4000人以上の現役コンサルタントが登録〜アクシスコンサルティング取締役・伊藤氏 インタビュー

4000人以上の現役コンサルタントが登録〜アクシスコンサルティング取締役・伊藤氏 インタビュー

※マイナビ、リクルートなど各社のプロモーションを含みます。
※この記事は有料職業紹介(許可番号:13-ユ-314522)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社コレックが制作しています。

今回は、

  • 創業から17年間で約5000人の現役コンサルタントを支援
  • 大手コンサルティングファーム(外資・内資)においてシニアコンサルタント以上の入社実績数が「全エージェントの中で1位」(2014年〜2019年)
  • 平均3年の長期サポートでキャリアアップを支援
  • 77%が非公開求人

という圧倒的な数字を誇る人材紹介企業のアクシスコンサルティングの取締役である伊藤氏にインタビューを行った。

アクシスコンサルティングは、コンサル業界での転職において国内でも有数の実績を誇っており、ほとんどの主要なファームと繋がりがある。

こんな人におすすめ
  • コンサル業界内でのキャリアアップをお考えの方
  • 未経験からコンサル業界への転身をお考えの方
  • コンサル業界で今最もニーズが高い領域とは?
  • 積極的に採用している年齢層は?
  • 未経験者でも転職ができるのか?

のような疑問や不安を解消していけるため、最後までお付き合いいただき、この機会にコンサル業界における最新トレンドに関する知識を深めていただきたい。

コンサル業界の情報収集をするならアクシスコンサルティングがおすすめだ。

もし転職活動をしていく中で、幅広い業界の情報を集約していくためには、転職サイトにも併せて登録することをおすすめしたい。

特にビズリーチは、外資系、ベンチャー、日系大手とあまねく求人がくる。企業から直接スカウトを受けることもできるし、エージェントから連絡がくることも多い。

どんな年収の企業からスカウトが来るのかを知ることで、コロナ禍での自分の市場価値や、転職市場の動向を把握できるだろう。

コンサル業界におすすめの転職サービス
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  • 【ハイキャリア向けのスカウト】
  • ・年収800~2,000万円の求人多数
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  • ・ハイクラス非公開求人が届く

キャリハイプロフィール
キャリハイ@編集部
「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。

伊藤氏のプロフィール

伊藤文隆
アクシスコンサルティング株式会社 取締役

1972年生まれ。製造業で事業責任者を経験後、HR企業にて人材紹介事業の設立に参画。コンサルティング業界に特化し初年度から黒字化に成功。2008年アクシスコンサルティング入社。人材紹介事業のマネジメント業務、フリーランス事業の立ち上げの他、ケンブリッジリサーチ研究所(グループ会社)含めたアクシスグループの事業戦略立案・実行を牽引。事業部長、執行役員を経て2018年取締役就任。

「DX・IT」の領域は売り手市場

筆者
筆者
御社といえば、コンサルティング業界での転職に非常に強いかと思います。

各業界でコロナの影響が出ている中、コンサルティング業界や業界への転職にも少なからず影響が出ているかと思います。そこで、求職者側と企業側の双方から見た最近のコンサル業界のトレンドについてお聞かせください。

コンサルに限らず転職マーケット全体でいえることなのですが、IT人材のニーズが非常に高いということです。

いわゆる都内のIT人材の有効求人倍率は約3倍弱と言われているのですが、20代中頃〜40代前半、大卒の方ですと5〜7倍くらいだと思います。

間違いなく、IT人材は売り手市場といえるでしょう。コンサル業界に限らず、システム会社や事業会社においても、IT人材のニーズは高いとされています。

さらに、IT調査会社のITCやガートナーの予測によると、特に、今後はITコンサルやITサービスに付随する領域において、DX領域、つまりDigital推進を中心としたIT案件が5年後くらいには8割を占め、レガシーなITの案件はなんと2割を切るともいわれています。

そのため、これからもこの領域は需要がどんどん高まりつつ、圧倒的な売り手市場になっていくでしょう。コンサル会社も同様に、人が足りていないというのが実情です。

コンサル業界におけるSAP問題

コンサル業界のもう一つの流れとしては、SAPの保守切れ問題です。

もともと、日本で2000社以上が導入しているSAPの保守サポートが、2025年に終了することになっていました。

しかし、2025年までの期間に企業が取り扱うデータの載せ替えが厳しいことから、その期限を2027年まで延長する運びとなったのです。

しかし、2年延長したにもかかわらず、どの企業も厳しい状況であることに変わりはないようです。

「完全なる載せ替えをするためには、約数千人単位でSAPの上流人材が足りなくなる」とSAPサイドからアナウンスされているほどです。

つまり、裏を返せば2027年まではコンサル会社のSAP案件があることが確定しているということです。

そのため、現在は所属するコンサルタントのスキルをDigitalを含めたITに移行しています。また前述の理由からSAP人材も積極的に採用しています。

(筆者解説)SAPとは、SAP社が製造するERP(Enterprise Resource Planning)製品のこと。

コンサル業界が積極的に採用している年齢層とは?

筆者
筆者
そのような状況下の中で、コンサル業界が積極的に採用している年齢層についてお聞かせください。

コンサル業界における採用状況ですが、新型コロナウイルスの影響もあり、即戦力層、具体的にはマネージャークラスを中心に積極採用している傾向にありますね。

筆者
筆者
それはいったいなぜなのでしょうか?

マネージャークラスが採用できれば、若手を増やせるためです。またリーマンショック時と同様、景気後退局面では新規案件を獲得するためにもセールスに強い人材のニーズが高まります。そのため、パートナーやディレクターなどのシニア系の採用ニーズは極めて高いのが現状です。

また、どの業界でもコロナの影響を受けているといわれていますが、弊社の転職支援件数はハイクラスを中心に昨対より支援件数が増えています。長年のハイエンド領域の実績とノウハウの蓄積が、クライアントと候補者から支持された結果だと思っています。

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どの領域のコンサルタントになるのかを考えよう

筆者
筆者
コンサル業界に転身するために気をつけておいた方がよいポイントについて教えてください。

先ほどお話しした通り、現状はミドルクラスの採用人数が増えていますが、一方で20代から30代前半の方たちにとっては、コンサルタントとしてどのようなキャリアを積んでいくかという点について熟考することだと思います。

テクノロジーを起点とした数年後の社会を見極め、どの領域のコンサルタント、どこに強みを持ったコンサルタントになるのかをしっかりと考えるべきですね

例えば、以前はテクノロジー領域からビジネス領域へのキャリアチェンジを希望される方が多かったですが、現在のマーケットを見ると新規事業・サービスやR&D含めた成長戦略はテクノロジーに起因するケースがほとんどです。いわゆる外資戦略ファームがIT・Digitalスキルを持った人材を積極的に採用しているのもそのためで、テクノロジーから離れてしまうという事は、自身の市場価値を下げてしまう可能性があります。

先端的で新しいビジネスモデルを生み出していくことを支援するのがコンサルティングファームで、コンサルタントを目指す方は、今後社会がどのように変化していくか、市場価値の高い人材はどのようなスキル・経験を持っているのか。といった事を考えることが好きな方は向いていると思います。

弊社は各コンサルティングファームのパートナーの方と定期的にMTGを行っており、市場の動向と求められる人材要件に関してディスカッションをさせていただいております。そのため現在の市場価値だけでなく5年後、10年後を踏まえたキャリアのアドバイスが可能です。

例えば、この企業のこの職種は現職と年収変わらないが、3年経てば間違いなく年収は上がるはず、というケースもありますし、年収は下がってでもチャレンジしたほうが良いポジションもあります。数年前のサイバーセキュリティ領域はまさにそういったポジションですし、今ですとカスタマーサクセスも機会があれば挑戦したほうが良いポジションですね。

様々な企業からの未来に関する情報が常に集まってくるため、その時々のトレンドを踏まえたキャリアのアドバイスをし、候補者と会話していくことがアクシスコンサルティングの強みといえるでしょう。

未経験者もDX領域に挑戦できるのか?

筆者
筆者
これから更にDXが進んでいく時代にキャリアアップをしていきたいと考えた時、今はDXとは程遠い業界にいらっしゃる方や未経験の方も多いかと思います。そのような方々がDXの領域に参入して、活躍していくことはできるのでしょうか?

ずばり、ご年齢によるかと思います。

筆者
筆者
なるほど。具体的な年齢などお聞きしてもよろしいですか?

例えば、年齢が20代~30歳前後で営業的な仕事をされている方であればIT業界で先ほど申し上げたカスタマーサクセスに挑戦できるはずです。
これからはマーケティング同様、カスタマーサクセスも重要視される時代になるのでチャンスがあるといえるでしょう。

また、営業職としてキャリアを積んできた方が、IT系のプロダクトやサービスのセールスからDigital領域にキャリアシフトしていくのは現実的です。例えばAIベンチャーでAIのソリューションをお客様に提供し、導入まで関わる中で、Digitalの知見を身に付けキャリアを広げていく等です。

筆者
筆者
ということは、30代後半よりも上の世代の方たちのキャリアチェンジは難しいということでしょうか?

ベテランの方の場合は、Digitalを使う側のマネジメント・リーダーというキャリアがあります。

筆者
筆者
なるほど。具体的にどのような領域や人材を指すのでしょうか?

何かをDigital化をしていく上で、指示出しができる人です。「どういったツールを入れると、どれだけ営業効率や生産性が変わってくるか」など、Digitalを活用し、業務を改革・改善できる人は市場価値が高くなりますね。

  • 営業活動にITを導入することで、これだけのコスト削減可能
  • IT導入により、少ないリソースでスケール可能

例えば、上記のような内容を提案・実行していく人が重宝されていく時代となります。問題意識を常に持ち課題解決できる人はDigital領域に強くなり、現代の課題解決手法の多くはIT・DX推進ですから、必然的にDigitalを使い課題解決できるキャリアになっていきます。

筆者
筆者
これからのキャリアを考えた際、IT以外の業界に転職することについてどう思われますか?

IT業界でのキャリアというよりは、ITを使わない職種がどれだけ世の中に残っているかということだと思います。

以前、大手監査法人のパートナーの方とお話した際、士業はこれから先、Digital化を進めていくべきでオペレーショナルな仕事は極力人がすべきでないとお話されていました。

活用する立場、導入支援する立場、開発する立場など様々ですがこれからの時代はITを避けたキャリア形成は非常に難易度が上がっていきます。逆にこのタイミングでITとキャリアの距離感を近づけられればチャンスともいえます。

DX未経験で知識がない人でも挑戦することは可能?

筆者
筆者
このインタビュー記事を読んだ読者の方の中には、不安に思う方もいるかと思います。なぜなら、今の仕事がIT系でもなければ、DXの推進に関わってきた経験もないという方もいるはずだからです。 この現状をなんとかしたいという意欲があり、キャリアを変えていきたいと思っている方も多いと思います。そのような方たちを御社でサポートいただくことは可能なのでしょうか?

理系出身の方や特定領域で高い実績を残された方など、弊社でのサポート実績は多数ございます。市況と専門性により転職難易度が変わってきますので、迷われた際はお気軽にご相談下さい。例えば、現在は営業職であるものの学生時代に統計のソフトを使って研究しており英語も堪能な30歳、であればコンサルタント含めいくつもDX領域のポジションがご紹介可能です。

筆者
筆者
非常に参考になるお話をありがとうございました!

編集後記

いかがだっただろうか? コンサル業界の転職に強いとされるアクシスコンサルティングだが、各企業との強い結びつきからこその情報量と質の高いサービスを感じることができた。

今後のIT企業における展望やこれから転職を考える人たちにむけたアドバイスは、とても参考になるものだと感じた。

これからの時代はITの知識やキャリア無くして生き残っていくことは難しいという言葉があったように、この機会にぜひご自分の今後のキャリアについて深く考えていってほしい。

ぜひアクシスコンサルティングにご自分のキャリア設計について一度相談をしてみてはいかがだろうか。あなたの経歴やスキルに応じたキャリアアップを一緒に考えてくれるはずだ。

また、アクシスコンサルティングと併せて、転職サイトにご自分のレジュメを登録しておくことで、より多くの情報を集めることができるだろう。

 特にビズリーチは、外資系、ベンチャー、日系大手とあまねく求人がくることで人気の転職サイトだ。

企業から直接スカウトを受けることもできるし、エージェントから連絡がくることも多い。どんな年収の企業からスカウトが来るのかを知ることで、コロナ禍での自分の市場価値や、転職市場の動向を把握できるだろう。

両者を利用することで、多忙なあなたを支え、そして手厚くサポートしてくれるだろう。それらのサービスをフル活用して、ぜひともキャリアアップにつなげていってほしい。

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