「コンサルのランキングや序列を知りたい」
「コンサルの年収はどのくらい?」
コンサル業界は、高い年収や転職市場での価値の高さから、就職・転職で人気です。しかし、実際の年収や難易度、各社の違いが分からず、どこを目指すべきか迷いますよね。
この記事ではコンサル会社を「戦略」「総合・IT」など、分類ごとに年収でランキングしています。就職・転職市場で名前を聞くファームは一通りまとめてあり、人気の戦略コンサルの難易度や、各社の特徴も解説しています。
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目次
コンサルティングファームの年収や分類
コンサルの平均年収は974万円
コンサルティングファーム | 平均年収 | 分類 |
---|---|---|
ボストンコンサルティング
|
1,414万円 | 外資/戦略 |
A.T.カーニー | 1,361万円 | 外資/戦略 |
ローランド・ベルガー
|
1,312万円 | 外資/戦略 |
マッキンゼー | 1,239万円 | 外資/戦略 |
KPMG FAS | 1,239万円 | 外資/M&A |
野村総合研究所(NRI)
|
1,232万円 |
日系/シンクタンク
|
ベイン | 1,174万円 | 外資/戦略 |
アーサー・D・リトル
|
1,145万円 | 外資/戦略 |
フーリハン・ローキー
(旧GCA) |
1,115万円 | 外資/M&A |
三菱総合研究所
|
1,113万円 |
日系/シンクタンク
|
ベイカレント
コンサルティング |
1,106万円 | 日系/総合・IT |
ドリーム
インキュベータ |
1,086万円 | 日系/戦略 |
経営共創基盤(IGPI)
|
1,080万円 | 日系/戦略 |
デロイト・トーマツFA
|
1,065万円 | 外資/M&A |
PwCアドバイザリー
|
994万円 | 外資/M&A |
シンプレクス | 970万円 | 日系/総合・IT |
クニエ | 949万円 | 日系/総合・IT |
PwCコンサルティング
(Strategy&) |
945万円 | 外資/総合・IT |
デロイト トーマツ
コンサルティング |
926万円 | 外資/総合・IT |
日本IBM(旧IBCS)
|
909万円 | 外資/総合・IT |
三菱UFJリサーチ&
コンサルティング |
904万円 |
日系/シンクタンク
|
KPMGコンサルティング
|
882万円 | 外資/総合・IT |
EYストラテジー・
アンド・コンサルティング |
876万円 |
外資/総合・IT・M&A
|
アクセンチュア
|
861万円 | 外資/総合・IT |
日立コンサルティング
|
829万円 | 日系/総合・IT |
アビーム
コンサルティング |
807万円 | 日系/総合・IT |
イグニション・ポイント
|
795万円 | 日系/総合・IT |
NTTデータ経営研究所
|
788万円 |
日系/シンクタンク
|
リブ・コンサルティング
|
774万円 | 日系/総合・IT |
大和総研 | 736万円 |
日系/シンクタンク
|
日本総合研究所
|
689万円 |
日系/シンクタンク
|
シグマクシスHD
|
687万円 | 日系/総合・IT |
みずほリサーチ&
テクノロジーズ |
657万円 |
日系/シンクタンク
|
フューチャー
アーキテクト |
647万円 | 日系/総合・IT |
コーポレイト
ディレクション |
不明 | 日系/戦略 |
参考:各社の有価証券報告書
コンサル業界の年収は高く、この記事で扱う主要なコンサル35社の平均は約974万円です。日本の平均年収458万円(国税庁)に比べ倍以上の年収で、新卒でも400~450万以上が一般的です。
【平均年収について】 上場企業(野村総研、三菱総研、ベイカレント、ドリームインキュベータ、シンプレクス、シグマクシス)は各社の有価証券報告書のデータを参照しています。 |
高い理由として、企業の経営課題を解決するために非常に高いスキルが求められ、費用はほぼ人件費のみで利益率が高いためです。ただし、労働(頭脳)集約型のため、激務の傾向にある点は注意です。
コンサル業界に転職したいなら、転職エージェントを利用した転職がおすすめです。特に、アクシスコンサルティングはコンサル業界に特化しているため、理想なコンサル会社の求人を紹介してもらえるでしょう。
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コンサルファームの種類はどんなもの?
- 戦略コンサル
- 総合コンサル
- ITコンサル
- M&A系コンサル(FAS)
- シンクタンク
コンサルティングファームはコンサルを行う範囲や出自、実行方法などで分けられます。この記事では「戦略系」「総合系」など、最もポピュラーであろうコンサル範囲で分けて紹介します。
紹介する以外にも、人事系コンサルや中小企業専門のコンサル、製造業専門のコンサルなど、様々な専門分野を持つコンサルファームが存在します。
戦略コンサル
戦略コンサルはコンサルティングサービスの中でも、会社の経営や企業戦略に限ったサービスを提供するファームです。少数精鋭で企業の重要な意思決定に絞った業務を行えることで、就職や転職でも人気を集めています。
ただし、近年は業務遂行にも携わるようになり、総合コンサルが戦略コンサルを買収するなど、戦略コンサルと総合コンサルの差がなくなりつつあります。
総合コンサル
総合系コンサルは、特定の領域だけでなく、戦略から人事・業務、ITなどのサービスを、業界問わず幅広く行っているコンサルティング企業です。川上から川下まで、クライアントのサポートを行うので、企業規模が大きいです。
また近年ではIT需要の高まりから、総合コンサルもIT業務に注力しており、ITコンサルのようになっているファームもあります。
ITコンサル
ITコンサルは、IT分野に特化したコンサルで、ITを利用した顧客の問題解決を行うのがメインの業務です。DXの急速な普及からITを使った業務改善プロジェクトなど需要が伸びています。
近年は企業へERPやCRMなどのシステムを導入する案件が多く、SIerとの区別がなくなりつつあります。
M&A系(FAS)
FAS(ファイナンシャル・アドバイザリー・サービス)などM&A系のコンサルは、企業M&Aについて全般的にコンサルを行います。
投資銀行や戦略コンサルとも業務が被る点がありますが、M&A全般をメインに業務を行う点が異なります。また、日本M&Aセンターなどの、仲介会社もM&A系のコンサルに含まれることがあります。
シンクタンク
シンクタンクは、社会問題や政治問題について研究・調査し、解決策を提言するものです。また、政府や地方自治体からの依頼を受けて、データを分析し、課題を解決するのも主な業務です。
ただし研究調査だけでなく、解決策の提言に関連して経営戦略の立案や業務改善、システム構築などコンサルティング的な業務も行っており、コンサルの1つとして扱われることがあります。
シンクタンク含め、コンサル全般への転職ではアクシスコンサルティングがおすすめです。コンサル転職の支援数No.1のサポートを無料で受けられます。
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外資系コンサルファーム年収ランキング
【外資】戦略コンサルティングファーム
戦略コンサル | 平均年収 |
---|---|
ボストンコンサルティング | 1,414万円 |
A.T.カーニー | 1,361万円 |
ローランド・ベルガー | 1,312万円 |
マッキンゼー | 1,239万円 |
ベイン | 1,174万円 |
アーサー・D・リトル | 1,145万円 |
1位|ボストンコンサルティンググループ(BCG)【1,414万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
1,414万円 | 62.1h | 61% |
有名出身者 | ||
・堀紘一(ドリームインキュベータ代表取締役社長) ・内田和成(元早稲田大学ビジネススクール教授) ・岩瀬大輔(ライフネット生命代表取締役社長) |
外資コンサルで年収トップはボストンコンサルティングで、平均年収は1,414万円です。戦略コンサルでトップとされるMBBの一社で、人材の質・量ともに国内随一とされます。
ただし、近年はシステム系のプロジェクトにも事業を拡大し、IT系人材を中心にの大量採用を始め、一部からは人材の質の低下を指摘されています。
それでも平均年収は戦略コンサルのトップで、IT系への注力・拡大で今後も成長が見込まれます。BCGを始めとする戦略コンサルへの転職は、コンサル転職支援数No.1のアクシスコンサルティングがおすすめです。
2位|A.T.カーニー【1,361万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
1,361万円 | 76.4h | 85.7% |
有名出身者 | ||
・松本恭攝(ラクスル代表取締役社長) ・久保裕丈(バチェラージャパン第1回バチェラー) |
外資コンサルで、平均年収2位につけるのはA.T.カーニーで、平均年収は1,361万円です。MBBに次ぐ入社難易度とされますが、平均年収はマッキンゼーやベインを上回る額です。
1926年にシカゴで創業し、現在は世界41ヶ国に4,000人以上のスタッフを抱えています。日本では1972年に進出し、従業員数200人ほどに成長しています。
フォーチュングローバル500の内75%をクライアントに持つなど、大手グローバル企業や政府系機関などを顧客としています。
3位|ローランド・ベルガー【1,312万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
1,312万円 | 70.5h | 85.7% |
有名出身者 | ||
・遠藤功(元早稲田大学ビジネススクール教授) |
平均年収3位の外資コンサルは、1,312万円のローランドベルガーです。戦略コンサルではセカンドティアに位置づけられるローランドベルガーですが、年収水準ではトップ3に入る好待遇です。
ドイツに本社を置く、欧州最大級のコンサルファームで、製造業の分野に強みがあります。また、今後は異業種との連携を強め、AIやDXを活かしたコンサルティングで、サステナブルな社会や企業成長を推進するとしています。
【セカンドティアとは】 単純に訳すと「二流の・二番手の」という意味ですが、就職市場では準優秀層が進む企業群がセカンドティアと呼ばれます。 |
4位|マッキンゼー・アンド・カンパニー【1,239万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
1,239万円 | 78h | 80.3% |
有名出身者 | ||
・南場智子(DeNA創業者) ・大前研一(ビジネスブレイクスルー大学学長) ・川鍋一郎(日本交通株式会社会長) |
マッキンゼーは平均年収1,239万円で4位です。戦略コンサルでは最も有名と言え、選考もトップクラスに難しいとされますが、年収水準ではセカンドティアとされるファームに劣ります。
2006年~2017年には、世界で最も権威あるコンサルティングファームに選ばれており、DeNAの創業者である南場智子氏や、ビジネスブレイクスルー大学学長の大前研一氏など、数々の人材を輩出しています。
業務ではグローバル化のプロセスにおいて強みがあり、入社後も語学力向上のプログラムが充実しています。
5位|ベイン・アンド・カンパニー【1,174万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
1,174万円 | 66.7h | 72.9% |
有名出身者 | ||
・秋山浩保(元柏市長) ・堀慎太郎(ベインキャピタルシニアアドバイザー) |
外資コンサルで5位はベイン・アンド・カンパニーで、平均年収は1,174万円です。MBBの一角で、選考はマッキンゼーより厳しいとされるほどの難易度ですが、給与水準ではトップとは差があります。
OpenWorkの「新卒入社してよかった会社ランキング2022」で1位を獲得するなど、従業員の評価が高く、成長できる環境と評判です。
成長環境としては海外オフィスとの連携が多く、海外プロジェクトやオフィスへの配置や転属などがあります。また、プロボノ活動にも力を入れており、10年で10億ドルの投資をするなど、社会貢献活動に積極的です。
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【外資】総合・ITコンサルティングファーム
企業 | 平均年収 |
---|---|
PwCコンサルティング (Strategy&) |
945万円 |
デロイト トーマツ コンサルティング |
926万円 |
日本IBM(旧IBCS) | 909万円 |
KPMG コンサルティング |
882万円 |
EYストラテジー& コンサルティング(EYSC) |
876万円 |
アクセンチュア | 861万円 |
1位|PwCコンサルティング(Strategy&)【945万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
945万円 | 50.5h | 56.2% |
外資系の総合・ITコンサルで平均年収トップは、945万円のPwCコンサルティングです。2002年にIBMにPwCコンサルティングが統合された後、PwCが別企業を買収・統合してできた、比較的新しいコンサルファームです。
統合した戦略コンサル「Strategy&(旧ブーズ)」と、総合コンサルとしての強みを組み合わせ、戦略からITを含めた実務まで対応しています。
2位|デロイト・トーマツ・コンサルティング(DTC)【926万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
926万円 | 65.1h | 56.5% |
デロイト・トーマツ・コンサルティングは平均年収926万円で、外資系の総合・ITコンサルで2位の給与水準です。Big4(世界4大会計事務所)のグループとして、戦略から業務改革、会計など多岐に渡るコンサルティングを行っています。
3位|日本IBM(旧IBCS)【909万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
909万円 | 38.4h | 49.8% |
外資の総合・ITコンサルで平均年収3位は、日本IBMで909万円です。IBMはIT業界で世界トップクラスの売上ですが、2002年に旧PwCコンサルティングを統合し、総合的なコンサルティング業務を行っています。
4位|KPMGコンサルティング【882万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
882万円 | 42.9h | 63.1% |
KPMGコンサルティングは、882万円の平均年収で4位です。事業変革・テクノロジー・リスク&コンプライアンスの3分野に強く、現在はITに特に注力しています。
Big4(世界4大会計事務所)のグループですが、大手総合・ITコンサルでは規模が比較的小さく、グループ会社間の風通しの良さなどが特徴です。
5位|EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)【876万円】
6位|アクセンチュア【861万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
861万円 | 37h | 67.2% |
外資系総合・ITコンサルの平均年収6位は、861万円のアクセンチュアです。世界最大規模のコンサルファームで、フォーチュン100社の内94社をクライアントとして抱えるなど、大手企業へのコンサルティングを多く行っています。
アクセンチュアは経営・業務・ITコンサルの他、業務委託事業も展開しており、ITエンジニアの数では国内トップクラスです。
また、アクセンチュアのような総合・ITコンサルへの転職でも、アクシスコンサルティングがおすすめです。コンサル全般の転職に対応しており、コンサル転職支援数No.1のサポートを無料で受けられます。
▶アクセンチュアの年収について詳しく見る
▶アクセンチュアは激務なのか詳しく見る
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【外資】M&A系(FAS)コンサルティングファーム
企業 | 平均年収 |
---|---|
KPMG FAS | 1,239万円 |
フーリハン・ローキー (旧GCA) |
1,115万円 |
デロイト・トーマツFA | 1,065万円 |
PwCアドバイザリー | 994万円 |
EYストラテジー& コンサルティング(EYSC) |
876万円 |
1位|KPMG FAS【1,239万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
1,239万円 | 71.8h | 55.5% |
KPMG FASはM&A系の外資コンサルで1位の年収で、平均年収は1,239万円です。会計系のアドバイザリーファームとして、平均年収ではBig4系のM&Aコンサルでは頭1つ抜けています。
KPMGグループのFASとして、企業戦略の策定からM&A後のサポートまで、国内外問わずM&Aや事業再生の支援を行っています。
ただし年収は高いですが、平均残業時間が70時間超と、他社に比べて多い点も注目すべきでしょう。
2位|フーリハン・ローキー(旧GCA)【1,115万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
1,115万円 | 82.5h | 37.7% |
M&A系で2位のフーリハン・ローキーは、平均年収1,115万円です。M&Aアドバイザリーでは、グローバル・全米共にNo.1の件数を扱っており、世界でトップクラスの企業と言えます。
フーリハン・ローキーは、日本の平均年収トップで有名なM&Aアドバイザリー「GCA」を2021年に買収し、アジアでの事業拡大を狙っています。
3位|デロイト・トーマツ・ファイナンシャルアドバイザリー(DTFA)【1,065万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
1,065万円 | 59.2h | 54.6% |
M&A系の外資コンサルで3位の平均年収は、1,065万円のデロイト・トーマツ・ファイナンシャルアドバイザリーです。
ファイナンシャルアドバイザリーとして最大級の規模で、監査法人のトーマツやDTCとも連携して、M&Aや危機管理、インフラアドバイザリーなどを行っています。
4位|PwCアドバイザリー
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
994万円 | 46.8h | 64.0% |
M&A系コンサルで4位の平均年収はPwCアドバイザリーで、平均年収は1,000万円に届かず、994万円です。PwCのメンバーファームとして、主にM&A・事業再生・インフラの3領域でサービスを提供しています。
特に事業再生の領域で強みがあり、業界ではトップクラスの存在感を放っています。
M&A系コンサルの転職を考えているなら、アクシスコンサルティングがおすすめです。コンサル転職でトップクラスのノウハウや最新情報・裏情報を保有しており、非公開求人の紹介も無料で受けられます。
5位|EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)【876万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
876万円 | 45.8h | 59.6% |
M&A系コンサルで、5位のEYストラテジー・アンド・コンサルティングは、平均年収876万円です。
ファイナンシャルアドバイザリーの「EYトランザクション・アドバイザリー・サービス」と、コンサルの「EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング」が統合してできたファームです。
Big4(世界4大会計事務所)のファイナンシャルアドバイザリーが統合しているため、総合コンサルとM&A系の二面性があります。
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日系(国内)コンサルファーム年収ランキング
【日系】戦略コンサルティングファーム
企業 | 平均年収 |
---|---|
ドリームインキュベータ | 1,086万円 |
経営共創基盤(IGPI) | 1,080万円 |
コーポレイト ディレクション |
不明 |
1位|ドリームインキュベータ【1,086万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
1,086万円 | 68.2h | 49.8% |
日本の戦略コンサルで年収トップは、平均年収1,086万円のドリームインキュベータです。大手企業へのコンサルティングだけでなく、ベンチャー企業への投資育成など、ビジネスプロデュースにも重きを置いているのが特徴です。
単なる戦略コンサルではなく、新たな事業・産業創出や企業育成に国内外問わず取り組んでおり、自社の子会社でもペット保険事業を行うなど、特色ある業務を行っています。
ドリームインキュベータを始め、日系のコンサルファームでも各社特色が異なり、求める人材も様々なので、アクシスコンサルティングなどを利用して相談・対策をしましょう。
2位|経営共創基盤(IGPI)【1,080万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
1,080万円 | 83.1h | 36.7% |
日系戦略コンサルで年収2位は、平均年収1,080万円の経営共創基盤です。ハンズオン(常駐協業)型のコンサルファームで、ベンチャー支援や地方創生にも積極的に取り組んでいます。
メーカー支援専門のものづくり戦略カンパニーや、地方創生事業の1つとして地方交通事業を保有していたりなど、多岐に渡る事業を行っています。
その他|コーポレイト ディレクション(CDI)
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
不明 | 75.1h | 45.5% |
コーポレイトディレクションは、平均年収は不明ですが、初年度で500万円程度の年収を見込めます。
ボストンコンサルティングの在籍者が1986年に設立した、国内初の独立系戦略コンサルファームで、日系の戦略コンサルでは国内トップの質を誇るとされます。
社員数約70人の少数精鋭で、日系ファームとして外資より協調性などが求められる傾向にあり、選考でも人物面や会社とのフィット感が重視されます。
【日系】総合・ITコンサルティングファーム
企業 | 平均年収 |
---|---|
ベイカレント コンサルティング |
1,106万円 |
シンプレクス | 970万円 |
クニエ | 949万円 |
日立コンサルティング | 829万円 |
アビームコンサルティング | 807万円 |
イグニション・ポイント | 795万円 |
リブ・コンサルティング | 774万円 |
シグマクシスHD | 687万円 |
フューチャーアーキテクト | 647万円 |
1位|ベイカレントコンサルティング【1,106万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
1,106万円 | 34.1h | 60.3% |
日系の総合・ITコンサルで平均年収1位は、1,106万円のベイカレントコンサルティングです。総合コンサルティングを行う大手ファームで、ITを活かした戦略立案と実行に強みがあり、業界を問わずに企業支援を行っています。
日本の総合コンサルトップの平均年収ながら、残業時間が短いのが特徴です。検索サジェストでは「激務でやばい」「やめとけ」といったワードもありますが、残業時間は現在厳しく管理されています。
ベイカレントコンサルティングへの転職には、アクシスコンサルティングがおすすめです。平均の転職支援期間は3年と、長期に渡るサポートを受けられ、未経験からのコンサル転職にも強いです。
2位|シンプレクス【970万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
970万円 | 55.9h | 53.0% |
日系の総合・ITコンサルで2番目に平均年収が高いのは、ITコンサルのシンプレクスで平均年収は970万円です。金融領域に特化したITコンサルで、大手金融機関のシステム導入に多く携わっています。
一気通貫でのサービス提供が評価されており、今後は金融業界以外にも領域を拡大していくとしています。
3位|クニエ(QUNIE)【949万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
949万円 | 43.2h | 50.6% |
クニエは平均年収949万円で、日系の総合・ITコンサルで3位の高さです。NTTデータグループのコンサルファームで、経営やマーケティング、業務・生産改革など多岐に渡る分野でサービスを行っています。
日本発のコンサルファームですが、海外案件の多さが特徴で、全体の65%以上が海外プロジェクトです。新卒社員の98%がバイリンガル、30%がトライリンガルであるなど、海外で活躍したい人からの人気が高いファームです。
4位|日立コンサルティング【829万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
829万円 | 56.7h | 47.7% |
日系の総合・ITコンサルで年収4位は日立コンサルティングで、平均年収は829万円です。日立グループのコンサルファームで、日立グループの技術を活かしたコンサルティングを行っています。
ビジネス・ITコンサルティングに特化しており、ITはシステムの要件定義までを行い、SIやシステム構築領域は日立製作所が担っています。
5位|アビームコンサルティング【807万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
807万円 | 36.7h | 64.9% |
アビームコンサルティングは、平均年収808万円で5位の平均年収です。日本発のグローバルコンサルファームで、日本で最大級の規模を誇り、国内のみならず、アジアや欧米でも多くの案件を取り扱っています。
NECと提携しITを中心に、総合コンサルファームとしてサービスを提供しており、中でもSAP社のERP製品の導入に強いです。
【ERPとは】 経営の効率化を行うために、財務や人事、在庫といった企業の経営資源を一元的に管理するシステムを指します。 |
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【日系】シンクタンク
企業 | 平均年収 |
---|---|
野村総合研究所(NRI) | 1,232万円 |
三菱総合研究所 | 1,113万円 |
三菱UFJリサーチ& コンサルティング |
904万円 |
NTTデータ経営研究所 | 788万円 |
大和総研 | 736万円 |
日本総合研究所 | 689万円 |
みずほリサーチ& テクノロジーズ |
657万円 |
1位|野村総合研究所(NRI)【1,232万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
1,232万円 | 46.4h | 52.6% |
シンクタンクの平均年収トップは野村総合研究所で、平均年収は1,232万円です。日本初のシンクタンクであり、ITを軸に問題発見から解決まで一貫した、総合的なサービスを提供しています。
マネジメントやシステム分野でのコンサルティングや、ITソリューションの提供などを行っており、特にITソリューション分野の売上が大きいです。
野村総研などのシンクタンクへの転職は、アクシスコンサルティングのほか、ビズリーチなどもおすすめです。選考でコンサルほどの特殊性はないため、複数併用し、多角的に対策しましょう。
2位|三菱総合研究所【1,113万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
1,113万円 | 44.4h | 45.0% |
シンクタンクで平均年収2位は、1,113万円の三菱総合研究所です。三菱グループのシンクタンクで、コンサルティングやITサービスの提供を行っています。
コンサルティングとITサービスの売上は半々程度ですが、ITサービスは主に子会社の三菱総研DCSが担っています。
3位|三菱UFJリサーチ&コンサルティング【904万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
904万円 | 51.3h | 45.9% |
三菱UFJリサーチ&コンサルティングは、904万円でシンクタンクの平均年収では3位です。三菱UFJフィナンシャルグループのシンクタンクで、マネジメントコンサルに強みがあります。
官民に対する提言やコンサルティング、人材育成支援、DX化などをグループ一体で提供しています。
4位|NTTデータ経営研究所【788万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
788万円 | 71.8h | 55.5% |
NTTデータ経営研究所は平均年収788万円で、上位3社とはやや差があり、シンクタンクでは4位です。NTTデータ100%出資のシンクタンクで、調査研究や政策提言の他、戦略・ビジネス・ITコンサルティングを行っています。
シンクタンクではありますが、コンサルティング業務がメインの会社で、戦略立案やDX、地方創生など様々な分野でサービスを提供しています。
5位|大和総研【736万円】
年収 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
---|---|---|
736万円 | 36.1h | 73.9% |
シンクタンクの平均年収5位は、大和総研の736万円です。大和証券グループのシンクタンクで、2021年に「大和総研HD」「大和総研」「大和総研BI」が統合した会社です。
統合により「リサーチ」「コンサルティング」「システム」を組み合わせたサービスを提供しており、金融向けITソリューションに強みがあります。
ビズリーチ |
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戦略コンサル入社難易度ランキング
難易度 | 戦略コンサル |
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超高 | マッキンゼー・アンド・カンパニー |
超高 | ベイン・アンド・カンパニー |
超高 | ボストンコンサルティンググループ(BCG) |
高 | A.T.カーニー |
高 | アーサー・D・リトル(ADL) |
高 | ローランド・ベルガー |
中 | ドリームインキュベータ |
中 | 経営共創基盤 |
中 | コーポレイトディレクション |
コンサルの中でも入社が難しいとされる、戦略コンサルの入社難易度をランキングにしました。ただし、難易度は絶対的なものではなく、その時々の個々人やファームの状況によって異なります。
難易度の低いファームの選考で落ちた人でも、より難易度の高いファームの採用ニーズと合致していれば受かることもあります。ランキングはあくまで一般的な基準・序列であり、重視すべきものではありません。
マッキンゼー・ベインがトップクラスの難易度
戦略コンサルでは、マッキンゼーとベインが新卒でも中途転職であっても難易度が高いです。近年は採用数が増えており、以前に比べれば枠が広くなりましたが、難易度が非常に高いことに変わりはありません。
また、BCGに関しては、IT関連に注力し始めているので、IT系の経歴があれば難易度は一段下がります。全体を見ると、年収と同じく難易度も外資系の方が高くなっていますが、難易度と年収が比例はしていないのが特徴です。
転職エージェントの利用は必須
各ファームの採用動向やニーズに関しては、最新の情報を保有している転職エージェントで相談しましょう。コンサル業界はケース面接やフェルミ推定など、選考内容が特殊で1人では対策が難しいです。
専門家からのアドバイスを受けるためにも、アクシスコンサルティングなどコンサル特化の転職エージェントは必須です。無料で利用でき、選考対策だけでなくキャリア相談や非公開求人の紹介を受けられます。
【フェルミ推定やケース問題とは】 フェルミ推定:調査をしても明確化することが難しい数値を、最低限の知識や根拠をもとに論理的に概算することです。例えば、「日本で今スマホを見ている人の人数」や「地球上に蟻は何匹いるか」などがあります。 ケース問題:与えられた問題に対して課題解決策や経営戦略を提案するもので、例えば「テイクアウトの売上を増やすには?」などの設問が与えられます。 |
コンサル転職を成功させる方法
未経験でも転職できる
コンサルファームへの転職は未経験でも可能です。ただし、地頭の良さが重要視されるため、一定のレベル以上の学歴が求められることも少なくありません。
経歴を問われないことも多いので、地頭や学歴に自信がある層に、高年収や市場価値アップを狙って転職を希望する人が多いです。ただし地頭だけでなく、ビジネスを通じて得た論理的思考力・問題解決力などが重要です。
選考対策は入念に行う
コンサルへの転職を成功させるためには、入念な選考対策が必要です。クライアントの課題解決が業務のコンサルの選考では、問題解決能力の前提となるロジカルシンキングが重視されます。
面接では、論理的整合性やケース問題を問われるため、対策なしで挑んでは選考通過は望めません。また、志望動機についても、なぜその会社なのか、なぜコンサルなのかを論理的整合性を持って答えられる必要があります。
志望度の低いところから受ける
面接に自信があっても、面接は志望度の低いファームから受けるべきです。面接には慣れも必要なので、練習する気持ちで選考をいくつか受けるのがおすすめです。
現職で成果を出す
現職で業務効率化を図った経験や、課題発見・解決の経験を得るなど、現職で成果を挙げていれば選考で有利になるでしょう。選考では過去の問題解決経験や、考え方が重視されます。
過去の問題解決の経験、考え方がファームでも活かせると判断されれば、選考を通過できる可能性が高まります。
大きな成果でなくとも、現職での問題をあぶり出し、論理的な手法で問題解決に導く経験を得られるよう職務に励みましょう。
転職エージェントを利用する
コンサル転職を成功させるには、転職エージェントの利用は必須です。コンサル特有のケース面接やフェルミ推定などは1人での対策が難しく、専門家のアドバイスが必要です。
また、転職エージェントは最新の採用動向や、自身に向いたコンサルファームの紹介などの相談、ファームへの推薦も受けられるため、利用しない手はありません。
専門家のアドバイスを得るには、アクシスコンサルティングなど、コンサル特化の転職エージェントを利用すべきです。業界の最新情報・裏情報にも詳しく、転職成功率が上がるでしょう。
ビズリーチ |
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マイナビ エージェント |
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リクルート ダイレクトスカウト |
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まとめ|コンサル転職はアクシスコンサルティングがおすすめ
コンサルファームは、日本の平均年収(458万円|国税庁)の2倍以上の年収も珍しくないですが、その分ケース面接やフェルミ推定などコンサル特有の難易度の高い選考があるため、転職には転職エージェントの利用が必要です。
年収や難易度で見ると、全般的に日系よりも外資の方が難易度・年収ともに高いです。ただし、難易度はその時々の採用動向や各ファームの求人ニーズによるため、最新情報についても転職エージェントで相談すべきです。
一般的な転職エージェントでは、コンサル対策のノウハウや最新情報が乏しい場合もあります。転職エージェントは、アクシスコンサルティングなど、コンサル転職の専門家のいる所の利用がおすすめです。
ランキングの選定基準と根拠
参考文献
金融庁 | EDINET |
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事業会社 | 各社公式HP |
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ランキング 掲載の根拠 |
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