営業職の転職を成功させるために活用して欲しいのが「転職エージェント」だ。転職エージェントは転職サイトと異なり、自分に最適な求人を紹介してくれる。自分で求人を探す必要がない点が、転職エージェントを利用する最大のメリットだ。
今回は営業の転職でおすすめの転職エージェントについて詳しく紹介していく。営業の転職を検討している人はぜひ一読してみて欲しい。
ビズリーチ |
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マイナビ エージェント |
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レバテック キャリア |
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- キャリハイ@編集部
- 「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。
目次
営業の転職事情は?
営業職は、全業界で常に需要のある職種だ。掲載される転職求人の職種の中で最も求人数が多いと考えてよいだろう。転職市場で常に需要が高いのは「住宅メーカー」「保険会社」「製造業」といった業界の営業職だ。最近では「IT企業」の営業職の需要も高まってきている。
企業によって営業が扱う商材・サービスは様々だが、「商材・サービスを売り込む」という根本の役割は変わらない。このため、営業職は他の職種と比べると異業種へのフィットもしやすいといえる。転職を機に、異業種の営業職にチャレンジするのもおすすめだ。
まずはビズリーチに登録しよう。転職エージェントが、求人選びや職務経歴書、面接対策についてのサポートをしてくれる。
営業の転職のポイント
営業職の転職のポイントとして、下記の点が挙げられる。
- 自分が従事したい営業スタイルを把握する
- 営業職の経験を具体的にまとめる
- 「対法人」営業、「無形商材」ほど年収は高い
自分が従事したい営業スタイルを把握する
一口に営業といっても、様々な種類がある。まず、営業スタイルによって「新規開拓営業」と「ルート営業」の2つに分けられる。
新規開拓営業はいわゆる「飛び込み営業」というもので、不動産営業や証券営業で多く見られる営業スタイルだ。新規開拓営業は、体力的にも精神的にも負荷が重たいため、人によっては「つらい」と感じることも多い。ただ、営業成績によってインセンティブが支給されるケースも多く、給料面では魅力のある営業スタイルいってよいだろう。
ルート営業は、既存顧客に対して提案を行っていく営業スタイルだ。長期的に人間関係を構築するのが得意な人に向いている営業スタイルといえるだろう。ただ、ルート営業職に転職した際に、自分の前任者と比較されてしまうケースも多い。ルート営業を「楽な営業」と思い込むのは厳禁だ。顧客から高い評価を受けられるよう、魅力的な提案を継続して行っていく必要がある。
自分は新規開拓営業を行いたいのか、それともルート営業を行いたいのか、転職活動を行う前に把握するようにしよう。
営業職の経験を具体的にまとめる
自分が営業職でどのような経験をしてきたか、具体的にまとめておくことも重要だ。企業は自分の営業スキルをもとにして、採用の可否を決めるといっても過言でない。営業職は他の職種と比べて「実力主義」となっているケースが多く、いくら資格を持っていたり、学歴が充実していても営業スキルが不足していると採用に至らないケースもある。
自分の営業スキルを十分アピールできるよう、経験・業務内容をまとめて、自分の言葉で具体的に話せるよう準備しておこう。
「対法人」営業、「無形商材」ほど年収は高い
営業職の世界では、「対法人」で「無形商材」を扱うほど年収は高くなる傾向にある。まず、対個人の営業よりも対法人の営業の方が、扱う商材の規模が大きくなる。大きな金額が動く取引になるほど、会社が獲得できる利益は大きい。営業にもその利益分が還元されるケースが多くなるため、年収も高くなりやすい。
無形商材は「IT・マーケティング・コンサルティング」といった商材だ。無形商材の価値は、極端にいうと提供元の会社が自由に設定することができる。有形商材の場合だと、原価や生産コストをもとにして金額を算出するため、ある程度金額の規模感が決まってくる。金額設定が青天井となっている無形商材を扱えれば、営業が稼げる金額も高くなるので、こちらも年収アップに繋がりやすい。
営業に転職するにあたって注意してほしいこと
営業に転職する目的を考えてほしい。給与を求めるのもありだ。営業ほど給与に差がつく仕事はないからだ。基本給が完全に低く抑えられており、完全成果報酬で給与が決まる会社も一部存在する。
学歴がなく外資系の成果報酬型の企業に転職し大成功した人も少なくない。学歴がないといってもたまたま高校のとき勉強していなかっただけで何かの分野で秀でていたりバイタリティが桁違いだったりするのではあるが。
成果報酬の会社に転職する際はみんながうまくいくだろうと思っているが成功する人は本当にごく一部だ。そのため、よほど自信がある場合をのぞいて完全成果報酬型はやめておいたほうがいいだろう。
基本給がある程度しっかりし、大きく差がつかないもののインセンティブが一定程度もらえる会社が安心であるだろう。
とはいえ営業の仕事は星の数ほどあるのでぜひご覧いただきたい。転職サイトには無数の営業の求人が流れてくるので見てほしい。その際は、先ほどの図のどの部分に該当するのかを意識してほしい。
営業での活躍は難しい?
営業と聞くと何を思い浮かべるだろうか。体育会系でとにかく勢いで押すタイプの営業マン、保険を得るレディ(少々言葉が古いだろうか)、債券の販売を行う金融機関のセールス、キーエンスの営業マン、リクルートの営業マンと様々だろう。
ひとくくりに営業はされがちだが全く中身が異なるので特に未経験から飛び込もうと考えている人は注意してほしい。
どの組織でもあてはまることだが営業は数字で結果が出てしまうために、できる人とできない人がはっきりしてしまう。
経理部や研究開発、マーケティングといった部門は成果がある程度見えにくい部分もある。営業は言い逃れができないほど成果がでてしまうため、数字が上がらない人にとっては会社にいづらい。
特に、中途採用の場合は営業成績をすぐに求められるため、業績が低いと使えないと判断され離職率も高くなってしまっているのが現状ではある。
稼ぎたい、評価に直結した仕事に就きたい、営業力をつけてその後のキャリアプランに活かしたい!などの目的をもってチャレンジして頂きたい。
営業の転職では「転職エージェント」がおすすめ!
営業の転職では「転職エージェント」の利用がおすすめだ。通常、転職を行うとなると転職サイトに登録する人が多い。ただ、近年は転職エージェントのサービスが充実してきており、転職サイトに代わる存在として注目を集めてきている。
営業の転職で転職エージェントがおすすめな理由として、下記の点が挙げられる。
- 営業の求人を紹介してくれる
- 履歴書作成・面接対策を行ってくれる
- 自分の市場価値を把握できる
- 内定できる可能性が高い
営業の求人を紹介してくれる
転職エージェントを利用する最大のメリットは、営業の求人をエージェント側が紹介してくれる点だ。自分で求人を集める必要がないため、仕事で忙しい人の場合でも無理なく利用することができる。一度転職エージェントに登録すれば、あとは求人の紹介がくるまで待つだけだ。受け身で転職活動を行いたい場合にも、転職エージェントの利用は最適だろう。
履歴書作成・面接対策を行ってくれる
転職エージェントでは、履歴書作成・面接対策などの各種サポートも行ってくれる。初めて転職活動を行う人の中には、履歴書作成・面接で不安を抱えている人も少なくないだろう。
転職エージェントはこれまでの膨大な転職データをもとにして、的確なサポートを実施してくれる。各種サポートを「無料」で行ってくれる点も心強い。転職エージェントの中には、有料で各種転職セミナーを開催しているところもあるので、利用時に確認するようにしよう。
自分の市場価値を把握できる
転職エージェントを利用することで、自分の市場価値を客観的に把握することが可能だ。営業スキルやこれまでの経験などをもとにして、転職エージェントが自身の市場価値を測ってくれる。
もちろん、転職エージェントからの評価がすべてではないが、転職活動を行う上で自分の客観的な評価を把握しておくことは重要だ。自分自身の考えと客観的な評価を比べることで、意識と評価のギャップを把握することもできる。
転職エージェントの中には、専用の分析ツールを使って市場価値を測ってくれるエージェントもある。複数のエージェントを利用して、市場価値の評価を比べてみるのもおすすめだ。
内定できる可能性が高い
転職エージェントでは自分に最適な求人を紹介してくれるため、内定できる可能性が高い。転職サイトを利用する場合、自分にとって必ずしも最適ではない求人に応募してしまうこともある。最適でない求人に応募すると、企業とのミスマッチが発生してしまい、結果的に時間を無駄に消費してしまうケースも生じてくるだろう。
短期間で着実に内定を獲得したい際に、転職エージェントは最適だ。離職のブランクを作りたくない人にとっても、転職エージェントは心強いパートナーになるだろう。
営業の転職でおすすめの転職エージェント
次に、営業でおすすめの転職エージェントについて紹介していく。
転職サービス | 特徴 |
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ビズリーチ |
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マイナビ エージェント |
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レバテック キャリア |
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ビズリーチ
年収1,000万円以上からの支持No.1転職サービス
(出典:ビズリーチ)
ビズリーチのポイント
- 求人の3分の1が年収1,000万円以上
- 企業やヘッドハンターからスカウトされる
- 優良企業と直接コンタクトが取れる
主な特徴 | |
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おすすめ年代 | |
求人数 |
83,279件 |
非公開求人数 | 非公開 |
未経験求人 | |
料金 | 無料 ※一部有料サービス有り |
エリア |
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ビズリーチのメリット
- 厳選された優良企業からオファーがくる
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ビズリーチは、厳選された優良企業やヘッドハンターから直接オファーメッセージが届く転職サービスです。
普通の転職サイトは、自分で企業を探すことが求められますが、ビズリーチは過去の経歴やスキル、希望条件をもとにスカウトメッセージがきます。
- 年収600万円以上を狙える
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ビズリーチは、年収600万円以上を狙いやすい転職サービスです。ハイクラス層を主なターゲットとしており、求人の3分の1が年収1,000万円以上です。
現在の年収が600万円未満でも問題なく登録でき、年収アップを狙えます。
スカウトがどれくらいくるかで、自分の市場価値を確認することもできるので、まずは登録してみるのをおすすめします。
- 有料プランでハイクラス求人が紹介される
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ビズリーチは、税込3,278円/月または5,478円/月の有料プランに登録すると、年収1,000万円以上の求人を紹介してもらえるようになります。
ただし、無料プランでも十分なサービスを受けられるので、基本的には無料プランで問題ありません。
より高年収を目指したい方、無料プランで満足できない方は有料プランも検討してみましょう。
- 年収1,000万円以上の支持率No.1
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コンサルティング会社のシード・プランニングが行った転職サービスに関する調査を実施しました。
そこで、ビズリーチは年収1,000万円以上のビジネスパーソンが選ぶ「最も満足度が高い」転職サービスでNo.1を獲得しました。 (出典:PRTIMES)
ビズリーチのデメリット
- キャリアに自信が無い方は不向き
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ビズリーチは、キャリアに自信の無い方は不向きです。ハイクラス求人を中心に扱っていることもあり、経験や実績が強く求められます。
スキルや経験に自信が無い方は、総合型転職エージェント「マイナビエージェント」や「dodaエージェント」がおすすめです。
- 審査に通る必要がある
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ビズリーチを利用するためには、審査に通る必要があります。審査基準は公表されていませんが、ハイクラス求人を中心に扱うことから、職歴が浅い方や年収が低い方は審査落ちする可能性が高いです。
審査落ちしても、職務経歴書の内容を修正すると、再審査を受けられます。ビズリーチの審査に通らなければ、リクルートダイレクトスカウトなど他の転職エージェントを検討しましょう。
ビズリーチの評判と口コミ
マイナビエージェント
20代〜30代の転職に強い転職エージェント
(出典:マイナビエージェント)
マイナビエージェントのポイント
- 20代に信頼される転職エージェントNo.1
- 登録者の80%が34歳以下
- 業界ごとに専門キャリアアドバイザーがいる
主な特徴 | |
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おすすめ年代 | |
求人数 |
非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
未経験求人 | |
料金 | 無料 |
エリア |
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マイナビエージェントのメリット
- 20代~30代の若い世代に強い
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マイナビエージェントは、若手向けに差別化を図っている転職エージェントです。
登録者の80%以上が34歳以下で、20代に信頼される転職エージェントNo.1にも選ばれています。
若い世代に特化していることもあり、掲載求人は、未経験募集にも積極的な企業が多いです。
- 業界に特化したキャリアアドバイザー
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マイナビエージェントは、各業界に精通した専任のキャリアアドバイザーを設けています。
専任だからこそ、深い情報をキャッチアップしてくれるため、ピッタリな求人紹介や最適な面接対策を実現しています。
業界だけではなく、女性向けや第二新卒向けなどの属性別キャリアアドバイザーや、関西・東海・九州などエリア特化のキャリアアドバイザーも配属しています。
- 転職サポートが無期限
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マイナビエージェントは、転職サポートに期限を設けていません。多くの転職エージェントは、最大3ヶ月などの期限があるため、転職活動が長引くとサービスを受けられなくなることもあります。
無期限で転職活動できる安心感があるので、早急に転職先を決めなければならないという焦りがありません。
納得いくまで転職先を吟味できるので、入社後のミスマッチも感じにくいでしょう。
マイナビエージェントのデメリット
- ハイクラス求人は少ない
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マイナビエージェントは、ハイクラス求人が少ないです。
年齢制限は無いものの、登録者の80%以上が34歳以下なので、若手向けの求人が多い傾向にあります。
30代後半の方や、高年収を重視した転職活動をしたい方は、優良企業から直接オファーが来る「ビズリーチ」や、年収800万円超の求人が豊富な「リクルートダイレクトスカウト」がおすすめです。
- 担当者のサポートにばらつきがある
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マイナビエージェントは、担当者によってサポートのばらつきがあります。
業界ごとの専任キャリアアドバイザーを設けているからこそ、業界の経験値や知識量がサポートの質に反映されやすいです。
転職エージェントを利用する最大のメリットは、キャリアアドバイザーの徹底サポートが受けられることです。担当者が合わないと感じたら、早いうちに変更の相談をしましょう。
マイナビエージェントの評判と口コミ
営業に特化した転職エージェントもおすすめ
営業に転職するなら、営業人材に特化した転職エージェントも利用しよう。エイプエージェントなら、あらゆる業界の営業職に精通しているのでおすすめだ。
自分に合った営業求人を見つけてくれるだけでなく、自分の営業の強みを見出したり、将来のキャリアを見越したマッチングをしてくれる。業界毎の対策や企業の理解を深めるサポートがあるので、内定獲得の確率が高いのがメリットだ。
他職種から営業に挑戦したい人や、営業としてキャリアアップを狙っている人は、是非エイプエージェントを利用してみよう。
転職エージェントを利用して、営業の転職を効率よく進めていこう
転職エージェントを利用することで、効率よく営業の転職を進めていくことが可能だ。転職エージェントに登録すれば、あとは求人の紹介を待つだけでよいので、仕事で忙しい営業職の人手も無理なく利用することができる。今回紹介したおすすめのビズリーチやマイナビエージェントなどの転職エージェントをを活用していって欲しい。