「契約社員はデメリットしかない?」
「契約社員と正社員はどっちがいいか知りたい」
契約社員は、残業が少なく、異動や転勤もないので、自由な働き方ができます。しかし、給与が低かったり、スキルが身につかなかったりと、不安になることも多いですよね。
そこでこの記事では、契約社員にはデメリットしかないのか解説します。契約社員のメリットや、正社員・派遣社員との差だけでなく、契約社員が向いている人も紹介しているので、参考にしてください。
正社員に転職したいなら複数の転職サービスを活用しましょう。若手の転職に強い「マイナビエージェント」や、第二新卒の転職に強い「ハタラクティブ」などのサービスを併用すれば、転職成功率は大幅に上がります。
マイナビ エージェント |
|
リクルート エージェント |
|
レバテック キャリア |
|
- キャリハイ@編集部
- 「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。
目次
契約社員はデメリットしかない?|契約社員の概要
契約社員はデメリットばかりではない
契約社員はデメリットも多いですが、メリットもあります。働き方の自由度が高い事や、職歴にはなるので、本当にやりたいことがやれるまでのつなぎには最適です。
契約社員を選ぶか正社員を選ぶか、自身の考えるキャリアに沿って考えましょう。キャリアを考える際は、1人で考えるのではなく、転職エージェントに手伝ってもらう選択肢もあります。
マイナビエージェントなら未経験での転職や20代、30代の支援の経験が豊富なので、キャリアの相談にも乗ってくれます。
契約社員とは
契約社員とは「有期労働契約」という、期間の決まった雇用方法で働く人のことです。契約期間が終われば仕事を辞めるか、雇用契約を更新して同じ会社で働くかを選びます。
基本的に正社員と同じ時間に出勤し、定時に帰宅します。残業がない場合が多く、自分に合った働き方を選びやすいです。なお、1回の契約の長さは、最長3年間です。
また、契約社員には「無期転換ルール」があります。無期転換ルールとは、有期労働契約で5年間働いている人が、無期労働契約に転換できるルールです。
無期転換ルールとは
無期転換ルールは、平成30年4月から施行されるルールで、有期労働契約が同一の会社で通算5年を超えるすべての人が対象です。
通算5年以上働いた人に対し、無期転換申込権が発生します。期間の定めがない無期労働契約に転換し、雇用の安定を狙ったルールです。
正社員になりたいときは転職エージェントのサービスを利用するべき
正社員になりたいときは「転職エージェント」のサービスを活用するべきです。実績のあるプロを頼りながら書類や面接の対策をすると、採用の確率が上げられます。
特におすすめなのは、20~30代が信頼するエージェントNo.1の「マイナビエージェント」です。希望の仕事に就けるように親身になってサポートしてくれます!
マイナビ エージェント |
|
契約社員と正社員の差
正社員との差
契約社員と正社員は、雇用形態が一番大きな差です。契約社員は、有期労働契約という期間の決まった雇用ですが、正社員は無期労働契約で、期間の無い雇用形態です。
また、福利厚生や給与、ボーナスなどの待遇面でも契約社員の方が少ない場合があります。企業によっては、正社員のみを対象にした制度があるので、よく確認しておきましょう。
派遣社員との差
契約社員と派遣社員は、雇用主が違います。契約社員は勤め先の企業が雇用主なのに対し、派遣社員は、雇用主が派遣会社であり、勤め先ではありません。
契約社員のデメリット一覧
契約解除される可能性がある
契約解除される可能性がある点は、契約社員のデメリットの1つです。勤め先の経営が悪化した場合、よほど優秀でなければ、正社員よりも先にリストラの対象になります。
また、契約期間が満了した際、企業側が契約更新を選ばなければ、そのまま契約を打ち切られてしまう可能性もあります。雇用の不安定さは、非常に大きなリスクです。
専門的な仕事を任されない
仕事の専門性の低さは、契約社員のデメリットです。契約社員は、契約期間が決まっているため、専門的な仕事を任せられません。
長く続ける可能性のある正社員とは違い、契約社員は1年程度で契約が切れる場合もあります。専門的な仕事を教えるコストが高い、と感じる企業が多いようです。
給与・ボーナスが少ない
契約社員は、給与やボーナスが少ないことが多いです。厚生労働省の調査によると、令和3年の正社員の平均月給は32万円ですが、正社員以外の平均は21万円です。
「正社員以外」のくくりなので、アルバイトやパートの給与も含まれます。契約社員のみの平均ではありませんが、正社員よりも給与は少ないと言えるでしょう。
ただし、2020年から適用された「パートタイム・有期雇用労働法」により、正社員と非正規社員の給与格差をなくす動きは進んでいます。
福利厚生が少ない
契約社員の場合、福利厚生が正社員より少ない場合があります。住宅手当・交通費などの諸手当や健康保険などが、ない可能性のある福利厚生です。
住宅手当や交通費があるのとないのでは、かなり生活に差が出るので、契約社員の人は入社前に福利厚生を確認しておきましょう。
昇給・昇格がほとんどない
契約社員は、昇給・昇格がほとんどありません。短い期間で辞める人が多いので、昇格させようという企業は少ないです。
ただし、無期転換ルールにより無期労働契約に変わった場合は、昇給・昇格の可能性も生まれます。現職があっていると感じる場合は、勤務を続けられるように努力しましょう。
社会的信用が低い
契約社員は、社会的信用が低いと判断される場合があります。契約社員だと、正社員のような雇用の保証がないため、先の収入が不安だと思われてしまいます。
ローンを組んだりクレジットカードを作ったりする場合、収入が不安定なので審査に通らない可能性が高いです。
転職に不利になる
契約社員は、転職に不利な可能性があります。専門的な仕事を任されないので、スキルが育たずにどの企業でも採用されづらいです。転職を考えている人は、契約社員にならない方が良いでしょう。
採用難易度は正社員と同等
契約社員の採用難易度は、正社員と同等です。契約社員とは言え、社員として雇うので、基本的に契約社員でも簡単に採用は貰えません。
また、企業や業界によっては、そもそも契約社員の求人がない場合があります。契約社員にこだわりが無ければ、正社員を狙った方が良いでしょう。
マイナビ エージェント |
|
リクルート エージェント |
|
レバテック キャリア |
|
契約社員のメリット一覧
異動・転勤がない
正社員だからいいとは限らないとは思うけど、私の職場に限っていえば正社員のが待遇はいいかな?ボーナスは契約社員にはないし。
そのかわり契約社員は残業なし、転勤なし。
正社員は47都道府県どこにでも飛ぶ可能性はある。— 香澄 (@alice_music0914) October 8, 2022
異動や転勤がないことは、契約社員のメリットです。家庭を持っている人や、勤務地を理由に職場を決めたい人にとっては嬉しい点です。
ただし、企業によっては契約社員でも転勤する可能性があるので、求人票や面接時に確認をしておきましょう。
ワークライフバランスが良い
契約社員は労働条件を自分で決められるので、ワークライフバランスがとりやすいです。残業の有無や出勤時間を選べる場合もあるので、自身の希望に沿った働き方ができます。
期間があるので辞めやすい
契約社員は、決められた期間を働くので、辞めるきっかけを作りやすいです。正社員だと、辞めたくても上司に言いづらくて辞められず、ずるずると続けてしまう可能性もあります。
契約社員なら、契約更新の際に辞められるので、辞められずに悩む必要がありません。
ただし、契約社員は基本的に契約期間中は退職できません。いつでも辞められる正社員と異なり、契約更新時しか退職できないのはデメリットとも言えます。
履歴書に書ける
契約社員は、専門的な仕事は任せられないですが、履歴書に書けます。正社員ではありませんが、ブランクを避けられます。また、契約社員になって様々な業界を経験していれば、経験豊富さを売りにできます。
マイナビ エージェント |
|
契約社員の口コミ
契約社員は気楽
明日(まだ寝てないので木曜日)は、ゴミを捨てに行く事が無いので。
久々にスタバに寄ろうかな????土曜は愛車のスピーカー交換が入ってるので、ユックリ出来ない????
AB中でのんびりしますけどね。
契約社員は、気楽な稼業?と来たもんだ????????— KOGONTA (@KOGONTA3) October 20, 2022
風当たりが強い
「20代で正社員じゃない人って何なの?」街中で響いた声。そもそも自分は正社員でも20代でもないけど、なんだか自分まで否定されたような気になった『多様性の時代』なんて聞くけど、非正規契約社員への風当たりはまだまだ強い。
— まなぞう【メンタルハック/FP3級/積み立てNISA】 (@Mana_zooO) October 20, 2022
働き方が改善された
転職して変わったこと
正社員時短勤務(6時間)→障害者枠契約社員(7時間)
起床時間 9時55分→9時20分
通勤時間 0分(いつか出社しなければならない)→0分(永遠に在宅)
休日 土日祝→土日祝
残業 時短で給料安すぎるから20時間→ほぼなし— 鞍馬蘭子 (@unbalance_orkid) October 15, 2022
契約社員に向いている人
やりたいことが決まっている人
やりたいことが明確に決まっている人は、契約社員の方が都合が良い可能性があります。例えば、専門的な仕事に就きたい人は、契約社員として働きながら目的のために勉強できます。
目的のための準備期間という形で契約社員になるのは、選択肢の1つです。
色々な仕事で経験を積みたい人
契約社員として働くのは、色々な仕事で経験を積みたい人に向いています。専門的な仕事は任せられないとはいえ、様々な業界に触れるのは良い経験になるでしょう。
経験した企業の中に、自分があっていると感じた企業があれば、契約の継続を希望することも可能です。
プライベートを重視したい人
契約社員は、プライベートを重視したい人に向いています。異動や転勤がなく、残業も少ないのでワークライフバランスを取りやすいです。
ワークライフバランスを取りやすい求人を探す際は、転職エージェントに登録しましょう。マイナビエージェントは求人数が多いので、希望の求人が見つかる可能性が高いです。
契約社員になる注意点
契約社員になる際の注意点は、雇用や将来が不安定であることです。契約の更新を希望しても、企業側から断られれば契約は終了してしまいます。契約期間が満了した後のキャリアプランを考えておきましょう。
契約社員にならない方が良い人
なんとなく、で契約社員になろうとしない方が良いです。目的もなく契約社員になると、スキルが身につかないうえ、契約満了後に仕事がなかなか見つからない可能性があります。
契約社員になる際は、明確な目的を持ってなるべきです。
契約社員から正社員を目指す方法
契約社員からの昇格を目指す
契約社員から正社員になるには、現職で昇格を目指すのが手っ取り早いです。企業によっては、正社員登用制度があるので、上司に制度の確認を行いましょう。
また、制度がなくとも成果を上げていれば、正社員での雇用の可能性はあります。自身の能力を示すことが重要です。
目指す業界に有利な資格などを取得する
目指している業界がある場合、契約社員として働きながら資格の取得などを行いましょう。資格を取っていれば、契約社員でも面接で悪印象を持たれません。
転職エージェントを利用する
契約社員から転職を目指す場合、資格などがないなら転職エージェントの利用がおすすめです。契約社員から転職を目指すなら、契約期限の1ヶ月程前から転職エージェントに登録して転職活動をしましょう。
中でもマイナビエージェントは、未経験からの転職や、第二新卒・フリーターの転職に強いので、契約社員からでも正社員を目指せます。
正社員を目指すのにおすすめの転職エージェント
マイナビ エージェント |
|
リクルート エージェント |
|
レバテック キャリア |
|
マイナビエージェント
20代・若手に強い転職エージェント
(出典:マイナビエージェント)
マイナビエージェントのポイント
- 20代に信頼される転職エージェントNo.1
- 登録者の80%が34歳以下
- 業界ごとに専門キャリアアドバイザーがいる
評価 | ★★★★★ |
---|---|
得意領域 | 未経験、既卒・第二新卒 |
雇用形態 | 正社員、契約社員 |
対応エリア | 全国
|
マイナビエージェントの特徴
マイナビエージェントは、若手の求職者に人気の大手転職エージェントです。新卒就職で最大手のマイナビが運営し、着実に実績を積んできています。
志望業界ごとに専任のキャリアアドバイザーがいるので、業界の情報を踏まえて応募書類の添削や面接対策を丁寧にサポートしてくれるのが魅力です。
さらに、面接が苦手な方に向けて模擬面接を実施しています。利用回数に制限はなく、夜間や土曜日の相談も受けているため、働きながらでも安心して面接対策をしてもらえます。
マイナビエージェントの評判と口コミ
リクルートエージェント
業界トップクラスの転職エージェント
(出典:リクルートエージェント)
リクルートエージェントのポイント
- 公開・非公開求人数が業界トップクラス
- 経験豊富なキャリアアドバイザーがサポート
- 書類の添削や面接対策が手厚い
評価 | ★★★★★ |
---|---|
得意領域 | 幅広い業界・年代に対応 |
雇用形態 | 正社員 |
対応エリア | 全国
|
リクルートエージェントの特徴
リクルートエージェントは、求人数・転職実績ともに国内トップクラスの転職エージェントです。非公開求人数も20万件以上を誇り、豊富な選択肢の中から自分に合った転職先を探せます。
書類添削や面接対策が充実しており、選考を通過しやすい書類の書き方や企業が見る面接のポイントなど、転職成功率を高めるサポートが受けられるのが強みです。
キャリアアドバイザーの丁寧なヒアリングや、求職者に寄り添ったアドバイスなども評判が良く、年齢や業界を問わずおすすめの転職エージェントです。
リクルートエージェントの評判と口コミ
契約社員に関するQ&A
契約社員はなってはいけない?
目的があれば、契約社員になっても良いです。契約社員を目的を達成するまでの足掛かりにするのは1つの選択肢です。
30代で契約社員はやばい?
30代で契約社員は、他の副業などでスキルを磨いていればやばくないです。契約社員として働きながら、自由な時間で何をするかが重要です。
ただし、スキルが何もなく、惰性で契約社員を続けている場合はやばいです。30代スキルなしでは、契約を打ち切られた際に、次の仕事に就けない可能性があります。
契約社員は1年だけなることはできる?
契約社員は1年だけでもなれます。基本的に契約社員の契約期間は最長3年で、高度専門職や満60歳以上の人は最長5年です。
アルバイトとどっちがいい?
契約社員とアルバイトは、自身の希望する働き方によって選ぶと良いでしょう。短い間のみ働きたい場合はアルバイトでいいでしょうし、ある程度お金が欲しい場合は契約社員を目指すと良いです。
まとめ
契約社員は、デメリットしかないわけではありません。働き方の自由度が高い点や、やりたいことが見つかった時に辞めやすい点など、メリットも存在します。
しかし、デメリットが多いことは事実なので、契約社員になる際は、しっかりと契約期間満了後のことを考えるか、契約期間中にやることを明確にしておきましょう。
また、正社員を目指す場合は、転職エージェントを利用しましょう。マイナビエージェントなら、未経験や第二新卒・既卒の就職に強く、求人も多いのでおすすめです。