「50歳から転職できるか気になる」
「50歳以上で転職するならどの仕事がおすすめ?」
50歳を迎えて、早期退職や労働条件等で転職を考える人は多いです。しかし、年収が大きく下がることやキャリアアップできるのか不安で動けない人がいることも事実です。
そこで当記事では、50歳以上で転職成功できる方法はもちろん、成功例や失敗体験談を紹介しています。未経験転職のやり方やおすすめの仕事内容も記載しているので、50歳からの転職の参考にしてください。
50歳以上の転職なら、ビズリーチを利用しましょう。経験やスキルを見た企業からスカウトメールが届くので、今までの経験を活かした転職がしやすくなります。年収アップの実績も豊富なのでおすすめのサービスです。
50歳の転職!成功の秘訣
- 50歳転職には転職エージェントが必須
- 異業種転職も実績豊富
- おすすめ→ビズリーチ
ビズリーチ |
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リクルート ダイレクトスカウト |
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レバテック キャリア |
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- キャリハイ@編集部
- 「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。
目次
50歳からの転職は厳しい?
50歳からの転職は厳しくない
50歳での転職は厳しいと言われていますが、転職を成功させた人は多くいます。
マイナビの算出では、転職者のうち50代が占める割合は10.4%(参考:マイナビ|転職動向調査2021年版)で、50代の転職は珍しいものではありません。
また、転職者の平均年齢は年々上がっており、2021年には2008年と比べ平均年齢が約3歳も上がっています(参考:doda)。50歳以上という年齢で転職を諦める必要はなく、興味があるならまず一歩踏み出すべきです。
50歳からの転職が難しいとされる理由
主な3つの理由
- 求人が少ない
- 履歴書で不合格にされる(年齢で弾かれる)
- キャリアマッチした求人を見つけ辛い
50歳からの転職が難しいとされるのは、50代向けの求人が少なく、年齢を理由に書類選考で落とされることが理由です。自身の希望やキャリアにマッチした求人を探すのが難しいことも挙げられます。
多くの企業で、50代には即戦力としての活躍を期待しており、20~30代に比べ採用条件が厳しいのは事実です。
ただし50代でも転職を成功させている人が一定割合いるのは事実で、50代での転職が遅いということは決してありません。
質問者 |
そもそも求人欄に年齢制限を書いてくれれば迷わなくて済むのに… |
専門家 |
厚生労働省の雇用対策法によって、年齢を理由に応募を断ったり、書類選考や面接で年齢を理由に採否を決定するのはNG化されています。 なので、表立って年齢制限を書く会社はないんですよね。 |
経験を求める企業は多い
企業が50歳以上の応募者を採用する際は、応募者がそれまでに得た経験に期待します。自社にない経験やスキルを求める企業は多く、相手企業のニーズを埋められるキャリアがあれば、50代でも転職がうまくいきやすいです。
ビズリーチは会員制の転職サイトで、ビズリーチで受けたスカウトから、自分の市場価値およびマックスでもらえる年収の見当がつきます。
登録してスカウトを待つだけで数十件ほどは案件を紹介してもらえるケースもあるので、良い意味で楽に(効率的に)転職活動を進めたい人はビズリーチのスカウトを利用してください。
50歳の転職は未経験でも可能?
アピールポイントがあれば問題ない
50歳で未経験の転職は可能です。俗に言うスキルなし転職であっても、例えば、管理職としての経験は異業種でも活かすことができますし、営業経験は対人関係すべてに活きます。
相手企業も自社にない経験やスキルを欲しているので、企業のニーズとマッチすれば未経験でも、生活レベルを変えない転職ができる可能性があります。
逆に企業と経験がないと、未経験の転職は難しく、資格取得などスキルを上げてからの転職がいいでしょう。
資格を取得しておくと転職有利になる仕事
業界 | 有利になる資格 |
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不動産・建築業界 | 宅地建物取引士 建築士 施工管理 電気工事士 |
マンション管理 | 管理業務主任者 ビル設備管理技能士 |
介護・福祉業界 | 介護福祉士 社会福祉士 |
金融業界 | 証券アナリスト |
未経験であっても、資格取得している方は、有利に転職活動を進められます。特に不動産関連の資格は、保有しているだけで基本給がアップする会社もあり、おすすめです。
在職中に資格取得を目指して勉強し、実際に資格を得てから活動することで、リスクなく転職できます。
ビズリーチ |
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リクルート ダイレクトスカウト |
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レバテック キャリア |
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50歳以上の未経験におすすめの仕事
公務員
公務員では、59歳まで中途採用を受け付けている公的機関も少なくありません。
公務員の経験がなくとも、それまでの経験を活かした転職や活躍が可能です。基本的に年功序列のため、給与アップはあまり望めませんが、安定した収入を期待できます。
ドライバー
配送やタクシーなど、ドライバーの仕事も、50歳未経験からの転職で人気の仕事です。
人手不足の業界で、運転免許があれば、未経験でも転職可能です。タクシーの場合でも、2種免許取得費用の補助がある会社が多く、未経験でも高給を狙える仕事です。
営業職・接客業
営業職や接客業は、未経験歓迎の代名詞とも言える職業です。今までに培ったコミュニケーション能力や人脈を生かしやすい業種なので、50歳までの経験が活かせます。
年収が高い不動産業界などでも、営業は常に求められています。人と接する仕事の接客業も、対人スキルを活かした活躍が可能です。
営業職へ転職したい場合は、ビズリーチやマイナビエージェントなどの転職エージェントを利用するのがおすすめです。
介護職
人手不足の業界であり、特別必要な資格もないため、未経験入社しやすい職種です。少子高齢化が進む昨今、ますます需要は増していきます。
職場数も日本中に増えており、人と話すことが得意な人は、積極的に採用される傾向にあります。
警備員
警備業界は平均年齢が高く、50代60代の社員が中心です。50歳は相対的に若手になるため、即戦力として企業側も未経験入社を歓迎しています。
「警備員指導教育責任者」など、一定の資格をとることで給与アップが約束されている会社もあり、頑張りに応じてしっかりと給与反映される点もおすすめのポイントです。
50歳からの転職を成功させる方法
キャリアの棚卸しを行う
転職を成功させるには、まずキャリアの棚卸しを行い、自身の強みや経験を明確にすべきです。
50歳以上の応募者に、企業はキャリアや経験を求めているので、応募先企業のニーズに合った強みをアピールできるように整理しましょう。
ビズリーチやマイナビエージェントなどの転職エージェントを利用すれば、キャリアの棚卸しを一緒に行ってくれます。自身が気付かない強みが見つかることもあり、他多数のサポートを無料で受けられるので、転職エージェントの利用は必須です。
マネジメント経験や専門スキル・資格が有利
50歳以上の転職で有利になる経験の1つがマネジメントです。
マネジメントスキルは業界が異なっても活かせるポータブルスキルのため、転職時はマネジメント経験をアピールできるよう、取組みや工夫のエピソードを整理しておきましょう。
また、スキルや資格の数の豊富さも重要です。転職サイトではスキルを登録するプロフィールページがあり、スキルの数に応じて連絡がくる数が変わるため、場合によっては新たな資格取得を検討するのもおすすめです。
汎用的な資格 | 概要 |
---|---|
自動車免許 | 運輸業以外でも営業などで必要とされることがある |
TOEIC | 英語に関係ない業種でも英語力はアピールになる |
簿記 | 会計知識は経理業務以外でも営業やマネジメントに活かせる |
業種・業界にこだわりすぎない
50歳以上で転職する際は、業種・業界にこだわりすぎないようにしましょう。どうしても過去経験した業界への転職のみを考えてしまいがちです。
狭い範囲で転職活動を行うと、自分を必要としている企業との出会いを逃してしまいます。できるだけ広い範囲で、転職先を探しましょう。転職エージェントを使えば、自分とマッチする思わぬ業界を紹介してくれることもあります。
男性は40%以上が異業種へ転職
マイナビの転職動向調査2021年版によると、男性の場合、50代の異業種への転職率は40%を超えており、40代よりも多いほどです。
業種・業界を広く見ることが転職成功のポイントということが、データからも読み取れます。
転職動機は「応募先企業の魅力」中心に書く
職務経歴書を書く際には、転職動機(志望動機)欄の内容に注意すべきです。「◯◯が学べる場と思い希望しました」など、勉強の場として転職志望したと書くパターンはNGです。
20代と異なり、企業が50代転職者に求めるのは即戦力であり、自分視点で志望理由を書かれることを好みません。
転職動機は、応募した企業の魅力と、自分であれば力を発揮できるといった貢献性のある内容を記載すべきです。
リファラル採用も駆使する
知人・友人の紹介で転職する、リファラル採用が近年増えています。20代~40代の内に、形成した人脈を使って、転職先を探すのも有効な手です。人づてに相手企業の実態を知ることができ、企業とのミスマッチを防げます。
場合によっては書類審査なしで面接できることもあるので、求人数の少ない50代は、周りの人脈も積極的に利用すべきです。
また、企業の実態を知るには「Openwork」などの口コミサイトも便利です。従業員の口コミで、会社の雰囲気や働き方を知れます。
50歳以上は転職エージェントの利用が必須
転職エージェントとは
転職エージェントのサポート内容
- 求職者の就職支援
- 履歴書など提出書類の添削
- 面接対策
- 給与や待遇面などの交渉
- 就職後のアフターフォロー
転職エージェントは、転職希望者を支援するプロで、基本的に無料で転職に関するサポートを受けられます。
そもそも転職すべきかどうかの相談から、書類や面接の対策、応募先とのやり取りやアフターフォローといった支援があります。
年齢に合わせたサポートが受けられる
50歳からの転職は、経歴書や面接に工夫が必要です。例えば、20代では「勉強するための入社」は許されることがありますが、50代では即戦力になるような発言をしないと不合格になりやすいです。
転職エージェントは、年齢ごとの転職で注意すべきポイントを熟知しているため、年齢に合わせた助言を行ってくれることが魅力です。
キャリアマッチした求人紹介
転職エージェントは、求職者に合わせた会社を紹介してくれます。転職サイトだけでは、企業ごとに定められている年齢制限の判別は難しく、書類審査で落とされることがあります。
転職サービスは複数利用する
リクナビネクストが行った転職成功者へのアンケートでは、70%以上の人が複数の転職サービスを利用しており、転職活動時は転職サービスを複数使うべきと言えます。
各社異なる得意分野や特徴があるため、最低でも2社以上は転職サービスに登録し、転職を成功させましょう。
50歳以上におすすめの転職エージェント
転職サービス | 特徴 |
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ビズリーチ |
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リクルート ダイレクトスカウト |
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レバテック キャリア |
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アクシス コンサルティング |
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ビズリーチ
年収1,000万円以上からの支持No.1転職サービス
(出典:ビズリーチ)
ビズリーチのポイント
- 求人の3分の1が年収1,000万円以上
- 企業やヘッドハンターからスカウトされる
- 優良企業と直接コンタクトが取れる
主な特徴 | |
---|---|
おすすめ年代 | |
求人数 |
83,279件 |
非公開求人数 | 非公開 |
未経験求人 | |
料金 | 無料 ※一部有料サービス有り |
エリア |
|
ビズリーチのメリット
- 厳選された優良企業からオファーがくる
-
ビズリーチは、厳選された優良企業やヘッドハンターから直接オファーメッセージが届く転職サービスです。
普通の転職サイトは、自分で企業を探すことが求められますが、ビズリーチは過去の経歴やスキル、希望条件をもとにスカウトメッセージがきます。
- 年収600万円以上を狙える
-
ビズリーチは、年収600万円以上を狙いやすい転職サービスです。ハイクラス層を主なターゲットとしており、求人の3分の1が年収1,000万円以上です。
現在の年収が600万円未満でも問題なく登録でき、年収アップを狙えます。スカウトがどれくらいくるかで、自分の市場価値を確認することもできるので、まずは登録してみるのをおすすめします。
- 有料プランでハイクラス求人が紹介される
-
ビズリーチは、税込3,278円/月または5,478円/月の有料プランに登録すると、年収1,000万円以上の求人を紹介してもらえるようになります。
ただし、無料プランでも十分なサービスを受けられるので、基本的には無料プランで問題ありません。より高年収を目指したい方、無料プランで満足できない方は有料プランも検討してみましょう。
- 年収1,000万円以上の支持率No.1
-
コンサルティング会社のシード・プランニングが行った転職サービスに関する調査によると、ビズリーチは年収1,000万円以上のビジネスパーソンが選ぶ「最も満足度が高い」転職サービスでNo.1を獲得しました。 (出典:PRTIMES)
ビズリーチのデメリット
- キャリアに自信が無い方は不向き
-
ビズリーチは、キャリアに自信の無い方は不向きです。ハイクラス求人を中心に扱っていることもあり、経験や実績が強く求められます。
スキルや経験に自信が無い方は、総合型転職エージェント「マイナビエージェント」や「dodaエージェント」がおすすめです。
- 審査に通る必要がある
-
ビズリーチを利用するためには、審査に通る必要があります。審査基準は公表されていませんが、ハイクラス求人を中心に扱うことから、職歴が浅い方や年収が低い方は審査落ちする可能性が高いです。
審査落ちしても、職務経歴書の内容を修正すると、再審査を受けられます。ビズリーチの審査に通らなければ、リクルートダイレクトスカウトなど他の転職エージェントを検討しましょう。
ビズリーチの評判と口コミ
リクルートダイレクトスカウト
ハイクラス向けの転職エージェント
リクルートダイレクトスカウトのポイント
- 年収800万円を超えるハイクラス求人多数
- 転職決定年収が平均900万円以上
- ヘッドハンターが3,000名以上在籍
主な特徴 | |
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おすすめ年代 | |
求人数 |
182,422件 |
非公開求人数 | 非公開 |
未経験求人 | |
料金 | 無料 |
エリア |
|
リクルートダイレクトスカウトのメリット
- 質の高いハイクラス求人が豊富
-
リクルートダイレクトスカウトは、質の高いハイクラス求人が豊富です。年収800万円を超える管理職・専門職の求人から、年収2,000万円以上のCEO求人など多数掲載されています。
誰もが知る大手企業や、非公開の優良求人に応募できるのが、リクルートダイレクトスカウトの強みです。
- 登録後はスカウトを待つだけでOK
-
リクルートダイレクトスカウトは、登録したらスカウトを待つだけでOKです。スキルや経歴をまとめた匿名レジュメを見て、ヘッドハンターや企業から直接スカウトを受ける仕組みです。
ヘッドハンターは3,000名以上在籍しており、自分に合った仕事を代わりに探してくれます。担当するヘッドハンターは、自分で指名して依頼することも可能です。
- 顧問として働くチャンスがある
-
リクルートダイレクトスカウトでは、知識や経験を活かして企業を支援する「顧問求人」のスカウトサービスを開始しています。近年、多くの企業で「顧問」人材が求められています。
顧問求人を受けることで、これまで培ったスキルや経験を他企業で活かすことができ、副収入を得られるメリットがあります。
リクルートダイレクトスカウトのデメリット
- 転職サポートが無い
-
リクルートダイレクトスカウトは、一般的な転職エージェントにある転職サポートがありません。書類準備や面接対策などが受けられないので、自分で準備する必要があります。
転職経験が浅く、書類や面接対策に不安がある方は、転職サポートが充実している転職エージェントも併用しましょう。無難におすすめなのは「マイナビエージェント」と「dodaエージェント」です。
- すぐに転職したい人は不向き
-
リクルートダイレクトスカウトは、すぐに転職したい人には不向きです。ヘッドハンターや企業からのスカウトを待つ仕組みなので、自分のペースで動きにくいのがデメリットです。
また、ハイクラス求人が多いこともあり、年収が低い人やスキル・経験が浅い人はスカウトがなかなか来ない可能性もあります。
リクルートダイレクトスカウトの評判と口コミ
50歳からの転職現状調査まとめ
50代の転職回数を調査
転職回数 | 50代の転職回数割合 |
---|---|
なし | 34% |
1回 | 21% |
2回 | 17% |
3回 | 11% |
4回~5回 | 16% |
6回 | 2% |
出典:転職回数が多いと不利?年代別の転職回数と採用実態|リクナビ
50代の転職経験回数は、若年層に比べれば平均的に多く、50代で2回目以降の転職活動を行う人の割合が50%以上です。
30歳、50歳は人生の節目と捉える人が多く、転職を経験する方が増加しているため、50歳以上では転職経験の回数が増えています。
転職回数は何回目から不利になる?
50歳で転職回数が気になるのは4回目からだとされています。
ただし、近年では転職が当たり前となっており、転職回数よりも辞めた理由を重視して、転職回数を気にかけない企業が増えてきています。
50歳からの転職理由を調査
順位 | 自己都合による転職理由 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 人間関係がうまくいかなかったから | 31.9% |
2位 | 満足のいく仕事内容でなかったから | 26.6% |
3位 | 労働条件(賃金以外)がよくなかったから | 26.3% |
4位 | 会社の将来に不安を感じたから | 21.8% |
5位 | 安全や衛生等の職場環境がよくなかったから | 21.4% |
6位 | 能力・実績が正当に評価されないから | 17.9% |
7位 | 賃金が低かったから | 17.0% |
8位 | 他によい仕事があったから 雇用が不安定だったため |
8.6% |
50歳の転職理由は、「人間関係がうまくいかなかったから」が31.9%で最多です。仕事内容や会社の労働条件が合わなくなり、転職活動を始める人も見られます。
会社の将来に不安を感じ、最後の転職としてより自分に合った環境で力を発揮したいと考える人も多いです。
50歳からの仕事探し(女性)
女性の方は、50代で長く続けられるパートを探してもいいでしょう。
50~54歳の女性では、正社員よりもパートなどの非正規雇用が約30%多く(参考:平成27年国勢調査|総務省)、パートの仕事の方が探しやすい環境です。
もちろんパートから正社員への転職も可能です。
50代女性の正社員転職者の調査では、8.7%の方が転職理由に雇用形態を変えたかったと答えており(参考:転職動向調査|マイナビ)、50代のパートから正社員への転職を成功させている方もいます。
40代と50代の転職の違い
50代は正社員の雇用率が低い
50代と40代までの大きな違いは、正社員としての雇用率が下がることです。40代と50代では、経験や専門性など求められるスキルは似ていますが、その分特徴的なアピールポイントがなければ40代の応募者に勝てません。
平均的に50代は年収が最も高いですが、転職するうえでは待遇や会社の規模などの変化を受け入れないと、正社員としての転職は厳しいです。
また、50歳以上になると、転職サイトのスカウト受信数が落ちやすいので転職サイトだけでなく、50歳以上でも採用歓迎を行ってる企業と精通した、転職エージェントの利用をおすすめします。
年収が上がりづらい
転職入職者の賃金変動状況 | |||
---|---|---|---|
年齢 | 増加 | 変化なし | 減少 |
40代前半 | 41.4% | 34.2% | 23.5% |
50代前半 | 32.0% | 32.9% | 34.1% |
※厚労省のデータを基にキャリハイ転職で編集
50代は40代に比べ、転職後に年収が下がる人の割合が多く、40~44歳は転職の際に41.4%が賃金が増加しているのに対し、50~54歳は32.0%です(参考:令和3年雇用動向調査結果|厚生労働省)。
40代よりも転職で年収が下がる可能性が高いことはご留意ください。
年収アップの転職を成功させるには、ビズリーチのような転職プラットフォームを利用することも重要です。転職後平均年収が910万円という実績があり、高年収の優良企業と出会えます。
50歳からの転職体験談
スキルや経験を活かして転職|50歳男性
50歳男性 | |
前職の会社で早期退職者を募集していたのを機に転職活動を始めました。その会社ではマイナビと組んで転職サポートもしてくれました。マイナビの担当者はベテランで、話をきちんと聞いてくれて、親身に相談に乗ってくれました。 職種は前職は金融でしたが、現職は医療機関での事務職です(事務長候補)。年収はわずかにアップしました。勤務地が東京から関西へ変わり、初めて単身赴任をしています。家族には負担を掛けていますが、割り増し退職金とわずかにアップした給料で納得してもらっています。 ある程度裁量も認めてもらっており、今のところ転職してよかったと思っています。 |
50歳の未経験転職ですが「マイナビエージェント」を使って年収アップの転職に成功している人の体験談です。
事務長候補ということで、前職のマネジメントスキル・経験を評価されての転職に成功しています。他社でも通用するスキルを活かして、50歳でも未経験転職で年収アップが可能です。
条件を緩めて転職成功|54歳男性
54歳男性 | |
勤めていた会社が倒産してしまったため、リクナビNEXTを使って転職しました。 前職では経理業務を行っていたため条件に合う会社がほとんど見つからず、諦めかけていたのですが、検索条件を変更して「副業可能な経理業務」を探したところ、目標としていた年収の半分程度でしたが見つかり、そこへ入社することにしました。 新しく入社した会社は給料が安い分だけ仕事量が少なく、残業もほとんどする必要がないため、不足した年収分は帰宅後にインターネットを使った副業で補っています。 高齢になると職探しが大変ですが、副業をやることを前提に目標収入を減らして探してみると、意外とたくさん見つかることが分かりました。 |
副業を前提に、転職先を幅広く見て転職サイトで求人を探すことで、転職に成功した人の体験談です。
働き方が多様化しているため、柔軟な思考で転職先を探すことで転職が上手くいきます。50歳だと求人は確かに少ないので、幅広く求人を見ることが重要です。
転職サイトで見つからなかった職種に転職成功|51歳男性
51歳男性 | |
転職サイトでは私の転職したい業種の仕事(製作、デザイン系)が少なく、希望通りの募集に出会えませんでした。「そういう独特な仕事は中々見つからない」と、言われてしまいました。ですが、ハローワークで見つけることが出来ました。 子供のお絵かき教室講師から、一点物のインテリアを製作する会社への転職だったので、同じ美術、デザイン界と言うこともあり、自ら作品を何点か持参し、面接に挑みました。 無事に転職でき、年収はそんなに変化がありませんでしたが、人間関係は悪化しました。ワンマン社長だったので、インテリア製作時に1から指示され、自分らしさを出せる職場ではありませんでした。 |
転職したい職種が転職サイトでは見つからず、ハローワークに通って転職を成功させた人の体験談です。
年収は変化しなかったものの、自分が就きたい職種に転職できています。
転職サイトで全ての職種が網羅できているわけではないため、もしサイトで希望の職種が見つからなかった場合は、ハローワークの利用など、選択肢を増やせばと見つかることも充分ありえます。
人脈を活かして転職|50歳男性
50歳男性 | |
10年ほど前に町工場で就職をしていましたがリーマンショックの影響で退職を余儀なくされ、知り合いの飲食店のオーナーさんに相談したところ面接をして頂きアルバイトからではありましたが採用としてもらい現在社員として働かせて頂いております。 工場勤務から一転して全く畑違いの職場での活動で全てが納得という事もないですが、他人との関わり合いがある事で新しい考え方や違う視点での物事の見方を養えている現状です。 また新しく繋がりが増えていくことで知らない世界に触れることが出来ているのも良い点です。 |
会社都合で退職し、急に職を失いながらも、人脈を活かして転職できた人の体験談です。転職サービスがなくても、それまでに培った人脈も転職に活かすことが可能です。
50歳以上だと求人が減ることは事実なので、転職には人脈も含めて、自身のネットワークを積極的に利用して転職活動に取り組みましょう。
50歳からの転職に関する口コミ
転職成功した人の口コミ
〇良い口コミ | ・転職の理由が明確に出来ればチャンス ・過去の経験を生かせば通過しやすい ・50代でも成長を感じられる |
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最近知り合いが40、50代で続々転職成功している。もはや35歳限界説は崩れていると思っている。自分が成し遂げた成果、転職の理由が明確に出来ればチャンスはある。
— しゅん@駐在かくれ副業家 (@sushuneasylife) June 7, 2021
過去の経験を活かす仕事は、経験があるので応募しても通過しやすい。その事実に揺さぶられながら、何故キャリアコンサルタントを目指し、自分はどうしたいのか、ありたい自分をもう一度考えた。そして、今日から新しい挑戦!50代で3度目の転職#キャリアコンサルタント
— Chisato Kawazoe/キャリアコンサルタント (@chisatochan1219) August 31, 2021
50代で転職しました。毎日が成長痛。でも、この歳になって成長痛って幸せ。だってまだまだ成長している証拠❤️ https://t.co/cOrv35wu3w
— Takachan@人事マネージャー (@ar50managerT) September 28, 2021
転職失敗した人の口コミ
✘悪い口コミ | ・前職の看板を自分の実力と勘違い ・転職先の人間関係に悩む ・転職後の収入が少ない |
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会社の看板と下駄履かせてもらったものを自分の実力と勘違いしてる人は結構多いらしく、
そういう人が40後半、50で転職して、妙なプライドのせいで失敗して転げ落ちる。ってのはドキュメンタリーで聞き飽きるくらいに聞いたパターン。
恐らく王道と言っていいケース。— える.jar(春のブーツ) はホロ沼にハマったにぇ。 (@ellnore_pad_267) January 2, 2020
ぼくの親父さん50代後半なのに前の職場俺が会社辞めてしばらくした辺りで辞めて近くの土建屋に働き出したから仕事探しに関しての希望はまだ持てるけどいつも人間関係で上手くいかず何回も仕事辞めてるから転職の難しさもヒシヒシと感じてるから働き始めるのは怖い
— ぬまだ。 (@Nmd16hk) July 1, 2021
50代のおっさんが転職してきた時の話。
初任給を見て「25万でどうやって生活するんだ!」と暴れて辞めていったな。— スミソ@バサスロ (@sumiso03) September 5, 2021
まとめ
50歳からの転職は難しく思われがちですが、問題なく転職可能です。とくにビズリーチは、50歳以上の転職成功実績が多くおすすめです。
他にも、ハイキャリア向けのリクルートダイレクトスカウトなら、通常の求人案件以外に顧問求人などもあり、今後のキャリアの選択肢を増やすことができます。
50歳以上の転職も年々増加傾向にあり、豊富な経験を求める企業も多くあります。転職エージェントに相談して、自分にマッチする会社を紹介してもらって、転職を成功させましょう。