「パナソニックの転職に成功したい」
「パナソニックで後悔してる人はいる?」
パナソニックは売上高7.3兆円を超える日本屈指の電機メーカーですが、中途転職が厳しいことも有名です。そこで当記事では、パナソニックの転職に有利になれる情報や注意点を、口コミや決算資料などを用いて解説します。
パナソニックの年収や仕事情報、受かる人の特徴や向いていない人についてもまとめているので、自分にあった転職をする参考にしてください。
パナソニックへの転職を考えているなら転職エージェントの利用がおすすめです。ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトは、パナソニックといった大企業の求人を多く保有しており転職実績も豊富なので、ぜひ利用してください。
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リクルート ダイレクトスカウト |
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- キャリハイ@編集部
- 「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。
目次
転職の前にパナソニックの会社概要を把握
正式名称 | パナソニックホールディングス株式会社 |
---|---|
取締役社長 | 楠見雄規 |
本社住所 | 大阪府門真市大字門真1006 |
設立 | 1935年12月15日 |
業種 | 電気機器 |
従業員数 | 連結109,700名(2021年3月31日) |
平均年齢 | 42.2歳 |
平均勤続年数 | 16.5年 |
ホームページ | パナソニックのHP |
パナソニックは東証プライムに上場している、電気機器メーカーの大手です。売上高7.3兆円、純利益2,553億円を誇り、日本全企業の中でもトップレベルの優良企業だと言えます。
家庭用家電は世界中で使われていることはもちろん、情報通信機器や住宅設備、さらに法人向け製品を数多く開発し、業界シェアは国内第3位です(1位は日立製作所)。
2022年度は原材料高騰で減益ですが、影響は一時的で水素型燃料電池など将来性ある事業への取組んでいるため、今後も安心です。
大企業の中途採用は狭き門
パナソニックなどの大企業への転職は難易度が高いです。中途採用の募集がそもそも少なく、転職希望者も多いからです。求められるスキルも求人によって多種多様です。
大企業の中途採用に興味があれば「転職エージェント」を活用しましょう。パナソニックなどの大手企業は、転職エージェントを通して時期を問わず採用をおこなっている場合があります。
特におすすめのサービスは「ビズリーチ」です。商社をはじめとした大手への転職や、キャリアアップしたい人向けのサポートに定評があります。
パナソニックの平均年収は758万円
2022年度有価証券報告書では、パナソニックの平均年収は758万円です(ボーナスや残業代含む)。日本の平均年収458万円(出典:国税庁)と比較すると、高給であることがわかります。
パナソニックはホールディングス制であり採用の窓口は広く、中途採用や第二新卒であっても、転職によって給与が上がる可能性は高いです。
パナソニックの年齢別平均年収
年齢 | 平均年収 | 月給換算 |
---|---|---|
25歳~ | 558万円 | 46.4万円 |
30歳~ | 692万円 | 57.5万円 |
35歳~ | 758万円 | 63.1万円 |
40歳~ | 801万円 | 66.7万円 |
45歳~ | 827万円 | 69.5万円 |
50歳~ | 875万円 | 72.8万円 |
55歳~ | 841万円 | 70万円 |
パナソニックの年齢別平均年収を、IRと年齢別階層年収(国税庁)をもとに算出しています。パナソニックでは30代になると年収は大きく上がり、750万円を超える計算になります。
40代では年収800万円を超え、役職がつけば1,000万円クラスの給与所得を得られます。
ビズリーチ |
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パナソニックの転職難易度は高い
パナソニックは、応募資格が職種ごとに厳しく定められているので、転職難易度は高いです。採用サイトに常に最新の募集職種と応募要件が掲載されているので、チェックしておきましょう。
難易度は高いながらもグループ企業が非常に多く、中途採用比率も高い時は半分程度の年もあり、門戸は狭くありません。自分の得意を活かして活躍できるかもしれないので、募集職種は細かく確認することをおすすめします。
同時に受けるべき同業界企業ベスト5
企業名 | 売上高 | 平均年収 |
---|---|---|
ソニーグループ | 9.9兆円 | 1083万円 |
東芝 | 3.3兆円 | 892万円 |
日立製作所 | 10.2兆円 | 897万円 |
富士通 | 3.5兆円 | 858万円 |
日本電気(NEC) | 3兆円 | 814万円 |
パナソニック | 7.3兆円 | 758万円 |
パナソニックに転職を考える場合、同業界企業も受けることもおすすめです。競合を調べたり、先に選考を受けることで面接対策になり、さらに年収交渉などの比較にも使えるのでおすすめです。
転職成功率を高めるならエージェントを使う
パナソニックは転職難易度が高く、対策なしで応募しても採用される確率は低いです。大手転職エージェントは大企業とのコネクションが強く、面接も熟知しているため転職成功率を高めてくれるので必ず利用しましょう。
特にハイクラス転職に強いビズリーチやリクルートダイレクトスカウトは、パナソニックへの転職実績も豊富で、まず利用すべき転職エージェントと言えます。
ビズリーチ |
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リクルート ダイレクトスカウト |
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レバテック キャリア |
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パナソニックの求人情報と仕事内容
パナソニックは、最新の求人情報を採用サイトに掲載しています。給与は全てが応相談となっていて不透明なので、まず転職エージェントに確認をとってから応募するのが賢明です。
IoT製品のセキュリティ評価【PHD技術部門】
職務内容 | サイバー攻撃者と同じ視点でIoT製品/サービスの脆弱性評価手法の開発と評価の実施、検出した脆弱性の解析と対策仕様の策定を実施頂き、パナソニックグループが提供するIoT製品/サービスのセキュリティ耐性確保に取り組んで頂きます。 ・市場で明らかになったサイバー攻撃をやパナソニックグループが提供する新しいIoT製品/サービスを調査、分析し、脆弱性評価の手法を開発(評価対象:IoT製品、Webアプリケーション、スマートフォンアプリ等) ・開発した脆弱性評価手法に基づく、出荷前のパナソニックグループのIoT製品/サービスの脆弱性評価 ・市場で明らかになった脆弱性の課題の原因解析と、その対応策の立案 ・パナソニックグループ内で開発されたIoT製品/サービスに対するリスクアセスメント手法を活用し、開発部門の企画段階でのセキュリティ対策を支援 |
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応募資格 | 【必須】 ・電気や化学などの基礎知識 【歓迎】 ・電池やその材料に関する知識や経験 ・開発現場や製造に携わった経験のある方 ・MOT知識など企画業務に関する知識や経験 ・英語や中国語でのコミュニケーション力、海外駐在の経験のある方 【人柄・コンピテンシー】 ・電池やエネルギー分野に関して興味のある方 ・周囲とコミュニケーションがスムーズにとれる ・最先端の研究・技術に好奇心を持ち、学ぶ姿勢のある方 ・積極的に自らの提案や行動をおこせる方 |
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待遇 |
【給与】
応相談 【勤務時間】 9時から17時30分 ※一部、フレックスタイム制度・裁量労働制有り(標準労働時間/1日7時間45分) 【勤務形態】 リモートワーク可・頻度は担当する業務により週1~5日(ただし、業務に慣れるまでは出社して頂くこともあります) |
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募集企業 | パナソニック ホールディングス株式会社 |
リチウムイオン電池セルおよび新電池の技術企画業務【PEC技術・モノづくり戦略室】
職務内容 | 地球環境規模での環境問題に対応するため、あらゆるモビリティの電動化が進む中で、電池に求められる水準が高まっています。将来のエナジー技術の方向性を定め、最先端の技術開発を推進し、管理していく事が技術企画部のミッションです。 ・電池やエネルギー分野の現状、将来技術の調査とベンチマーク ・社内外の共同開発、連携先を探索し、推進 ・社内のプロジェクトやワーキンググループの運営 ・研究開発テーマや進捗の管理、報告資料の作成 ・社外への情報発信(学会発表、セミナー、Web) |
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応募資格 | 【必須】 ・サイバーセキュリティの知見 ・サイバー攻撃を考慮した製品開発または評価業務の経験 【歓迎】 ・クラウドを利用したシステム開発の経験 ・車載機器の開発経験 【人柄・コンピテンシー】 ・周囲とコミュニケーションがスムーズにとれる ・他の研究・技術をリスペクトし、常に学ぶことができる ・積極的に自ら研究テーマや新規プロジェクトの提案ができる ・チームマネジメントに関し、積極的にリーダーシップが取れる ・能動的、主体的に活動し、最後までやり遂げる強い意志(やる気)をお持ちの方 |
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待遇 |
【勤務時間】
8時30分から17時 ※一部、フレックスタイム制度・裁量労働制有り(標準労働時間/1日7時間45分) 【勤務形態】 出社とリモートワークの併用 |
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募集企業 | パナソニックエナジー株式会社 |
人事部門
職務内容 | ■人材リソース戦略:事業に求められる人材リソース戦略(採用、育成、人材交流など)の立案、推進 ■タレントマネジメント:グローバル経営を担うリーダーの確保・育成と最適配置の推進とその仕組みづくり。それらを支える人事関連制度、報酬制度の構築、運営 ■人材開発:人材のパフォーマンス最大化に向けた、モチベーション、スキル向上策の推進 ■組織開発:組織パフォーマンス最大化に向けた組織課題の見える化と課題解決に向けた組織プロセスへの参画、ラインマネジメントの支援 ■風土づくり:多様な人材が、イキイキと働くことができる仕組み、環境の整備。また信頼の絆で結ばれた労使関係の構築。・安全・快適に働くことができる職場環境づくりを目指して、労務、安全衛生リスクに対する未然の防止と対策、職場支援を実施 ■制度:上記を推し進める上での基本となる人事関連諸制度の制定と改廃及び運営 |
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応募資格 | 【必須】 ・人事経験(3年以上) ・上記仕事内容に関するいずれかの知識と経験 ・海外事業への興味、関心 【歓迎】 ・TOEIC 750以上(特に海外会社支援業務について) ・工場や事業部等(本社以外)での人事業務経験 ・海外勤務経験 |
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待遇 |
【給与】
応相談 【勤務時間】 9:00〜17:30(実働:7時間) ※フレックスタイム制(標準労働時間 7時間45分、コアタイムなし) |
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募集企業 | パナソニック ホールディングス株式会社 パナソニック株式会社 パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社 パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社 パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社 パナソニック コネクト株式会社 パナソニック インダストリー株式会社 パナソニック エナジー株式会社 パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社 |
パナソニックへの転職は後悔する?社員の口コミ評判
パナソニックの転職は、口コミを見る限りおすすめできます。特に給与の減額幅が小さく、ワークライフバランスを保ちながら安定して働けます。
後悔しない転職をするためにも、OpenWorkやライトハウスなどの口コミサイトを見ることで、求人票に現れない企業実態を見ることが可能です。
年収などの給与面
基本的には、年功序列で給料が上がっていきます。30歳付近で大きな昇給があります。管理職になれば900~1,000万円くらい。全体的に、給与水準はかなり高いと思います。
引用:コエシル
給与水準は、他のライバル企業と比べても高いと思います。仕事があまりできない人でも、減給されることはほとんどありません。
引用:コエシル
パナソニックは長年勤めることで、大きな収入を見込め、給与ダウンも少なく安定して高年収を稼げます。景気によってボーナスや福利厚生の削減される可能性はありますが、安定して高いレベルの基本給を得られます。
働きがいやキャリアアップ(成長)
チームでアドバイスをしあいながら仕事に取り組める環境があります。大企業だけあって優秀な人もいるため、人を見て学ぶこともできます。上司への相談もしやすいです。職場環境はかなり良いでしょう。
引用:コエシル
大企業のため、事業所や部署ごとに業務内容は分けられています。配属先の専門的な知識やスキルは身に付きますが、ベンチャー企業のように幅広い仕事に携わることは難しいです。さまざまな仕事に取り組みたいなら、自らアピールしていく必要があります。
引用:コエシル
パナソニックでは、チームでモノづくりを行う達成感があり、研修も充実しています。中途であってもしっかりとした研修を受け、裁量ある仕事を行えることで、自身の成長を期待できます。
反面、大企業であるため職務内容は細かく分けられており、ベンチャーのように1から10まで仕事に携わるのは難しいです。関わる職務の範囲は限られるので、幅広く経験を積みたい方には向かないでしょう。
入社後に気づいたこと
異動が多いので、個人的にかなりきついです。3年に1度は異動があるイメージで、異動ごとにはじめから交流を深めなきゃいけないのが一番苦労します。
引用:コエシル
部署によって働き方や雰囲気が大きく違う。トップダウンが強い職場もあれば、風通しの良い職場もあった。過去には、転勤を強いられたこともある。安定して稼ぐには異動や転勤を覚悟しておくべき。
引用:コエシル
パナソニックへの転職では、遠方含めて異動が多いことや、配属部署によって労働環境など雰囲気が異なる点に注意が必要です。社内公募で異動はできますが、転勤を強いられることもあることは留意しましょう。
パナソニックに向いている人の特徴
ものづくりにチャレンジしたい人におすすめ
パナソニックは、製造業の幅が広く、社内での異動はオープンに行えます。豊富な製品から読み取れるビッグデータも豊富にあり、国内中小企業ではできない挑戦が可能です。
一方で、ベンチャーに比べれば個人の業務範囲は狭いので、幅広い仕事に携わりたい人には向いていないかもしれません。安定してものづくりにチャレンジする人におすすめです。
着実に収入を高めたい人におすすめ
年齢 | 平均年収 | 月給換算 |
---|---|---|
25歳~ | 558万円 | 46.4万円 |
30歳~ | 692万円 | 57.5万円 |
35歳~ | 758万円 | 63.1万円 |
40歳~ | 801万円 | 66.7万円 |
45歳~ | 827万円 | 69.5万円 |
50歳~ | 875万円 | 72.8万円 |
55歳~ | 841万円 | 70万円 |
パナソニックは、20代の内から平均以上の年収を期待でき、勤務年数を重ねることで着実な昇給も見込めます。ただし評価制度は近年、実力主義に変わりつつありますが、年功序列の傾向が強いです。
一定の歳にならねば昇格試験を受けられないなど、成果を挙げて早い内から昇給したい人には不向きです。着実な昇給ができる企業のため、安定して高収入を得たい人におすすめです。
ホワイトな職場環境で働きたい人におすすめ
休暇 | 完全週休2日制、祝日、年末年始休暇、夏季休暇、慶弔休暇、節目休暇、ファミリーサポート休暇 等 |
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福利厚生 | 【制度】持株制度、財形貯蓄制度、企業年金制度、カフェテリアプラン(選択型福利厚生制度)、社内製品従業員購入制度 等 【施設】独身寮、社宅・住宅費補助、保養施設、医療施設 等 |
教育制度 | 【国内】新入社員研修、職能(職種)別・事業場別・階層別研修、各種社外研修、ビジネスリテラシー、リベラルアーツなど無償eラーニング 等 【海外】海外留学制度、海外トレーニー制度、海外研修 等 |
社内制度 | 社内公募制度、eアピール制度(社内FA制度)、社内複業制度、社外留職制度、キャリア&ライフデザインセミナー、ワーク&ライフサポート勤務 等 |
パナソニックはホワイトな職場環境で働きたい人にもおすすめです。残業時間は月26時間ほどで平均的ですが、休日は年間126日以上あり、年間25日ある有給の消化率は70%前後で日本の平均を上回っています。
給与の他、年間12万円のカフェテリアプランの支給や製品の割引購入、海外研修などの制度も充実しています。また、フレックス勤務の利用率は66.1%、リモートワークの利用率は23.1%と、自由な働き方の制度も整っています。
安定して高年収を見込めるだけでなく、労働環境や福利厚生も整っており、ホワイトに働きたい人におすすめです。
幅広く活躍して稼ぎたい人には不向き
パナソニックは、幅広い領域で活躍して、早い内に大きな収入を得たい人には不向きです。個人が関わる事業領域は限られており、評価も年功序列の傾向が強く、20代で年収1,000万円などは望めません。
ベンチャーのようにビジネス全般に関わり、成果を挙げて早期に昇進・昇給を目指すのではなく、一つに集中して取り組み、着実に昇給していきたい人に向いています。
パナソニック転職の注意点
40代以上だと給与が上がりにくい
他社の給与事情は分からないが、給料は高いと思う。年功序列のため、長く働けば多くの収入を得られる。ただ、40代になってからは昇給幅が狭くなった。ある程度の年齢になってからは、役職に就かないと大幅な昇給は厳しい。
引用:コエシル
パナソニックは、40歳程度で給与が頭打ちになり、給与が上がりにくい点には注意が必要です。普通の評価では給料が下がるようになり、周りを超える成果を挙げなければ、昇給はありません。
それでも日本の平均を大きく超える収入は可能ですが、年収1,000万の大台を超えるのは、役職を上げなければ難しいです。
技術者としてのスキル向上を図りにくい
研修も大変で、仕事についていくのがやっとでした。スキルアップはできると思いますが、通常業務以外の時間で勉強しないといけないので、かなりつらかったです。
引用:コエシル
パナソニックは、部署によってはスキルの向上を図りにくい点に注意が必要です。実務ではなく、書類作業や社内調整などの雑務に追われ、成長が難しい場合があるようです。
社内の手続きが多い
悪い意味で決まりが多いです。社内手続きに追われ、次の仕事に進めないということも多々あります。大企業ならではの問題だとは思いますが、今の勤め先はその度合いがかなり大きいと感じます。
引用:コエシル
パナソニックは、社内の調整や申請などの手続きが多いです。意思決定の遅さはパナソニックに限らず、大企業に共通する欠点であり、ベンチャーのようにスピード感を持って働きたい人には向いていません。
パナソニックに受かりやすい人
夢が明確な人
パナソニックで成し遂げたいことが明確な人は、選考に通りやすいです。自身の夢や志を、パナソニックの技術や人材などを活かして実現したい人を、パナソニックは求めています。
パナソニックへの入社がゴールになっている人は、選考に通過できませんし、入社しても活躍できません。自身の夢・目的のために、パナソニックを利用する気概のある人が、パナソニックに受かりやすいでしょう。
専門性で活躍したい人
高度な専門性を持つ人は、パナソニックに転職しやすいです。パナソニックでは価値創出強化を目指し、2015年から開始している「高度専門職制度」を2021年に拡大し、専門性のある人材の採用に注力しています。
特にパナソニックでも追いつけていない、新分野の技術のある人のニーズは高く、選考を有利に運べるでしょう。
面接対策を転職エージェントで行う人
ビズリーチやリクルートダイレクトスカウトなどの転職エージェントを使うことで、転職成功率を格段に上げられます。
世の中には、パナソニックの選考情報や面接対策がありますが、情報はどうしても過去のものになってしまいます。共通する部分はあるでしょうが、実際の選考時に過去と同じ対策で通用するとは限りません。
転職エージェントなら、パナソニックともつながりがあり、最新・未来の選考に関する生の情報を得られます。実際に選考を受けるに当たっての、最新の採用情報や面接対策を無料で得られるため、使わない手はありません。
パナソニックへの転職方法5選と選考フロー
パナソニックへの転職方法とおすすめ度
方法 | おすすめ度と理由 |
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転職エージェント (ビズリーチ) |
【おすすめ度:★★★★★】 ・社内事情に精通している ・面接対策など連絡を無料サポート ▶おすすめ転職エージェント27選 |
転職サイト (doda転職) |
【おすすめ度:★★★☆☆】 ・同業他社の情報もチェックできる ・応募から内定まですべて自力 |
転職相談会 | 【おすすめ度:★★★☆☆】 ・採用担当に質問可能 ・情報収集だけするならおすすめ |
採用サイト | 【おすすめ度:★★☆☆☆】 ・登録して放置しておくだけ ・差別化が難しく面接に至りにくい |
合同選考会 | 【おすすめ度:★★☆☆☆】 ・事業部別プレゼンを聞ける ・応募資格を満たさないと参加不能 |
パナソニックでは、採用ページなど職務経歴などをキャリア登録することで、スキルや職歴にマッチした職種の求人があった際に連絡がくるというシステムがあります。
登録した情報は1年間有効ですが、多くの転職希望者の中で登録した内容だけで差別化することは難しく、書類審査で足切りされてしまうことが多いです。
面接対策や生の職場の情報を知るためには、転職のプロであるエージェントへの登録が、ベストな転職方法と言えます。ハイクラス転職に強いビズリーチやリクルートダイレクトスカウトなどを利用しましょう。
パナソニックの選考の流れ
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STEP1
応募
パナソニックホームページの採用サイトや転職サイト、エージェント経由で希望の職種にエントリーします。
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STEP2
書類選考
人事及び募集部門で書類選考が行われます。2~3週間程度で合否判定がでますが、応募が殺到していたり、大量採用時期と重なると時間がかかる場合があるので注意です。
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STEP3
一次面接
パナソニックでは、現職の就業後も面接を行ってくれます。面接の合否判定は1~2週間が目安です。
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STEP4
適性検査と二次面接
一次面接を通過するとWEB上で適性検査を行います。その後二次面接を行い、選考を通過すれば内定です。
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STEP5
内定(入社)
多くの部門で2時面接を合格することで、無事内定にいたります。事前に相談していた入社日や細かな書類記入を行ってジョインしましょう。
パナソニックに転職したいならエージェントを使う
転職エージェントは、転職方法と企業情報に精通したプロ集団です。転職のプロ(キャリアアドバイザー)が、パナソニックでの適正判断やおすすめ求人探し、面接の日程調整、年収交渉まであらゆるサポートをしてくれます。
転職サイトや採用サイトからの応募は、求人応募や人事とのやり取りなどを全て自分で行います。転職成功・失敗に関わらず、最後まで無料で利用できるので、プロのサポートがあるエージェント経由の転職の方が成功率は高いです。
特にビズリーチはヘッドハンターや優良企業からの直接オファーを受けられるおすすめのサービスです。中でも、プラチナスカウトは内定率が高く、転職成功には登録必須と言えます。
パナソニックへの転職におすすめの転職エージェント
転職サービス | 特徴 |
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ビズリーチ |
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リクルート ダイレクトスカウト |
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レバテック キャリア |
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アクシス コンサルティング |
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ビズリーチ
年収1,000万円以上からの支持No.1転職サービス
(出典:ビズリーチ)
ビズリーチのポイント
- 求人の3分の1が年収1,000万円以上
- 企業やヘッドハンターからスカウトされる
- 優良企業と直接コンタクトが取れる
主な特徴 | |
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おすすめ年代 | |
求人数 |
83,279件 |
非公開求人数 | 非公開 |
未経験求人 | |
料金 | 無料 ※一部有料サービス有り |
エリア |
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ビズリーチのメリット
- 厳選された優良企業からオファーがくる
-
ビズリーチは、厳選された優良企業やヘッドハンターから直接オファーメッセージが届く転職サービスです。
普通の転職サイトは、自分で企業を探すことが求められますが、ビズリーチは過去の経歴やスキル、希望条件をもとにスカウトメッセージがきます。
- 年収600万円以上を狙える
-
ビズリーチは、年収600万円以上を狙いやすい転職サービスです。ハイクラス層を主なターゲットとしており、求人の3分の1が年収1,000万円以上です。
現在の年収が600万円未満でも問題なく登録でき、年収アップを狙えます。スカウトがどれくらいくるかで、自分の市場価値を確認することもできるので、まずは登録してみるのをおすすめします。
- 有料プランでハイクラス求人が紹介される
-
ビズリーチは、税込3,278円/月または5,478円/月の有料プランに登録すると、年収1,000万円以上の求人を紹介してもらえるようになります。
ただし、無料プランでも十分なサービスを受けられるので、基本的には無料プランで問題ありません。より高年収を目指したい方、無料プランで満足できない方は有料プランも検討してみましょう。
- 年収1,000万円以上の支持率No.1
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コンサルティング会社のシード・プランニングが行った転職サービスに関する調査によると、ビズリーチは年収1,000万円以上のビジネスパーソンが選ぶ「最も満足度が高い」転職サービスでNo.1を獲得しました。 (出典:PRTIMES)
ビズリーチのデメリット
- キャリアに自信が無い方は不向き
-
ビズリーチは、キャリアに自信の無い方は不向きです。ハイクラス求人を中心に扱っていることもあり、経験や実績が強く求められます。
スキルや経験に自信が無い方は、総合型転職エージェント「マイナビエージェント」や「dodaエージェント」がおすすめです。
- 審査に通る必要がある
-
ビズリーチを利用するためには、審査に通る必要があります。審査基準は公表されていませんが、ハイクラス求人を中心に扱うことから、職歴が浅い方や年収が低い方は審査落ちする可能性が高いです。
審査落ちしても、職務経歴書の内容を修正すると、再審査を受けられます。ビズリーチの審査に通らなければ、リクルートダイレクトスカウトなど他の転職エージェントを検討しましょう。
ビズリーチの評判と口コミ
リクルートダイレクトスカウト
ハイクラス向けの転職エージェント
リクルートダイレクトスカウトのポイント
- 年収800万円を超えるハイクラス求人多数
- 転職決定年収が平均900万円以上
- ヘッドハンターが3,000名以上在籍
主な特徴 | |
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おすすめ年代 | |
求人数 |
182,422件 |
非公開求人数 | 非公開 |
未経験求人 | |
料金 | 無料 |
エリア |
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リクルートダイレクトスカウトのメリット
- 質の高いハイクラス求人が豊富
-
リクルートダイレクトスカウトは、質の高いハイクラス求人が豊富です。年収800万円を超える管理職・専門職の求人から、年収2,000万円以上のCEO求人など多数掲載されています。
誰もが知る大手企業や、非公開の優良求人に応募できるのが、リクルートダイレクトスカウトの強みです。
- 登録後はスカウトを待つだけでOK
-
リクルートダイレクトスカウトは、登録したらスカウトを待つだけでOKです。スキルや経歴をまとめた匿名レジュメを見て、ヘッドハンターや企業から直接スカウトを受ける仕組みです。
ヘッドハンターは3,000名以上在籍しており、自分に合った仕事を代わりに探してくれます。担当するヘッドハンターは、自分で指名して依頼することも可能です。
- 顧問として働くチャンスがある
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リクルートダイレクトスカウトでは、知識や経験を活かして企業を支援する「顧問求人」のスカウトサービスを開始しています。近年、多くの企業で「顧問」人材が求められています。
顧問求人を受けることで、これまで培ったスキルや経験を他企業で活かすことができ、副収入を得られるメリットがあります。
リクルートダイレクトスカウトのデメリット
- 転職サポートが無い
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リクルートダイレクトスカウトは、一般的な転職エージェントにある転職サポートがありません。書類準備や面接対策などが受けられないので、自分で準備する必要があります。
転職経験が浅く、書類や面接対策に不安がある方は、転職サポートが充実している転職エージェントも併用しましょう。無難におすすめなのは「マイナビエージェント」と「dodaエージェント」です。
- すぐに転職したい人は不向き
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リクルートダイレクトスカウトは、すぐに転職したい人には不向きです。ヘッドハンターや企業からのスカウトを待つ仕組みなので、自分のペースで動きにくいのがデメリットです。
また、ハイクラス求人が多いこともあり、年収が低い人やスキル・経験が浅い人はスカウトがなかなか来ない可能性もあります。
リクルートダイレクトスカウトの評判と口コミ
パナソニックに未経験採用や第二新卒採用はある?
パナソニックに未経験転職はできる?
文系領域では、未経験でも応募可能な求人は出ています。技術分野の専門知識が必要な理系領域では、未経験向けの求人はありません。
パナソニックに第二新卒枠はある?
パナソニックは第二新卒採用を別に行ってはいませんが、新卒への応募が可能です。年齢制限はないので、未経験の第二新卒でパナソニックでのキャリアを始めることも可能です。
パナソニックは中途採用に積極的?
パナソニックは経験者採用も積極的に行っています。近年でも多い年は中途採用率が半分の時もあり、中途は転職できない、中途は入社後に不利といったことはありません。
パナソニックに30代以上の転職はきつい?
公式では年齢制限は設けておらず、30代や40代でも応募は可能です。ただし、転職では一般的に、年を重ねる程に相応のスキルや経験が求められるため、20代に比べて選考では厳しく見られるでしょう。
まとめ
パナソニックは日本を代表する大企業で、転職の難易度も高いです。高年収や充実の福利厚生などは魅力ですが、技術系では未経験者の採用は行っておらず、文系職への未経験転職でも高いポテンシャルが求められます。
ただし、中途の採用自体は積極的に行っており、数百名の採用枠があります。パナソニックへの転職成功のためには、パナソニックでのキャリアビジョンを明確にし、転職エージェントを活用しましょう。
中でも、ハイクラス求人の多いビズリーチやリクルートダイレクトスカウトは、パナソニックへの転職実績もあるためおすすめです。