「コンサルタントに向いている人の特徴は?」
「コンサルタントに役立つ資格が知りたい」
コンサルタントは、転職者の採用に積極的な企業が多い、需要の高い仕事です。しかし、自分はコンサルタントに向いているのか、未経験でも挑戦できるのか分からず、転職に踏み出せない人も多いですよね。
そこでこの記事では、コンサルタントに向いている人の特徴を解説します。経営コンサルやITコンサルなど、種類別の向いている人も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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- キャリハイ@編集部
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目次
コンサルタント全般に向いている人の特徴10選
- 新しい知識を得るのが好きな人
- 膨大な知識を整理する能力がある人
- 前向きに物事を考えられる人
- 推進力がある人
- プレゼン能力が高い人
- コミュニケーション能力が高い人
- 論理的思考力が高い人
- 英語力が高い人
- 成果主義の人
- 体力がある人
新しい知識を得るのが好きな人
新しい知識を得るのが好きな人は、コンサルタントに向いています。クライアントの要望に応えるためには、常に情報のアップデートが必要だからです。
社会情勢や専門領域の最新情報、新しいコンサルティング手法など、補完すべき知識の領域は幅広くあります。日頃から情報収集を怠らず、好奇心を持って学ぶ姿勢がコンサルタントには必要です。
また、コンサルは案件ごとに全く異なる知識をインプットしなければならないので、情報処理能力も求められます。短期間で知識をキャッチアップするためにも、貪欲に学ぶ姿勢も重要な要素です。
膨大な知識を整理する能力がある人
新たに得た膨大な知識を整理する能力がある人は、コンサルタントに向いています。知識は体系的に理解し、何が重要なのか特定するのが大切だからです。
プロジェクトの中では、膨大な知識をインプットする必要があります。知識を単発で覚えていると、何が重要なのかが分からなくなってしまいます。
コンサルタントは、案件がどんどん変化していくので、必要な時に大事な情報をすぐに出せる能力は重要です。
前向きに物事を考えられる人
前向きに物事を考えられる人も、コンサルタントに向いています。難しい問題に直面しても、解決策を導き出す必要があるためです。
経営戦略や人材開発などは、正解がない問題のため、ネガティブになってしまう可能性もあります。ネガティブ思考では、間違いなくクライアントが満足する提案はできません。
どんな問題に直面してもポジティブに取り組めるかどうかは、かなり重要と言えます。
推進力がある人
コンサルタントには推進力がある人が向いています。クライアントの抱える問題を解決するために、提案した策を実行する必要があるためです。
プロジェクトの成功のため、情報を集め分析し、仮説を立てて検証していく業務遂行能力が求められます。また、スケジュールの管理やトラブルへの対応力も重要です。
とは言え、コンサルタントの仕事は1人ではこなせません。チームメンバーやクライアントと一緒になって物事を進めることも必要なので、周囲を巻き込んで物事を進められると良いでしょう。
プレゼン能力が高い人
プレゼン能力が高い人も、コンサルタントに向いています。プレゼン能力が高ければ、相手に施策を受け入れてもらえる可能性が上がるからです。
また、コンサルタントは目上の人にプレゼンをする機会が多いです。単にわかりやすく話すのではなく、いかに相手が気分よく提案を受けられるかも重要です。
コミュニケーション能力が高い人
コンサルタントは、コミュニケーション能力の高さも必要です。クライアントと信頼関係を築いたり、良い提案をするためにチームメンバーと議論をしたりするのが重要な仕事だからです。
また、プロジェクトを遂行する上で、正確に情報を伝える伝達力も欠かせません。相手にわかりやすく伝えられる、話し上手である必要があります。
加えて、相手の話から問題点を読みとる力も重要なため、聞く力も求められます。話す力と聞く力のどちらとも、コンサルタントには必須です。
論理的思考力が高い人
コンサルタントに向いているのは、論理的思考力が高い人です。しっかりとした根拠に基づいた提案でないと、クライアントも納得してくれません。
課題解決のために、企業の調査や市場の分析から得たデータを使って、仮説検証をしていきます。論理的に結論や解決策を導くことが、コンサルタントの重要な役割です。
英語力が高い人
英語力が高い人は、コンサルタントとして活躍の幅が広がります。
外資系コンサルタントであれば、海外本社とのやり取りや、英語が必要な案件もあるでしょう。外資系コンサルでなくとも、クライアントが英語話者の可能性もあります。
また、世界的な経済の動向を確認するのにも英語は重要です。少なくとも、英語ができないよりは、できた方がいいのは間違いありません。
成果主義の人
コンサルタントには、成果主義の人が向いています。そもそもコンサルタントの価値提供は、クライアントの課題解決にあるからです。
つまり、成果が出せなければクライアントからも会社からも評価されません。プロとして成果にこだわり、クライアントの期待以上の結果を出せる人がコンサルタントとして成長していけます。
コンサルタントとして活躍していくなら、成果にこだわる姿勢が重要です。
体力がある人
コンサルタントは、体力も必要です。コンサルタントは、フィールドワークや長時間の会議など、体力を使う業務も沢山あります。場合によっては、残業で終電間際まで作業をすることもあるでしょう。
かなり過酷なスケジュールになるため、体力のない人だと、業務を続けられない可能性があります。前提として、業務をやり切る体力は重要です。
コンサルタントになりたい人は、転職エージェントを使って転職をしましょう。中でもおすすめは、アクシスコンサルティングです。コンサルタントへの転職では国内最大級で、主要ファームのほとんどと取引をしています。
特に、コンサル未経験者のサポートが得意です。選考対策に限らず、入社後にも活躍できる人材になれるよう、しっかりフォローしてくれます。
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コンサルタント(コンサルティング)とは
コンサルタントとは、クライアントが抱える課題を分析し、解決するための提案をする仕事です。昨今では、解決策の実行支援もすることが多いです。
また、コンサルタントは、担当する領域や業界によって分類されています。企業の経営戦略を策定する戦略コンサル、システムの企画や導入などの業務改定をするITコンサルが代表的です。
プロジェクトごとに業務内容が変化していく
コンサルタントの仕事は、プロジェクトごとに変化していきます。プロジェクトによって、取り入れる知識も召集されるメンバーも違います。
学べる知識の範囲がかなり広いので、様々な業界、業種に関わりたい人にぴったりな仕事です。
ただし、短い期間で一気に情報を揃え、インプットする必要があるため、激務になりがちです。
経営陣との仕事が多い
コンサルタントの仕事は、経営陣とやり取りをする場合が多いです。企業によっては、新卒1年目からトップ層と仕事をする機会もあります。
また、高額なサービスでもあるため、中途半端なアウトプットは許されません。責任が非常に大きな仕事なので、プロとしての意識が身に付く業界と言えます。
ビジネスパーソンとして成長したい人におすすめの仕事です。コンサルタントへの転職の際は、アクシスコンサルティングを利用しましょう。コンサルの求人が豊富なので、希望に沿った転職ができる可能性が高いです。
コンサルタントの分類とそれぞれの業界に向いている人の特徴
総合コンサルタント
総合コンサルタントは経営戦略から、解決案の実行まで多岐に渡るサポートが仕事です。非常に組織の規模が大きいのが特徴です。
経営戦略の策定や、組織の改編、ITシステムの導入支援など、クライアントの悩みを幅広く解決できます。
そのため、総合コンサルタントは、特に体力とコミュニケーション能力が重要です。様々な案件を請け負う分、体力が必要です。加えて、関わる人も増えるためコミュニケーションも大事になってきます。
戦略コンサルタント
戦略コンサルタントは、クライアントの経営状態を分析して、今後の戦略に関するアドバイスや指導をします。特に高いスキルや専門知識が求められる分野です。
また、クライアントは企業の経営者層で、5名程度の少数精鋭でプロジェクトを動かします。人数が少ない分激務になりがちで、体力はかなり必要です。経営の知識に加えて、体力やコミュニケーション能力が重要な仕事です。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは、ITを活用したコンサルティングサービスを提供します。システム開発の提案や導入、プロジェクト管理や運用テストなど、総合的にサポートするのが業務内容です。
ITコンサルタントは、開発・導入すべきシステムの分析・提案だけでなく、実際に開発や導入にも携わります。そのため、コンサルタントと名がついても、実際の業務はSEやSIerに近い場合があります。
基本情報技術者やITコーディネータのような、IT系の資格を持っている人に向いている仕事です。
組織・人事コンサルタント
組織・人事コンサルタントは、クライアントの問題の中でも、特に組織や人事に関する領域の改善をサポートします。人事戦略や人事制度を策定したり、社内の変革を推進したりするのが具体的な内容です。
人事に深くかかわるため、マネジメント経験がある人に向いている仕事です。
人事コンサルティングの仕事内容について知りたい人は、組織開発コンサルティングを提供するアーティエンスの「人と組織の課題解決に本当に役立つ情報を発信するコラム」が役立ちます。興味があれば目を通しておきましょう。
FAS(Financial Advisory Service)
FAS(Financial Advisory Service)は、M&Aや財務業務に関するサポートをするコンサルティングファームです。M&Aをする対象の選定や交渉の支援、事業再生のための計画策定が具体的な業務内容です。
公認会計士や税理士など、会計系の資格を持っている人が向いています。財務に関わるので、特に知識が重要な仕事と言えるでしょう。
興味のある分野のコンサルタントがあれば、アクシスコンサルティングのような転職エージェントを利用して求人を紹介してもらいましょう。コンサルタント専門のサービスなので、求人を豊富に取り扱っています。
コンサルタントに向いていない人の特徴
- コミュニケーションが苦手な人
- 体力がない人
- 向上心がない人
- ネガティブな人
コミュニケーションが苦手な人
コミュニケーションが苦手な人はコンサルタントには向いていません。コンサルタントは、クライアントとのやり取りやチームメンバーとの会議など、コミュニケーションの機会が多い仕事だからです。
また、相手の立場に立った考え方や伝え方、ヒアリングから本当の課題を聞き出すことも必要です。一般的なコミュニケーションよりも高いレベルが求められる点も、高いハードルになるかもしれません。
ただし、コミュニケーションが苦手だからといって、コンサルタントになれないわけではありません。コミュニケーション能力は鍛えることができるので、苦手を克服することから始めると良いでしょう。
体力がない人
コンサルタントは、体力がない人も向いてないと言えます。
取り組む案件にもよりますが、長時間の労働や年複数回の出張が必要な場合があります。加えて、夜間の対応も求められるため、体力がないと体を壊してしまうでしょう。
ただし、最近は働き方改革の影響で、労働環境が良くなりつつあります。体力が必要なのは変わりませんが、以前よりはワークライフバランスが取れると考えられます。
向上心がない人
向上心のない人も、コンサルタントには向いていません。コンサルタントは、常に新しい知識を仕入れて、成長を続ける必要のある仕事です。
成長できなければ、クライアントからの依頼に十分な解答を出せない可能性もあります。最悪の場合、クライアントのほうが知識があるという状況に陥りかねません。
向上心を持って成長し続けるのは、コンサルタントにとって必須と言えるでしょう。
ネガティブな人
ネガティブな人も、コンサルタントには向いていません。コンサルタントは、解決の難しい問題にも全力で取り組む必要があるためです。
思考がネガティブだと、難問にぶつかった時、解決を諦めてしまう可能性があります。投げやりなまま仕事に取り組んでも、解決策は見つかりません。
最悪、クライアントからの信頼も失ってしまうため、ネガティブな人はコンサルタントには向いていません。
コンサルタントへの転職で役立つ経験・スキル
- MBA学位(経営学修士号)
- 士業の資格
- IT系の資格
- 英語力
MBA学位(経営学修士号)
MBAの学位があると、コンサルタントの転職に役立つ可能性があります。ビジネススクールで2年間の修士課程を修了すれば授与される学位で、経営管理に関する知識を学んだことを示します。
また、座学だけでなく、グループワークや課外学習の経験も得られるため、コンサルタント業務にも早めに順応できるでしょう。
ちなみに、最近では、夜間や週末のみの学習でもMBA学位を取得できます。コンサルタントを目指している人は、取得を検討するべきです。
士業の資格
士業の資格も、コンサルタントへの転職で役立つでしょう。士業とは、税理士や公認会計士、中小企業診断士などの末尾に「士」が付く仕事です。
士業の資格を持っていれば、各分野への専門知識が豊富なことが証明されます。企業が担当する領域によっては、転職でかなり有利に働く可能性があります。例えば、公認会計士の資格はFASで特に重宝されています。
知識を役立てられる企業を探してから、転職活動をするのがおすすめです。
IT系の資格
ITコンサルタントになりたい人は、IT系の資格を取得しておくといいです。基本情報技術者やITコーディネータなどの基礎的な物から、ITストラテジストのような実践でもすぐに役立つものがあります。
特にあると役立つのは、ITストラテジストです。ITストラテジストは、ITを用いた経営戦略やマネジメントについて学べる資格なので、コンサルタントに適しています。
ただし、合格難易度は非常に高いため、取得を検討している人は十分に学習の時間を取る必要があるでしょう。
英語力
英語力は、外資系コンサルタントになりたい場合は特に重要です。海外本社とのやり取りや国外での案件があるため、最低でもコミュニケーションは取れるようにするべきです。
また、企業によっては英語検定の成績のみで英語力を判断するので、ライティングのスキルも重要です。事前に、TOEICやTOEFLを受験して、ある程度の英語力を示しておきましょう。
ちなみに、どの企業にどの資格が必要かわからない人は、転職エージェントへの相談がおすすめです。特にアクシスコンサルティングなら、コンサルの転職支援実績が豊富なので、取得するべき資格を教えてくれます。
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コンサルタントに関するよくあるQ&A
未経験でもコンサルタントになれる?
コンサルファームへの転職は未経験でも可能です。ただし、地頭の良さが重要視され、一定のレベル以上の学歴が求められることも少なくなありません。
経歴などは重視されず、未経験転職ではビジネスを通じて得た、論理的思考力・問題解決力などが重要です。
コンサルの転職に年齢制限はある?
コンサルの転職に年齢制限はありませんが、未経験の成功例では、遅くとも40代前半までとなっています。コンサルに限らずですが、若い世代の方がコンサル転職の成功例は多いです。
まとめ
コンサルタントは、新しい知識を得るのが好きな人や前向きに物事を考えられる人などが向いています。
また、クライアントの問題解決を第一に動き、要望があればすぐに動く必要があるため、体力も重要です。
自身がコンサルタントに向いていると感じた人は、転職エージェントを利用して転職活動をしましょう。アクシスコンサルティングなら、コンサルの転職支援実績が豊富なため、充実した支援を受けられます。