転職をしたい、でも時間がないという人たちがいる。時間がないと言っている人たちを見ていて気づいたことがある。時間がないと言っている人は常に同じことをいっていて転職活動以外も機会をのがしている。活用法は後半に記した。時間があれば前半も読んでいただきたい。
ビズリーチ |
|
マイナビ エージェント |
|
レバテック キャリア |
|
- キャリハイ@編集部
- 「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。
目次
転職活動に時間が割けないのは本当か?
「転職活動する時間がないです」という人の話はできるだけ聞かないようにしている。なぜならば転職活動をする時間がないのではなく転職活動をする気がないからだ。転職活動をしたことがある人ならわかるだろうが、転職活動には大きなエネルギーを必要とする。
転職サイトへの登録、転職エージェントとの面談、応募書類の作成、面接、面接後の調整といった各プロセスで時間がかかるのは確かだ。時間以上に精神エネルギーを消耗するといったほうが正しい気がする。
転職活動をしたいといっている人は、転職活動の工数を見積もることなく大変そうで時間がかかりそうだからと、どれくらい時間がかかるかも考えないまま時間がないことを言い訳に何も行動しなくなる。
1週間に120時間働きながら転職活動をしている人もいて、さすがに超人だなと思ったが。
転職活動に時間が割けないという前に転職活動には〜時間が必要だから、現在の勤務形態だと、転職サイトに登録するのが限界だ。
そこまで考えているのはよいが、何も考えずに転職はしたいが転職活動をする時間がないといっていたら何も進まない上に、周りからも愚痴だけ言う人だと思われる。
現職の評価はいったん気にしなくて良い
転職してしまえばどれだけ現職で評価されていたとしても全く意味がなくなる。
つまり転職活動をしてしまうことで、これまでの会社の評判はリセットされるわけだ。上位5%に入るトッププレイヤーであったり、仕事が全くできない、生活態度に問題のある”問題児”でなければ評価に尾ひれがついて噂だけ先行してしまうという事態もおこりにくい。
そのため少々、付き合いが悪いと思われる程度であれば全く問題がない。転職活動の面接で高い評価を得て次の職場で高い評価を得るように努めたほうがよっぽどよい。現状でがんばっているフリをして偽りの満足をえているようでは全く意味がない。
ビズリーチ |
|
マイナビ エージェント |
|
レバテック キャリア |
|
転職活動に時間が割けない人は何にも時間が割けない
転職活動に時間が割けないという人は何にも時間を割くことができない。働くことがメインになっている人にとって通常の無思考ルーティーンである仕事以外に時間を割こうとすること自体が苦痛だからだ。
激務の職場に、サーフィンに打ち込む人がいないだろうか?土日になると早朝から車を出して、千葉や神奈川の海まで都内からわざわざでかけている。
彼らは激務の中でも金曜までに仕事を終わらせ時間を捻出するプロフェッショナルなのだ。すごい人になると、湘南エリアに引っ越し仕事をしながら海とともに生活をすることを選ぶ人もいる。
サーフィンは一例であるが、他にも趣味に打ち込み仕事をしながら人生を楽しんでいる人もいるだろう。何かに時間を割くためにはだらだらしている暇がないため一生懸命やる姿勢が身につく。
よって趣味に打ち込んでいる人に仕事ができない人が少ない。
転職時間を捻出する姿勢が必要
転職時間を捻出する必要はない。転職活動する時間がないと思ったら転職活動自体を人にやってもらえばいいのだ。
転職活動を人にやってもらうというのは、転職エージェントに書類作成から応募をやってもらえばよい。転職エージェントは使い勝手がいいので活用したらいい。具体的には転職サイトに登録し、転職サイトにきたメッセージに何個か返信し、電話で会話をしてみよう。
転職時間の捻出が難しい人は、朝6時~24,5時は労働にあてていることが多いので、昼休みの時間や超早朝で対応が可能か聞いてみよう。8,9時程度もしくは22,23時程度なら対応してくれる転職エージェントもいるので問題はない。
転職エージェントの活用法
ようやく本題の転職エージェント活用法に入る。さんざん忙しいといっている人を批判してきたが、事実時間がない人もいるだろう。何より時間がないことを伝えよう。
そのため職務経歴書の作成や応募、日程調整を全て行ってもらおう。転職成功可能性があるのであれば転職エージェントも喜んで代行をしてくれるのだ。
まず、転職エージェントと会うプロセスだ。
転職エージェントの選び方で決まる
激務、転職活動に時間がさきにくいという人はビズリーチに登録してほしい。
なぜ、大手の転職エージェントや転職サイトではないかというと、【BIZREACH(ビズリーチ)】には個人や数人~数10人規模の小さい転職エージェントが参入しているからだ。
大手の転職エージェントに最初から相談をお願いすると、転職相談の場所が先方の本社であったり、時間が日曜が夜遅い時間は対応していなかったりと何かと不便だ。大手は蓄積された知識があるのでいいのだが、激務の人向きではない。
一方、個人系の転職エージェントや小規模の会社は比較的フレキシブルに対応してくれる。よって、ビズリーチに登録後、大手でない人材エージェントに返信を日程調整をしてもらおう。
まず誰に相談するかは大事なので、まずはビズリーチは登録してみて様子をみよう。
転職エージェントにはとにかくお願いする
転職エージェントに、時間がないことを伝えてざっくり希望を伝えたら応募のプロセスに入る。
激務のなか受けようか受けるか迷っている判断がつかなければ1社だけ受けてみることをすすめる。現職との比較軸ができるのと転職活動の一通りがわかるようになるので後々楽になる。
一方、隣の芝が青く見える理論ではないが、基本的に、現職でないところは良く見えがちなので安易に今受けている会社がよさそうだから転職しようということにはならないようにしてほしい。
あくまで公平なジャッジをしつつ、転職エージェントや外部の人間に意見を求めよう。
職務経歴書はあっという間にできる?
転職エージェントに職務経歴書の作成をお願いしよう。
これまでの経験を話し続け、必要なところをピックアップしてくれるのが転職エージェントだ。職務経歴書をこれまで数多く書いており、また人の書類を何百、何千と見ているのでこれまでの経験を話すだけであっという間に書類が完成してしまう。
また、自分で職務経歴書を書くことが望ましいのだが人に書いてもらうことにもメリットがある。例えば、会社内では、全員がRを使ったデータ分析ができるため市場ではまったく評価されないだろうと思っていても、実は市場では評価されるスキルであるため、転職エージェントからすると喉から手がでるほど会いたい人材であったりする。
よって、客観的に評価してもらうためにこれまでの経験を全て伝えて、受ける企業や市場から評価されるスキルだけピックアップしてもらうことが可能だ。
企業に応募のときは慎重に
転職エージェントは受かる確率をあげるために複数の企業に出そうとする。
この動きだけは止めるように気をつけてほしい。転職エージェントには時間がないから応募は1,2社でなんとなく受けてみるくらいの気持ちですと伝えておこう。
勝手に複数社応募されて面接の連絡が急に入るということがあるが、そういった場合はきちんと抗議しよう。モラルのない転職エージェントがいるのは事実なので気をつけてほしい。
特にノルマのある転職エージェントは厳しい心理状態から信じられないことをすることもあるのだ。
面接の事前情報をしっかり入手しよう
転職エージェントを使うメリットは、面接の情報を事前に手に入れることができる点だ。
どの面接官が出てきて、どういった内容のことを聞かれ、どう答えたら内定になるかを聞いてほしい。テクニックに走るのは本質ではないが事前準備をせずに面接に行くことは時間の無駄になりかねないので事前に程に入るものはあらゆる手を使おう。
優秀なエージェントであれば、面接官を指定し、候補者側がカルチャーを理解できるように取り計らってくれることもある。
年収の交渉が難易度がもっとも高い
内定を獲得したものの想像よりも年収のオファー額が低かった場合がある。
その場合は、転職エージェントに伝えて交渉してもらおう。転職エージェントの腕がもっとも試されるポイントである。うまく年収交渉ができない場合は、転職エージェントとしては、1流ではない可能性があるので注意しよう。
しかし、市場価値と望む額があまりに乖離していたら要求はとおらないので、同じくらいのポジションの人が実際にもらっている額をあらかじめ聞いておこう。
転職エージェントには気を使わない
転職エージェントには、徹底的に使い倒す気持ちで彼らがもっているものを吸い出して、自分の転職をうまく成功させよう。一方、しっかりと礼儀をもっておこう。腹立たしい態度で接していたらお互いにいい関係は築けない。
時間がない人はまず【BIZREACH(ビズリーチ)】に登録して情報収集からはじめよう。今日は以上だ。