偏差値上位の有名大学を出たにもかかわらず、社会人2年目以降で年収が400万円ない、つまり300万円台の人は焦ったほうがいい。月給30万円、ボーナスなしか、月給30万円、ボーナス1か月分がこれに該当する。
年収は高いに越したことがないのだが、300万円台の人が焦ったほうがいい理由について述べていく。特に就活で大手に入れたと安心している人にみてほしい。後述するが家賃補助がかなりある場合はまた話が別だ。
20代で転職するならまずはマイナビエージェントに登録して欲しい。20代からの支持を多く集めており、手厚いサポートを提供しているので初めての転職でも安心だ。
ただし、コンサルに興味がある方に限っては、アクシスコンサルティングがお勧めだ。20代の転職にはコンサルをお勧めしている。
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目次
20代で年収300万円台は転職のサイン
有名大学を卒業してベンチャー企業に就職すると年収が伸びない。DeNA等、一部のソーシャルゲーム系の企業は最初から年収が高い。一方、採用力のあるベンチャー企業でも初年度の年収が300万円ちょっとで、2年目以降も年収が大してあがらない企業がある。
やりがい搾取をされている企業とはまさにこういうことをいうのである。やりがい搾取をされている企業は、なぜかやりがい搾取をされている企業の社員同士で集まる傾向があり、年収が低いことに気付かない。ベンチャー企業に勤めている人はDeNAの年収を1度聞いてから自分の会社の給料が適性か判断してほしい。
DeNAについてはキュレーション問題をはじめ賛否両論あるだろうが、適性な額を社員に払っているという点においては良い会社である。ライターには適性な額を払っていなかったのだろうが。
またベンチャーでストックオプションといっているが勤続5,6年はして、そこから行使4年と考えると現在価値に割り引いて考えるとかなり微々たる額だと思われる。
転職を考え始めたら転職エージェントに相談するといい
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なぜ20代で300万円台が危険なのか
年収300万円台を社会人2年目以降も続いている会社はその後の伸びも見込めない。そして、仮に転職するときも年収は前職考慮をされる。
つまり同じ会社の同じ職種に就くと仮定したときに、コンサル出身の年収800万円の人と、年収350万円のベンチャー出身の人では、新しい会社でもらえる年収がだいぶ異なってくる。 搾取された期間が長ければ長いほど痛みが大きくなってしまう。そしてとりかえしがつかなくなる。
よってできるだけ年収は高いほうがいい。自分の市場価値を高めるためにも年収はきちんと、市場にふさわしい額をもらうように努めたほうがいい。いくら修行の期間と割り切っていても年収が低かったという事実は自分の履歴書を汚しかねないので注意してほしい。
日本は特に前職考慮のカルチャーが強いため、日系企業への転職を考えている場合は気を付けてほしい。職能給であれば、仕事ごとに給料が決まっているが年功序列がはびこっている状況だとまだまだ職能給の普及も厳しいだろう。
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年収300万の人が転職するときの注意点
転職する際によくあるが給与毎月33万と聞くと一見給与が高く見え、日系大手の方からうらやましがられる。しかし、ボーナス、家賃補助なし、見込み残業30時間込みといった注意書きをしっかり読んでほしい。
見込み残業を超えた分は一般的に支払いをしないといけないが、見込み残業を超えて支払う企業はそうそうないので、ただのブラック企業である場合があるので気を付けてほしい。
なんとしてでも年収をあげようと焦ってしまうと、正しく情報を集めないまま転職を決めてしまうかもしれない。
本記事で繰り返し書いたが、給与以外の部分も含めてどうなっているかを細かく調べてほしい。
例えばであるが昼ご飯がほとんどタダに近い会社にいたらその補助がなくなれば可処分所得を圧迫する。
それまで周りに年収が高い人材がいないと、自分一人では判断がつかないだろう。早いうちに、マイナビエージェントといった転職エージェントに登録し、世間的な評価を理解しておこう。
年収300万円は無条件で転職を決意すべきだ
2年目以降で家賃補助込みで額面、年収300万円台であれば無条件で逃げることをすすめる。なぜならば年収が上がる見込みがないからだ。
ただし、創業1年目、赤字に一気に転落して立て直しを図っている状況で飛び込んだというおもしろい状況を楽しめる方はしばらく楽しんでもよいだろう。その代わり年収が一度下がるリスクだけは覚悟しておくように。
まず、明らかに年収が低いという事実に気付いた瞬間から脱出の用意を図ろう。ブラックに近い低年収やりがい搾取企業にいる若者は、自分の会社がおかしいということになかなか気づかないのである。
特にベンチャーの中でも、ゲームに比べると人材等は年収も低いのは一般的だ。将来飲食チェーンを経営したくて、ワタミ等で修行するというのは明確な目的があってよいが、将来やりたいことを探すためだけにベンチャーで低賃金で働くのは間違っているだろう。
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年収を上げることにベンチャー企業社員がこだわっていいのか
年収をあげることよりも夢やスキルを追うのがベンチャー企業なのが事実ではあるが、3年目以降で年収がはねあがらない、年収400万円未満になっているときは現実も追うことを強く奨励したい。
もし、やりがいを思ったよりも感じず将来の夢につながらないということで年収がほしければもちろん大企業にいけばよい。
有名大学を出ていればよほどのことがない限り大企業には受かっているはずだ。大企業に受からなかったからベンチャー企業に行くということほど危険なことはないので、大企業がダメでベンチャーになりそうなら死ぬ気で大企業に受かる努力をしよう。
中途半端な気持ちでベンチャーにいくと本当に苦しくなる。
福利厚生の整った大企業の低年収は気にしなくていい
東証一部で業界トップ3の企業でも年収が低い企業がある。そういった企業は年収が低くても大抵は福利厚生がいいはずだ。会社の寮が月1万円、食費がほぼタダといった感じで必要生活コストを下げてくれているはずだ。
そういった場合は働きやすい環境があるから気にしなくていい。大事なのは可処分所得が低いことだ。
ただし、寮に入れる年数が決まっていることもあるので注意してほしい。また、会社によって寮のグレードが全く違うので就活する場合は寮のクオリティを聞いておこう。日本を代表する国の機関にも関わらず寮がおんぼろということがある。
一般的にだが女性総合職の寮はかなり優遇されているため女性には寮の福利厚生は最高だ。
話を少しもどすと一人暮らしで、実家も裕福ではなく、奨学金を返済しながらベンチャーの薄給で働くことほどつらいものはない。
ベンチャー社員や官僚として働いている東大卒の方がたまにいるがよくよく見てみると実家が金持ちでやりたいことだけを追求できる環境であったりするので安易に先輩がベンチャーで働いているからというのを鵜呑みにしないほうがよい。
成功した起業家でも2年くらい無給で貯金もほぼなかったのによく生きながらえたなと思うことがある。詳しく聞いてみたら実家が、叔父や祖父を含め医師の経営者だったということがある。
東京で自分の病院をもっている医者は相当金持ちなのでこういった例にまどわされないようにしよう。
もちろん、自分の力で頑張っている人もたくさんいるので、このような例に惑わされすぎる必要はないのだが。
大手企業でも年収1,000万円にのらない人がほとんどなら注意
一般的にネームバリューのある大手でも部長になってようやく年収1,000万円ということになると割と年収の伸びも悪く若手の間は厳しい。
最近は福利厚生をカット気味の企業も注意してほしい。
ベンチャー社員はタクシー代もかかる
ベンチャー企業にいると深夜まで働く必要がある。その際に、終電を逃すこともしばしばだ。帰ろうという意識があるにいも関わらず、仕事に熱中しすぎるとタクシーを逃してしまう。
早く帰ればいいだけだと思うかもしれないが、ベンチャー社員はそれほど仕事に熱中し、いつの間にか終電を逃し、朝までオフィスかタクシー帰りということも珍しくない。
家も決して家賃が高くないため快適ではない。
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