社|事業・仕事内容

PwCコンサルティングはどんな会社|事業・仕事内容

PwCコンサルティング合同会社は、PwC(プライスウォーターハウスクーパース)の、日本におけるコンサルティング会社です。PwCはロンドンに本拠地を置く、プロフェッショナルサービスファームです。

企業の成長戦略の策定から実行までをサポートする、総合的なコンサルティングサービスを提供しています。

ストラテジーコンサルティング

サービスおよびプロダクトのデジタル化に向けた支援や、デジタルサービス/プロダクトを、いち早く市場に投入して成長させるための支援、進化し続けるデジタル技術に即応するための支援を行います。

デジタル化で行うのは、ビジネスモデルを転換するための構想策定や、迅速なプロトタイピングでの価値検証です。サービスの市場投入以降の改善や成長まで支援します。

参考:PwCコンサルティングホームページ

マネジメントコンサルティング

バリューチェーン全体をカバーするサービスで、顧客・クライアントを理解したエキスパートが、プロジェクトの企画から実行までを支援します。

生産性向上や変化への対応に加え、ダイバーシティやSDGsと言った要素についても、実現させるために、オペレーションの高度化を行っています。

参考:PwCコンサルティングホームページ

テクノロジーコンサルティング

先端テクノロジーの力を使い、デジタル化した社会の中で、俊敏性と柔軟性に富んだ未来志向の成長戦略を打ち出せるように、企業側を支援しています。業務の効率化やコスト削減が対象です。

参考:PwCコンサルティングホームページ

エクスペリエンスコンサルティング

PwC独自のアプローチで、ビジネスモデルからプロダクト、サービス、ブランドの開発までデジタルテクノロジーの力で実現を目指すサービスです。

「直感的に面白く、これまでにない顧客体験」を創造することを目的としています。経営ビジョンの策定やAIの活用までを行います。

参考:PwCコンサルティングホームページ

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PwCコンサルティングの口コミ

PwCコンサルティングの口コミ

年収・昇進についての口コミ

入社してまだ数年ですが、同年代で日系企業で働く人と比較すると、かなり高い年収をもらっていると実感できます。

引用:コエシル

年に2回上層部による評価会議があり、昇進の有無が決定する。

引用:コエシル

ある程度昇進するための目標は定まっていますが、正直それだけで評価が決まってる感じはしません。上司の裁量が大きく、気に入られ度合いでかなり評価が変わると思います。

引用:コエシル

PwCコンサルティングの年収は、同年代の日系企業で務めている人と比較すると、かなり大きな額が貰えるようです。半年に1回の昇進チャンスがありますが、評価が属人的なため平等感が薄いという声があります。

仕事内容に関する口コミ

グローバルなコンサルファームのため、海外の支社と合同で案件に参画することもしばしば。語学力を磨くだけでなく、交友関係が広がったり情報交換ができたりなど、刺激を受けることが多い。

引用:コエシル

入社して間もないうちから、責任が問われる仕事に挑戦できる機会があります。正直大変でしたが、やり遂げた後の達成感が大きく、仕事のモチベーションに繋がりました。

引用:コエシル

クライアントから感謝してもらったり、難しいプロジェクトをやり切ったりしたときは、やりがいや達成感を得られます。

引用:コエシル

PwCコンサルティングは、世界中にグループ企業があるので、グローバル案件が多いです。海外支社と合同で仕事を進める機会もあり、刺激を受けられるといった口コミが散見されます。

また、若いころから裁量権が大きく、自分で考えて仕事を進められることが働きがいに繋がってるようです。プロジェクトをやり切ったときやクライアントから感謝されたときには、大きな達成感を得られます。

社風に対する口コミ

職場の雰囲気は、部署によって大きく異なる。風通しが良く活気のある職場があれば、人間関係がドライで殺伐とした雰囲気の職場もある。

引用:コエシル

人間関係がかなりドライだったので、自分には合わなかったです。オフィスや部署によって変わるかもしれません。

引用:コエシル

女性管理職の割合が増えており、女性の採用強化に努めている印象を受ける。直近の採用では、男女比がさほど変わらなかったらしい。
産休や育休にも柔軟に対応できる体制が整っており、コンサルファームの中でも女性が働きやすい環境に優れていると感じる。

引用:コエシル

PwCコンサルティングの社風は、部署によって異なるようです。風通しが良いという口コミもあれば、人間関係がドライという声も散見されます。

また、PwCコンサルティングではダイバーシティへの取り組みを推進しています。女性の採用や管理職への登用を強化しており、働きやすい環境づくりに注力しているようです。

PwCコンサルティングへ転職をするには

PwCコンサルティングへ転職をするには

転職エージェントから応募【おすすめ】

PwCコンサルティングへの転職は、転職エージェントからの応募がおすすめです。応募書類の書き方指導や面接対策、面接の日程調整や給与交渉まで、応募者と企業の間に入ってサポートしてくれます。

中でも、アクシスコンサルティングは、コンサルタント業に特化したエージェントで、非常におすすめです。ビズリーチのような、ハイクラス企業への転職実績が多いエージェントもおすすめです。

コンサルタントを目指している人は、まずアクシスコンサルティングに登録しておくと、同業種の紹介を受けられます。

転職サイトから応募

転職エージェントに次いでおすすめなのは、リクナビNEXTdoda(デューダ)などの転職サイトを使った応募です。転職サイトでは、PwCコンサルティングの求人情報を自分で探して応募します。

転職サイトのお気に入り登録や、通知機能などを使えば、応募ややり取りをスムーズに進められます。

ただし、PwCコンサルティングのような大企業は、非公開求人として募集することが多く、求人情報が見つからない可能性もあるので注意が必要です。

コーポレートサイトから応募

PwCコンサルティングのコーポレートサイトから応募することもできます。企業のリクルートページから応募するやり方です。

ただし、企業HPからの申し込みは応募者が殺到し、難易度が高くなるのでおすすめしません。まずは転職エージェントに登録し、プロのサポートを受けながら有利に転職活動を進めましょう。

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PwCコンサルティングに関するよくある質問

PwCコンサルティングは激務?

PwCコンサルティングは、ジョブやプロジェクトによっては激務になる可能性があります。スタッフ職は比較的休みをとれますが、管理職になると夜遅くまで残業になる場合もあるようです。

PwCコンサルティングの採用大学は?

PwCコンサルティングでは、採用に関して高学歴にこだわりません。しかし、実際に採用されている人は、高学歴であるケースが多いので、偏差値の高い大学の人が有利です。

中途採用での入社は可能?

PwCコンサルティングは、中途採用も行っています。研修カリキュラムが設定されており、コンサル未経験者にも十分な教育が施されます。

研修はかなりのボリュームなので、心が折れてしまう人もいるようです。

離職率はどれくらい?

PwCコンサルティングの正確な離職率は、公表されていません。人員の流動が激しく、企業口コミサイトから推測すると、離職率は30%程度と考えられます。

なお、ボーナスの支給月である7月には退職者が増えるようです。

まとめ

PwCコンサルティングの平均年収は930万円で、日本の平均年収である458万円の倍以上です。初任給でも550万円を稼げるので、かなり高水準な収入と言えます。

ボーナスの比率が高く、自身の業績によって年収が上がることに働き甲斐を見出している人もいました。プロジェクトの合間に長期休暇を取れる場合もあり、ワークライフバランスは悪くないです。

PwCコンサルティングに転職するなら、コンサルの転職に強いアクシスコンサルティングか、ハイクラス求人が多いビズリーチに登録するのがおすすめです。

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