三菱電機に第二新卒で転職できる？難易度や成功のコツを解説

「第二新卒で三菱電機に転職できる？」

「難易度は高い？選考のポイントは？」

三菱電機は国内最大級の総合電機メーカーで、転職先として人気のある企業です。しかし、第二新卒で転職ができるのか、不安になりますよね。そこでこの記事では、第二新卒でも三菱電機に転職ができるのかを紹介します。

難易度や転職するメリット、事業内容なども記載しているので、第二新卒で三菱電機へ転職を目指している方は参考にしてください。

また、転職活動の際は転職エージェントに無料登録しましょう。おすすめは、多くの第二新卒者が転職に成功している「マイナビエージェント」です。専門家による転職サポートや、三菱電機を含む人気企業の求人を紹介もあります。登録しておかないと損です。

三菱電機へ第二新卒での転職はできる？

新卒採用に応募可能

三菱電機は、第二新卒(最終学歴卒業後3年未満)の方も、新卒採用への応募ができます。関連業務の経験があれば、キャリア採用への応募も可能で、新卒採用とキャリア採用の2つの選択肢があるのは有利と言えるでしょう。

第二新卒は基本的に新卒採用へ応募

第二新卒の方は、基本的には新卒採用への応募がおすすめです。キャリア採用では、ほとんどで事業部・職種ごとに必須の条件が設けられており、経験豊富な応募者と競うことになるため、経験の浅い第二新卒は新卒枠での採用を狙うべきでしょう。

第二新卒歓迎の求人も多数

三菱電機は、多くの事業部・職種で募集があり、第二新卒歓迎の求人も多数あります。事務系・技術系問わず募集しており、海外で働ける可能性が高い部署やマーケティングなど人気部署でも、第二新卒歓迎の求人があります。

第二新卒は転職エージェントのサービスを利用するべき

第二新卒の就職・転職には「転職エージェント」のサービスを活用するべきです。実績のあるプロを頼りながら書類や面接の対策をすると、採用の確率が上げられます。

特におすすめなのは、20～30代が信頼するエージェントNo.1の「マイナビエージェント」です。希望の仕事に就けるように親身になってサポートしてくれます！

三菱電機の転職難易度は？

難易度は比較的低い

三菱電機は毎年800～900人の新卒採用を行っており、採用数が多い分難易度は幾分低いと言えます。必要とされるポテンシャルは高いですが、競争相手は新卒が多いため、少ない採用枠を経験者と競う企業と比べれば門戸は広いです。

技術系の採用が多い

三菱電機の新卒採用者の内訳を見ると、技術系の採用数は事務系の3倍です。技術系はそれぞれの専門ごとで採用が分かれるとはいえ、採用数が多く、大学や現職での知識や経験を活かせる分、有利に転職活動を進められそうです。

三菱電機への転職で受かりやすい人は？

三菱電機への転職で有利な業界・職種は？

電機メーカーなど同じ業界の経験や、営業や設計など同じ職種経験があれば有利だと考えられます。技術系なら事前に三菱電機と相談して、配属先を決めてから選考に臨むことができます。

ただし同業界からの転職は、早期退職の懸念を企業に抱かせる恐れもあります。同業界からの転職理由は、知識豊富な転職エージェントと相談しながら考えるのがおすすめです。

未経験からでも転職できる？

未経験でも転職可能です。新卒採用の枠で応募できるため、同じ未経験の新卒応募者とポテンシャル勝負の転職活動が行えます。キャリア採用の場合でも、他業界からの採用実績も多くあり、電機メーカーの経験がなくとも問題ありません。

三菱電機が求める人物像は？

• 強い意志を持ち、自ら行動する人
• 周囲と共同し、より大きな力を生み出す人
• やりとげる責任感を持つ人

三菱電機の求める人物像は、「Changes for the Better」に賛同できることはもちろん、上記3項目を満たす方です。自ら周囲に働きかけ、大きな力を生み出し、最後までやり抜く能力や経験が求められます。

持っていると有利なスキル・資格は？

三菱電機の新卒採用では、選考に関係するスキルや資格はありません。資格の有無よりも、取った目的や資格を活かして行いたいことなど、考え方が評価されます。

語学力も選考には関係しませんが、業務で必要な場面も多いため、英語や中国語ができれば好印象を与えられる可能性はあります。

三菱電機への応募方法

転職エージェントの紹介で応募する【おすすめ】

三菱電機への応募は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。応募書類の書き方指導や面接対策をしてくれるうえに、面接の日程調整や給与交渉まで、応募者と企業の間に入ってサポートしてくれます。

なかでもマイナビエージェントは、第二新卒の転職実績が多いおすすめの転職エージェントです。求人数も多いので、三菱電機はもちろん、同じ業種・職種の紹介を受けられる可能性もあります。

▶第二新卒向け転職エージェントはこちら

転職サイトから応募する

転職エージェントに次いでおすすめなのは、リクナビNEXTやdoda(デューダ)などの転職サイトを使った応募です。転職サイトでは、三菱電機の求人情報を自分で探して応募します。

転職サイトのお気に入り登録や通知機能などを使えば、応募ややり取りをスムーズに進められます。ただし、三菱電機のような大企業は非公開求人として募集することが多く、求人情報が見つからない可能性もあるので注意が必要です。

• ▶リクナビNEXT公式サイトで詳細を見る
• ▶doda公式サイトで詳細を見る

コーポレートサイトから応募する

三菱電機HP(コーポレートサイト)から応募することもできます。企業のリクルートページから応募するやり方で、最も一般的なエントリー方法です。

ただし、企業HPからの申し込みは応募者が殺到し、難易度が高くなるのでおすすめしません。まずは転職エージェントに登録し、プロのサポートを受けながら有利に転職活動を進めましょう。

三菱電機へ第二新卒で転職するメリット

安定した収入を得ることができる

年齢	平均年収
25歳	463万円
30歳	615万円
35歳	757万円
40歳	843万円
45歳	865万円
50歳	877万円
55歳	989万円
全年齢	667万円

三菱電機は、安定して平均以上の年収を得られることが魅力です。年収は年功序列で上がっていき、企業口コミサイトによれば平均667万円と、日本の平均年収443万円(国税庁データ)の1.5倍、25歳時点でも日本の平均を超える年収が稼げます。

充実した福利厚生や制度

三菱電機は充実した福利厚生や、ワークライフバランスを支える各種制度が魅力です。

福利厚生

福利厚生	概要
住まい	社宅・家賃補助 住宅融資・社内融資制度 社員持家借上制度 寮(独身・単身赴任)
財産形成	財形貯蓄 社員持株会
生活保障	グループ保険・団体扱保険 互助会 セレクトプラン (カフェテリアプラン)
余暇	社員親睦会 保養所・文体施設

三菱電機では、充実した福利厚生で不安のない生活を送れます。住居に対する手厚い補助や、目的に応じて選べる財形・保険商品、持株会があり、将来の心配なく人生設計が可能です。また自社の保養所やスポーツ施設など、余暇に関するものもあります。

各種制度

種類	概要
勤務	時間単位休暇 フレックス勤務制度 在宅勤務制度 セルフサポート休暇 チャージ休暇 キャリア支援休職制度 転勤猶予制度
育児	育児休職制度 育児短時間勤務制度 託児施設
介護	介護休職 介護短時間勤務 介護欠勤 介護休職見舞金
退職後	再雇用制度

三菱電機は、ワークライフバランスのための制度が整っています。介護や育児向けの時短勤務や休職制度だけでなく、30・40・50歳の節目の年の特別休暇や見舞金などもあることが特徴です。

海外で働ける可能性がある

三菱電機は海外に積極的に展開しており、入社後は世界で活躍できる可能性があり、特に海外営業の部署は外国で働けるチャンスが多いです。入社後3年間の研修でも海外OJT研修や語学研修があり、早い内に海外での学びを得られます。

三菱電機の事業内容

12の事業分野

事業分野	主な製品・開発テーマ
ビル	・エレベーター ・ビル管理システム ・エスカレーター ・ビルセキュリティーシステム
産業・FA	・シーケンサー ・レーザー加工機 ・サーボ ・産業用ロボット ・省エネ支援システム ・配線用遮断器
公共	・水処理技術 ・ヘリサットシステム ・防災情報システム ・大型映像装置
エネルギー	・タービン発電機 ・系統安定化システム ・スマートメーター ・変圧器 ・直流送電システム ・蓄電池システム ・開閉器 ・発電プラント計装制御システム
交通	・車両用主回路システム ・車両用空調装置 ・車両情報管理装置 ・電力管理システム ・トレインビジョン ・列車運行管理システム
自動車機器	・エンジン電装品 ・電動パワーステアリングシステム ・エンジン制御製品 ・カーマルチメディア製品 ・電動化関連製品 ・予防安全製品
宇宙	・人工衛星 ・大型望遠鏡 ・人工衛星搭載機器
通信	・光通信システム ・無線通信システム ・映像セキュリティーシステム
半導体 電子デバイス	・パワー半導体モジュール ・光デバイス ・高周波デバイス
空調・冷熱	・ルームエアコン「霧ヶ峰」 ・業務用空調機 ・換気システム「ロスナイ」 ・業務用「エコキュート」
ホーム エレクトロニクス	・液晶テレビ ・冷蔵庫 ・掃除機 ・電気給湯機 ・ジャー炊飯器
ITソリューション	・金融業向け大規模ネットワーク ・製造業向け生産管理システム ・映像解析ソリューション ・航空管制システム

三菱電機は総合電機メーカーとして、広範な領域に事業を展開しています。身近な家電から産業機械、宇宙分野の製品まで事業分野は多岐に渡り、各事業の技術・ノウハウのシナジーで新たな価値を創造できるのが三菱電機の強みです。

グローバルな事業展開

三菱電機は海外にも積極展開しており、売上の40%以上を海外が占めています。今後もグローバル展開を積極的に推進する計画です。

今後の事業計画

三菱電機は、2025年度に「連結売上高5兆円」「営業利益率10%」などの達成を目標にしています。

目標達成に向け「ライフ」「インダストリー」「インフラ」「モビリティ」の4領域の社会課題に対し、扱う機器に「豊富なフィールドナレッジ」「先進的デジタル技術」を掛け合わせ、三菱電機ならではの統合ソリューションを提供を進める計画です。

また、既存事業では「FA制御システム」「空調冷熱システム」「ビルシステム」「電動化/ADAS」「パワーデバイス」を重点成長事業と位置付けています。

【ADASとは】 Advanced Driver Assistance Systemの略。先進運転支援システムを意味する。

三菱電機の求人内容

応募条件	・総合職として国内外を問わず勤務 ・4月もしくは10月に入社
必要学歴	大卒以上
勤務地	国内外の事業所 (本社支社・製作所・研究所等)
給与(初任給)	学部卒 ：227,000円(2022年度実績) 修士了 ：251,000円(2022年度実績)

※新卒枠での採用の場合

三菱電機の新卒採用は、事務系・技術系ともに全学部・全学科の募集をしています。大学卒と大学院卒で採用枠は同じですが、給与は異なります。

事務系総合職

職種	概要
営業 (製作所)	各工場で製品企画、製品戦略立案、販売支援などを担当
営業 (本社・支社)	顧客ニーズの収集・報告 顧客への提案・受注活動
営業 (海外)	海外顧客向けの製品担当 商談、情報収集、輸出業務、代金回収、販売会社の支援
資材	資材の取引先選定、購入を担当
経理・財務	事業動向や費用の傾向・特性を把握 データを基に経営課題や解決策を進言
人事・総務	採用から退職まで総合的なマネジメント
法務・ 知的財産渉外	法律を駆使した紛争やトラブル防止・解決

情報のハブとして、人をつなぎ、人を導くコンダクターとして、人、技術、ものづくりを多面的に支える仕事です。

技術系総合職

研究・開発 (基礎研究)	要素技術の研究や新製品の技術開発
研究開発 (応用研究)	新技術の製品・事業化活動
電機設計	電気的なハードウェアの開発・設計を担当
機械設計	製品の機械的なハードウェア設計
ソフトウェア 設計	組込みソフトウェアや、アプリケーションソフトの設計開発
システム設計	ハードとソフト両面からの製品制御システムの設計開発
生産技術	設計製造技術の開発や生産設備の導入
品質管理	評価手法・品質基準の設定や、品質管理体制の構築
技術営業・ 工事技術	技術提案活動や受注後の仕様提案・設計・施工管理

世界最高レベルの技術・製品を生み出す技術系の仕事です。一口に技術系と言っても、内容は多岐に渡ります。

三菱電機の選考内容

※公式サイトからの新卒採用枠での応募手順を紹介しています

• STEP1

  プレエントリー

  会員登録をして、プレエントリーを行います。

• STEP2

  エントリーシート提出

  マイページからエントリーシートを提出します。会員登録するとマイページに入れます。

• STEP3

  各検査の受検

  エントリーシート提出後、能力・性格検査、適性検査を受検します。

• STEP4

  書類選考

  エントリーシート、検査結果を基に選考が行われます。

• STEP5

  面接

  書類選考に通った場合、面接を複数回行います。

• STEP6

  内々定

  面接通過後、内々定が出ます。

三菱電機へ転職したい方におすすめの転職エージェント

転職サービス	特徴
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三菱電機の企業情報

基本情報

会社名	三菱電機株式会社
創立	1921年1月15日
代表者	漆間 啓
本社住所	東京都千代田区丸の内2-7-3東京ビル
従業員数	36,700人
平均年齢	41.1歳
平均勤続年数	16.9年
福利厚生	完全週休二日制、各種休暇 各種社会保険 財形貯蓄 住宅資金融資制度 契約リゾート施設他
企業HP	三菱電機公式

出典：有価証券報告書｜三菱電機

平均年収

年齢	平均年収
25歳	463万円
30歳	615万円
35歳	757万円
40歳	843万円
45歳	865万円
50歳	877万円
55歳	989万円
全年齢	667万円

企業口コミサイトによると、年収は年功序列で上がっていき、40代は上昇率が緩やかになります。

売り上げ推移

年度	売上
2021	44,767億円
2020	41,914億円
2019	44,625億円
2018	45,199億円
2017	44,311億円

まとめ：低めの難易度で好待遇を狙える

三菱電機は第二新卒でも新卒枠で応募が可能で、採用人数も多いため転職の門戸が広いです。待遇も良く、転職後は高い年収や手厚い福利厚生を期待できます。転職を実現するには、自発性・行動力・協調性・責任感のポテンシャルをアピールできる必要があります。

マイナビエージェントのような転職エージェントに登録すれば、書類準備や面接対策など全面的にサポートしてくれます。三菱電機の採用枠を勝ち取るためにも、まずは転職エージェントに登録するのがおすすめです。