大企業に入って、定年まで働き、退職金をたくさんもらって、老後を迎えるという考えが主流ではなくなったものの、退職金を考えることは生涯年収にも多く関わるため、重要なことだ。
一方で、退職金を考えすぎて転職がしにくくなってしまっている人は結構多くいるだろう。実際には転職をしたほうが最終的な自分の市場価値を上げられ、結果的に能力も生涯年収も上げられる場合もある。
本記事では退職金がある会社からない会社に転職することについて書いてみた。
退職金がある企業に転職したいと考えている人はまずビズリーチに登録しよう。取り扱っている求人数がとても多いし、退職金事情についてコンサルタントも把握しているのでおすすめだ。
他にも業界大手のマイナビエージェントでも、退職金を多くもらえるような大企業の求人を多く取り扱っているので登録しておくと良いだろう。
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目次
転職をすることで退職金がなくなることが不安
そもそも退職金とは?
退職金とは退職に際して、勤めてきた企業から給付される賃金のことである。退職時にもらえるイメージがあると思うが、若い人でも勤続年数が基準を満たしていれば受け取ることができる。
①退職一時金制度
退職時にまとめて支払われる賃金で各企業の規定に従って支給される。
自分が退職するまで規定が変わらなければ、経営状況が悪化しようがもらえる。
②企業年金制度
まとめてではなく、一定期間にわたって支給される賃金で年金として支給される。
退職金制度は企業によっても大きく制度が異なるため、自分が所属している企業の退職金制度についての規定を確認すると良いだろう。
転職先の企業では退職金がない場合
退職金がある企業から、退職金がない企業に転職する時は不安になるものである。
そもそも転職する前に退職金がある程度もらえるまで転職をしないか、退職金のために転職を諦めるかなどを検討した上での決断となる。
退職金がない企業に転職をするのが不安な人は転職エージェントに相談して、退職金がある企業に絞って転職活動をすればいい。
詳しい条件を確認したいときは転職エージェントが頼りになる
退職金がある会社で働きたいときは、転職エージェントを頼ろう。退職金の有無の他、求人票の給与にインセンティブが含まれているか、残業代が含まれているかなど、詳しい労働条件も確認しながら転職先を検討できる。
特におすすめのサービスは、ハイクラスな求人が豊富な「ビズリーチ」だ。ハイクラスの非公開求人が豊富で、今より退職金や給料を上げられる仕事を探すのに最適だ。
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そもそも退職金がないって違法じゃないの?
退職金は働いているなら絶対にもらえるものだと勘違いしている人は多いが、退職金はすべての企業に存在する制度ではない。企業によって支払われる金額も種類も異なる。
ちなみに従業員の人数が1,000人を超える会社では約9割ぐらいの会社で退職金制度を導入しており、100人未満の企業では約7割程度の会社で導入されている。
退職金がない場合、老後はいくら貯めていればいいの?
自分が働いている企業に退職金がない場合は、お金を貯めるか投資しておく必要がある。60歳で定年になった場合、老後には一世帯あたり年金を除き約3,000万円程度用意しておく必要があると言われている。
老後の年金として現在一世帯あたり月々約19万円程度給付される。一方で月の支出としては平均27万円とされているため、平均で月あたり8万円程度の赤字になると言われている。
8万円分×20年とすると1,920万円、25年になると約2,500万円必要となる。この金額に住宅ローンやリフォーム、車の購入費などを考えて約3,000万円程度必要だと言われている。
退職金がある場合はある程度賄うことができるものの、退職金がない場合は老後を見越して貯蓄しておく必要があるので、確定拠出型年金やNISA、定期預金などを使って貯めておけばいいだろう。
退職金を考えるなら転職をして市場価値を高めよう
退職金の平均は、大企業に大卒で入社してもらえる平均として約2,000万円、中小で約1,000万円程度と言われている。高卒の場合はさらに安くなる。
月々の金額に直すと、65歳定年として、22歳の時に新卒入社した場合は3.8万円、中小企業で1.9万円ずつの貯金だと考えた場合どうだろうか?
そもそも退職金自体は会社が潰れた場合などを考えるとあまり期待できる額とは言えない。
30年以上働かなければ得られないようなお金なのであれば、転職をして今の給料の倍以上の年収にしていくなどを計画したほうがいいと考える。
そもそも退職金を当てにして働く場合は、自分が所属している企業に骨を埋める覚悟がないとあまり大きなリターンは得られないし、今の時代の流れから考えて大企業であっても急に経営が傾くことが容易に発生する。
会社都合で退職金を貰える場合を狙ったとしても、早期に退職した場合はよりお金が必要となるし、その場合、給料は大幅に下がることを覚悟して転職活動をしなければならないため、賢明な判断とは言えない。
ビジネスマンとしてしっかり成果を出して、上場企業の役員クラスになったりしたほうが退職金を考えるよりも多くのお金とスキルアップと経験を得られるはずである。
また、今からマネーリテラシーを上げてお金をより多く獲得できるようにしていけば、退職金よりも多くのお金を蓄えることができるはずである。
市場価値を高めた転職ならエージェントを使おう
市場価値を上げるためには適切な環境に身をおいたほうがいい。情報を多く保有している転職エージェントを通じて転職活動を行ったほうが、自分の市場価値を高めることにつながる。
自分の会社で出世していくことやキャリア形成をしていくことを考えた場合、年収はどれぐらい上がることが見込めるだろうか?
大きく給料を上げることが難しい会社にいて、退職金狙いで会社に居続けることを考えるよりも、自分のキャリアをうまく形成していったほうが最終的にもらえる金額以上に価値があると思う。
まずはビズリーチに登録しておこう。案件数も豊富で、自分の市場価値を知ることができるのでおすすめだ。
また、スカウトメールも受け取ることができるため、転職を考えていなくても自分の市場価値とのバランスを見ながら転職活動ができる。
ほかにも、多くの案件を取り扱っているマイナビエージェントもおすすめだ。エージェントの質が高いので、よりよい転職活動を進めることができる。
コンサルティングファームを見たいという人であれば、アクシスコンサルティングで対策を進めよう。
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編集後記
今回は退職金がない企業に転職することについて書いてみた。
今の時代の流れは早いからこそ、退職金はオプションとして考えるぐらいにしておいて、より多くの年収を得られるように自分の市場価値をどんどん上げていくのが良いだろう。
退職金を当てにして、転職活動を進められないようであれば、具体的な金額を計算して、自分の会社で勤続し続けた場合に得られるお金と、転職をして得られる金額と経験のどちらのほうが価値が高いかを計算してほしい。
すぐ転職するかわからなくても、自分の経験やスキルを高く評価してくれる企業に出会えるチャンスを逃さないように、ビズリーチには登録しておくと良いだろう。
今日は以上だ。