「ITコンサルでおすすめの企業は?」
「ITコンサル企業ランキングが知りたい」
ITコンサルタントは、IT系の職種の中でも、SEやPMからのキャリアアップとして人気がある職種です。ただ、ITコンサル企業といっても様々あり、自分に合った企業がわからない人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、転職でおすすめのITコンサル企業を紹介しています。売上や年収のランキングも掲載しているので、キャリアアップでITコンサルを検討中であれば、是非参考にしてください。
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- 「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。
目次
ITコンサルタントとは?
ITコンサルタントの役割
ITコンサルタントに必要なスキル
- 企業の課題を掴む理解力
- ハードウェア・アプリ・データベース・ネットワークに関する知識
- システム構築に関する知識や経験
- 最適な企画を立てられる思考力
- プレゼンテーション能力
ITコンサルタントとは、企業が抱えている問題点や経営課題に対して、ITを利用して解決方法を提案する業種です。直接的に企業の数字や環境に変化を与える重要な役割を果たします。
また、SEの能力を発揮するためにも客観的な分析・技術提案・スムーズな連携が必要であり、大きなポジションを担っています。
ITコンサルとSEの違い
ITコンサルとSEは、役割が違います。ITコンサルは「ITを活用して顧客のビジネス課題を解決する」のに対し、SEは「求められるシステムを構築する」事が役割です。
位置付けとして、ITコンサルはSEの上位職にあたります。プロジェクトの企画・計画から関わるため、ITに関する知識以外にも、経営的な目線の知見が必要です。
ITコンサル業界への転職は専門性が高いエージェントに相談するといい
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ITコンサルティング企業20社を紹介
- 野村総合研究所
- ベイカレント・コンサルティング
- シグマクシス
- ドリームインキュベーター
- 株式会社クニエ
- PwCコンサルティング合同会社
- デロイトトーマツコンサルティング
- EYストラテジーアンドコンサルティング
- KPMGコンサルティング株式会社
- 日立コンサルティング
- アビームコンサルティング
- NTTデータ経営研究所
- リブコンサルティング
- フューチャーアーキテクト
- P&Eディレクションズ
- シンプレクス・HD株式会社
- アクセンチュア
- 日本アイ・ビー・エム株式会社
- ガートナージャパン株式会社
- ウルシステムズ
野村総合研究所
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
6,116.3億円 | 1,062.2億円 | 1.8兆円 |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
1,232万円 | 6,488名 | 14.8年 |
主な事業内容 | ||
・コンサルティング ・金融ITソリューション ・産業ITソリューション ・IT基盤サービス |
野村総合研究所は、官公庁や各産業のリーディングカンパニーを顧客に持ち、政策や改革に対して提言や支援を行い、最先端の研究やコンサルティングを行う企業です。
外資系コンサルファームと同等の最高ランクの評価を得ています。
ベイカレント・コンサルティング
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
576億円 | 206億円 | 8,377億円 |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
1,107万円 | 2,638名 | 3.8年 |
主な事業内容 | ||
・戦略支援 ・デジタル支援 ・オペレーション支援 ・テクノロジー支援 ・M&Aストラテジー ・新規事業支援 ・海外進出支援 |
ベイカレント・コンサルティングは、戦略から業務、ITの豊富なコンサルティング経験を生かし、あらゆる角度から企業を分析・サポートをする信頼ある企業です。
DXコンサルの先駆者としてのポジションを築いており、継続的に成長を続けています。各業界のリーディングカンパニーに対して、DXを構想段階から支援してきました。
シグマクシス
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
157億円 | 28億円 | 456億円 |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
1,093万円 | 560名(連結) | 7.7年 |
主な事業内容 | ||
・戦略立案 ・システム開発 ・構想策定 ・業務設計 |
株式会社シグマクシスは、2008年に設立したITコンサル企業です。子会社3社、関連会社1社を有するしており、様々な企業のDX化を支援しています。
シグマクシスの強みは、コンサルティングサービスだけでなく、自分たちが出資することも視野に入れながらプロジェクト提案、実行をすることです。
優れたアグリゲーション能力と豊富な人脈やネットワークを有していることから、最大のパフォーマンスが実施できるよう取り組んでいます。
ドリームインキュベーター
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
356億円 | – | 275億円 |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
1,087万円 | 96名 | 4.2年 |
主な事業内容 | ||
・プロデュースサービス ・戦略コンサルティングサービス ・M&A支援 ・リーダー育成支援 ・投資 |
ドリームインキュベーターは、日本発のグローバル戦略ファームで、幅広い領域にまたがって事業展開をしている注目の企業です。
企業コンサルティングやM&A支援だけにとどまらず、多くの企業や国を巻き込んで、産業そのものを育成する活動までも行う特色あるITコンサルト企業です。
株式会社クニエ
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
– | – | – |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
972万円 | 900名 | – |
主な事業内容 | ||
・企業変革・経営戦略を実現するためのコンサルティングサービスの提供 |
専門性の高い業務コンサルティングに定評があり、NTTデータグループの強みを生かし日本や日本企業の発展を支えている実績のある企業です。
特にグローバル展開に強く、65%以上はグローバルプロジェクトで日本企業への海外進出の支援・新興国の支援に貢献しています。
PwCコンサルティング合同会社
売上高 | 業務収益 | 時価総額 |
---|---|---|
– | 2,279億円 | – |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
956万円 | 663名 | – |
主な事業内容 | ||
・ストラテジーコンサルティング ・マネジメントコンサルティング ・テクノロジーコンサルティング ・リスクコンサルティングなど |
PwC(プライスウォーターハウスクパース)はロンドンを本拠地とし、世界157カ国、740を超える地域で事業を展開する巨大プロフェッショナルファームです。
PwCコンサルティングは、2016年に組織改定を行い設立した東京、名古屋、大阪、福岡に拠点を持っています。
経営戦略の策定から実行までのトータルサービスと、グローバルネットワークの充実がPwCコンサルティングの強みです。総合的かつスピーディーに問題解決を図れる世界でも有数のコンサルファームです。
デロイトトーマツコンサルティング
売上高 | 業務収入 | 時価総額 |
---|---|---|
– | 3,130億円 (グループ) |
– |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
937万円 | 17,000名 (グループ) |
– |
主な事業内容 | ||
・事業戦略に関するコンサル業務 ・経営管理基盤に関するコンサル業務 ・組織・業務プロセスに関するコンサル業務 ・人事・情報システムに関するコンサル業務 |
デロイトトーマツコンサルティングは、東京に本社を置く、1993年に設立した大手コンサルティング企業です。大阪、京都、福岡に拠点を持っています。
イギリスで設立した世界最大規模の会計事務所を母体に持ち、3,600人以上のコンサルタントが世界150カ国に展開する現地事務所と連携をしながら、顧客に最適なサービスを提供しています。
主にM&AやITアドバイサリーなどを中心とした多くの事業を展開しており、様々な業界や職種の専門知識と豊富な実績をもとに、課題解決に取り組む企業です。
EYストラテジーアンドコンサルティング
売上高 | 業務収入 | 時価総額 |
---|---|---|
– | 1,736億円 | – |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
884万円 | – | – |
主な事業内容 | ||
・コンサルティングおよびトランザクション業務 ・財務プロセス管理 ・業績評価・管理会計 ・全体的コスト削減支援 ・サプライチェーン最適化 ・IT最適化支援 ・PMO支援 ・海外事業支援 ・ODA支援など |
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは、2020年10月に設立したばかりのITコンサル企業ですが、すでに東京、大阪、福岡の3拠点で事業を展開しています。
母体となる「EY」は世界150カ国以上の国と地域でアシュアランスやコンサルティング、税務などの分野で活躍する巨大ファームです。
2017年に設立したEYジャパン合同会社のもと、税理士やコンサルタントなど豊富な業務経験のあるプロフェッショナルが顧客のニーズに合わせた最適な提案を行っています。
KPMGコンサルティング株式会社
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
1,387億円 | – | – |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
882万円 | 1,420名 | – |
主な事業内容 | ||
・事業変革 ・フィナンシャルマネジメント ・組織・人材マネジメントなど |
KPMGコンサルティングは、東京、大阪、名古屋に拠点を持つ大手ITコンサル企業です。事業変革、フィナンシャルマネジメント、組織・人材マネジメントの3分野における事業を展開しています。
豊富な経験と知識、そして高度なスキルを有したプロフェッショナルが、10年後も企業の付加価値を持続、向上させるために支援をしています。
業界屈指の先見性やデジタルデータをうまく組み合わせて、顧客に最適でインパクトのある提案、設計、実行を行う企業です。
日立コンサルティング
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
101億円 | 15億円 | – |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
827万円 | 460名 | – |
主な事業内容 | ||
・ITコンサルティング ・新規事業立ち上げ支援 ・事業戦略立案 |
日立コンサルティングは、日立製作所100%出資のコンサルティングファームです。日立グループが有する「人財・知財・商財」を活用した、ビジネス支援を行っています。
バックボーンとして日立グループが有ることが特徴で、日立グループの実績と信頼とネットワークを活用し、社会課題の解決支援をしています。
アビームコンサルティング
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
821億円 | 87億円 | – |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
– | 6,898名 | – |
主な事業内容 | ||
・マネジメントコンサルティング ・ビジネスプロセス コンサルティング ・ITコンサルティング ・アウトソーシング |
アビームコンサルティングは、日本発のコンサルティングファームです。総合コンサルティングファームですが、IT支援に大きな強みを持っています。
提案だけでなく実行まで行い、現場の業務が変わるところまで顧客と寄り添うのが特徴です。クライアントとの長期的な関係構築を重視しています。
NTTデータ経営研究所
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
– | – | – |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
– | – | – |
主な事業内容 | ||
・調査研究 ・政策提言 ・構想、企画立案 ・戦略コンサルティング ・ビジネスコンサルティング ・ITコンサルティング |
NTTデータ経営研究所は、インダストリ分野とファンクション分野、それぞれ知識の豊富なプロフェッショナルが協力し、最高のコンサルティングサービスを提供する企業です。
マネジメントコンサルタントに特化しています。
リブコンサルティング
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
– | – | – |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
745万円 | 270名 | – |
主な事業内容 | ||
・マーケティング&セールス戦略 ・経営戦略 ・組織開発 ・スタートアップベンチャー ・新規事業開発 ・DXコンサルティング |
リブコンサルティングは、中堅・ベンチャーを中心に支援をしている企業です。「働きがいのある会社」ランキングにノミネートされる注目企業でもあります。
経営・営業戦略のほか、ベンチャーやスタートアップなどのユニコーン企業を対象としたコンサルティングや、DXコンサルティングを手掛けています。
フューチャーアーキテクト
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
537億円 | 122億円 | 1,594億円 |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
734万円 | 336名 | 4.4年 |
主な事業内容 | ||
・ITコンサルティング&サービス事業 ・ビジネスイノベーション事業 |
フューチャーアーキテクトは、経営者側の視点に立ち、企業のビジネスの本質を理解した上で、先進ITを駆使した課題解決方法を提案するITコンサル企業です。
高品質・高スピードのサービス提供が実現できる、効率の良い事業モデルが強みです。
P&Eディレクションズ
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
– | – | – |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
– | 50名 | – |
主な事業内容 | ||
・事業分析・事業解析分析 ・新規事業立ち上げ ・事業計画策定 ・M&A支援 ・海外展開支援 ・教育支援 |
P&Eディレクションズは、戦略・事業支援をメインとしながらも、M&Aアドバイザリーも手掛けている急成長中のITコンサル企業です。
業種・業界を問わず大企業から中小企業に対してまで支援を広げ実績を残しています。
シンプレクス・HD株式会社
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
306億円 | 64億円 | 1,306億円 |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
977万円 | 842名 | 4.9年 |
主な事業内容 | ||
・戦略/DXコンサルティング ・システムコンサルティング ・システム開発 ・運用保守 ・共同利用型サービス |
シンプレクスは、金融業界に強みを持つITコンサルティング企業です。メガバンクや証券会社などの金融機関に特化したシステム開発に強みを持っています。
コンサルティングから開発・運用までを、一社で担うことで、高付加価値な事業を展開しています。
アクセンチュア
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
6,116億円 | 1,062億円 | 1.79 兆円 |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
1,232万円 | 6,488名 | 14.8年 |
主な事業内容 | ||
・コンサルティング ・金融ITソリューション ・産業ITソリューション ・IT基盤サービス |
アクセンチュアは、世界で73万人以上の従業員を抱える世界最大級のコンサルティングファームです。豊富な人的資源や蓄積したノウハウがあり、コンサルとしてプロジェクトを一気通貫で行えます。
IT領域に強く、IT人材の数は国内トップクラスであり、大規模なDX案件を手掛けられます。
コンサルで最大級の規模を活かし、様々な分野で質の高いサービスを安価に提供できることで、クライアントからも人気があります。
日本アイ・ビー・エム株式会社
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
7,837億円 | 922億円 | – |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
911万円 | – | – |
主な事業内容 | ||
・情報システムに関わる製品、サービスの提供 |
IBMはテクノロジーを活用して、課題解決を行う企業です。世界トップレベルの技術力を持っており、ソフトウェア開発事業なども行っています。
コンサルティング事業では、IBMの持つ技術力を組み合わせ、質の高い提案ができるのが強みです。他社のIT企業と戦略的パートナーを提携しており、顧客に最適なソリューションを提案できます。
ガートナージャパン株式会社
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
7216億円 (グローバル) |
– | – |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
1,373万円 | 19,500名 (グローバル) |
– |
主な事業内容 | ||
・リサーチ&アドバイザリ ・エグゼクティブ プログラム ・コンサルティング |
ガートナージャパンは、アメリカに本拠地を置く業界最大規模のITアドバイザリ企業です。中立性を重視する企業で、特定のベンダーに与することなく、公平で客観的なコンサルティングサービスを提供しています。
ウルシステムズ
売上高 | 営業利益 | 時価総額 |
---|---|---|
74億円 | 16億円 | 182億円 |
年収 | 従業員数 | 平均勤続年数 |
682万円 | 402名 | 8.1年 |
主な事業内容 | ||
・IT戦略立案支援 ・業務分析・要件定義 ・プロジェクトマネジメント ・戦略的IT開発・技術支援 |
ウルシステムズは「攻めのIT」に特化したITコンサルティングカンパニーです。エンジニアとコンサルタントの「二刀流」と顧客にフルコミットする「発注側支援」をポリシーとしています。
エンジニアがコンサルタントを務める点を強みとしており、エンジニアとコンサルタントの両方の視点から、実現可能な最適解を提案できます。
ビズリーチ |
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ITコンサルタント企業の売上高ランキング
企業名 | 売上高 | 売上高前年比 |
---|---|---|
野村総合研究所 | 6,116億円 | 11.1% |
アビームコンサルティング | 821億円 | 7.9% |
SBテクノロジー | 662億円 | -6.1% |
インテージホールディングス | 602億円 | 4.6% |
ベイカレント コンサルティング |
576億円 | 34.4% |
フューチャーアーキテクト | 537億円 | 10.3% |
マクロミル | 498億円 | 15.4% |
ドリームインキュベーター | 356億円 | 28% |
リンクアンドモチベーション | 328億円 | 0.4% |
ビジネスブレイン太田昭和 | 323億円 | 10.9% |
参考:各社有価証券報告書、企業HP
ITコンサルタント企業の売上高ランキングです。1位の野村総合研究所は、他社よりも圧倒的に売上高が多いことがわかります。
上位にランクインしている企業は、ITコンサルだけでなく総合コンサルとして事業を展開している企業もあります。
ITコンサルタント企業へ転職をするなら、アクシスコンサルティングなど、コンサル特化の転職エージェントを使いましょう。企業ごとの対策や最新の情報提供、企業への推薦などのサポートを受けられます。
ITコンサルタント企業の営業利益ランキング
企業名 | 営業利益 | 営業利益前年比 |
---|---|---|
野村総合研究所 | 1,062億円 | 31.5% |
ベイカレント コンサルティング |
206億円 | 63.3% |
フューチャーアーキテクト | 122億円 | 35.9% |
アビームコンサルティング | 87億円 | 16.5% |
シンプレクス ホールディングス |
64億円 | 41.1% |
マクロミル | 58億円 | 8.4% |
SBテクノロジー | 52億円 | 33.6% |
インテージホールディングス | 46億円 | 5.2% |
リンクアンドモチベーション | 36億円 | 75.6% |
シグマクシス | 28億円 | 57.9% |
参考:各社有価証券報告書、企業HP
ITコンサルタント企業の営業利益ランキングです。売上高ランキング1位であった野村総合研究所が営業利益も高水準です。
2位のベイカレントコンサルティングは、昨年より63.3%営業利益を伸ばしており、右肩上がりの成長を続けています。
ITコンサルタント企業の年収ランキング
企業名 | 年収 | 平均残業時間 |
---|---|---|
ガートナージャパン株式会社 | 1,373万円 | 40.0h |
野村総合研究所 | 1,232万円 | 45.8h |
ベイカレント・コンサルティング | 1,107万円 | 33.4h |
シグマクシス | 1,093万円 | 41.7h |
ドリームインキュベーター | 1,087万円 | 75.5h |
シンプレクス ホールディングス株式会社 |
977万円 | 54.6h |
株式会社クニエ | 972万円 | 44.2h |
PwCコンサルティング合同会社 | 956万円 | 50.2h |
デロイトトーマツ コンサルティング合同会社 |
937万円 | 63.0h |
日本アイ・ビー・エム株式会社 | 911万円 | 37.3h |
EYストラテジー アンド・コンサルティング |
884万円 | 44.4h |
KPMGコンサルティング株式会社 | 882万円 | 43.4h |
アクセンチュア | 873万円 | 35.6h |
インテージホールディングス | 842万円 | – |
日立コンサルティング | 827万円 | 55.7h |
参考:各社有価証券報告書、企業HP、企業口コミサイト
ITコンサルタント企業の年収ランキングです。1位はガートナージャパン株式会社で1,373万円、2位は野村総合研究所で1,232万円、3位はベイカレント・コンサルティングで1,107万円です。
ITコンサルタントへはどんな企業から転職が多い?
同業界からの転職
ITコンサルタントはある程度の知識と経験が求められることが多いため、同業界からの転職が多い傾向があります。
特にSEから転職に成功するケースがよく見られ、専門知識が必要な職種だけに、ITに関する知識や経験はそのまま優遇されるでしょう。
ただし、ITコンサルタントはIT知識以外にも、分析・思考力・提案力といった幅広い能力も必要です。これまでの仕事内容次第では、転職に失敗するケースがあるので注意が必要です。
外資系からの転職
外資系出身なら、ITコンサルタントで活躍できます。近年、コンサルティング企業は国内支援だけにとどまらず、海外進出支援といったグローバル展開する企業が増えています。
海外支援において語学スキルは確実に生かせる能力であり、世界を相手にする外資系ならではの考え方もコンサルにおいては有効です。
もちろん多少のIT知識は必要になりますが、システム開発はSEに任せればよい部分であり、戦略・システム設計・提案ができるのであれば高く評価されることは間違いないでしょう。
金融業界からの転職
金融業界のバックグランド人材も、ITコンサルタントで活躍が見られます。金融系ITコンサルタントに特化した企業も年々多くなっており、これまでの知識や経験が生かせる場面が多いからです。
特にデジタルフォーメーションが近年の課題であり、ITコンサルタントへの依頼も増えています。これまでの経験で、企業課題を見つける能力+ITによる解決策を持った人材は、重要なポジションを担っていくでしょう。
未経験からの転職も可能
同業や外資、金融以外からの未経験転職も可能です。特に最近はIT人材が不足しており、転職難易度は下がってきているため、ITコンサルタントを狙う人にもチャンスはあります。
未経験者なら、転職を考えた際には転職エージェントの利用を強く推奨します。ITコンサルタントであってもケース問題などを課される場合があり、1人では対策が困難だからです。
アクシスコンサルティングなど、コンサル特化の転職エージェントを使うことで、企業ごとの対策や最新の情報提供、企業への推薦などのサポートを受けられます。
ITコンサルへの転職のメリット
年収アップが期待できる
ITコンサルタントへ転職するメリットは、年収アップが期待できる点です。ITコンサルタントなら、平均給与よりも給与水準が高く、さらに業界内でステップアップできれば年収1,000万円以上は視野に入ります。
現在、日本の平均年収は443万円(参考:国税庁)に対して、ITコンサルタントの平均給与は643万円であり、高収入と言えるでしょう。
経営視点に立ち大きな達成感が得られる
ITコンサルは、企業のコア部分に関与することになるため、課題解決できた際は大きな達成感が得られます。
また、コンサルでは他業界にない経験も多く、社会人スキルの向上も大きなメリットです。
責任が大きく、経営視点に立つことが求められますが、業務の中でやりとりをしていく相手は、社内のコア人物や経営者になるため、広い知見を得られるでしょう。
仕事領域の幅が広く自由度が高い
ITコンサルは、仕事領域の幅が広く、業務の自由度が高いです。企業の課題を解決することが最優先であり、決まったサービスやシステムの利用に制限があるわけではないからです。
最良な選択であれば、システム開発を外注するなど、自社開発する企業にはできない提案ができる点も魅力と言えるでしょう。
コンサル転職を成功させる方法
選考対策は入念に行う
コンサルへの転職を成功させるためには、入念な選考対策が必要です。クライアントの課題解決が業務のコンサルの選考では、問題解決能力の前提となるロジカルシンキングが重視されます。
面接では、論理的整合性やケース問題を問われるため、対策なしで挑んでも選考通過は望めません。また、志望動機についても、なぜその会社なのか、なぜコンサルなのかを論理的整合性を持って答えられる必要があります。
志望度の低いところから受ける
面接に自信があっても、面接は志望度の低いコンサルティングファームから受けるべきです。面接には慣れも必要なので、練習する気持ちで選考をいくつか受けるのがおすすめです。
現職で成果を出す
現職で業務効率化を図った経験や、課題発見・解決の経験を得るなど、現職で成果を挙げていれば選考で有利になるでしょう。選考では過去の問題解決経験や、考え方が重視されます。
過去の問題解決の経験、考え方がコンサルティングファームでも活かせると判断されれば、選考を通過できる可能性が高まります。
大きな成果でなくとも、現職での問題をあぶり出し、論理的な手法で問題解決に導く経験を得られるよう職務に励みましょう。
コンサルへは未経験でも転職できる
コンサルへの転職は未経験でも可能です。ただし、地頭の良さが重要視されるため、一定のレベル以上の学歴が求められることも少なくありません。
経歴を問われないことも多いので、地頭や学歴に自信がある層に、高年収や市場価値アップを狙って転職を希望する人が多いです。
ただし地頭だけでなく、ビジネスを通じて得た論理的思考力・問題解決力などが重要です。
転職エージェントを利用する
コンサル転職を成功させるには、転職エージェントの利用は必須です。コンサル特有のケース面接やフェルミ推定などは1人での対策が難しく、専門家のアドバイスが必要です。
また、転職エージェントは最新の採用動向や、自身に向いたコンサルファームの紹介などの相談、ファームへの推薦も受けられるため、利用しない手はありません。
専門家のアドバイスを得るには、アクシスコンサルティングなど、コンサル特化の転職エージェントを利用すべきです。業界の最新情報・裏情報にも詳しく、転職成功率が上がるでしょう。
まとめ
この記事では、ITコンサルタントの特徴や、ランキングも合わせて解説してきました。紹介した企業以外にもコンサルティング企業は多くあり、幅広い視野で企業を探していくことが転職を成功させる鍵となります。
ITコンサルタントだけに特化した企業もあれば、総合的にコンサルタントをしている企業もあるので、自分の希望に合う企業を探してみましょう。
ITコンサルタントへ転職するなら、アクシスコンサルティングなど、コンサル特化の転職エージェントを利用しましょう。コンサルならではの転職対策が必要なので、専門家のアドバイスが必須です。
※本記事の平均年収等の情報は、「民間給料実態統計調査」「賃金構造基本統計調査」等の各省庁や業界団体が公表・提出している資料や「有価証券報告書」、企業が発表している情報、口コミサイトなどの意見を元にまとめた情報です。ご理解いただいた上で、ご参考ください。