年功序列や終身雇用は過去の制度になりつつあり、今や「転職」は珍しいことではない。
- 職場の人間関係が悪い
- 給料に納得していない
- 他にやりたい仕事がある
- 残業ばかりで休日も少ない
- 現状のキャリアに不安を感じている
などの多種多様な理由をもって、毎日大勢の人が仕事を辞めている。
一昔前と比較して転職のハードルは下がったため、実際に、筆者の周りにも、3回4回と転職を繰り返している人が多く存在する。
しかし、その一方で、仕事を辞める勇気が出ない人が多いのも事実だろう。特に、退職経験のない人、つまり、初めて仕事を辞めようと考えている人は、なおさら勇気が出ないはずだ。
「辞めたい・辞めるべきだ」と心の中では思っていても、あらゆる不安が押し寄せ、結局、新卒入社した会社でずるずると働き続ける人は少なくない。
当記事は、まず、仕事を辞める勇気が出ない「主な原因」を紹介する。そして、勇気が出ないときの「対処法」や、退職するために「取るべき具体的行動」について徹底解説している。
当記事が、皆さんの背中をひと押しし、仕事を辞めるきっかけになれば幸いである。
詳しくは後述するが、仕事を辞める勇気が出ない人は、まずは転職サイト・転職エージェントに並行して登録するのがおすすめだ。
転職サイトだと、ビズリーチが一番おすすめだ。ビズリーチは企業側があなたの経歴を見た上でスカウトを送ってくれるので、効率的に自分を評価してくれる企業を見つけることが出来る。
また、エージェントは自分に合うところを見つけるのが良い。やはり口頭で相談できると、よりマッチング度の高い企業に出会うことが出来る。納得度の高い転職活動をするためにエージェントは必要不可欠だ。
おすすめのエージェントは、あなたの特徴による。まだ転職先の業界や企業に目星がついていない場合は、マイナビエージェントがおすすめだ。幅広い知識からアドバイスを貰える。
仕事を辞めるための第一歩として、ぜひ、上記への登録を検討してみてほしい。
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- キャリハイ@編集部
- 「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。
目次
仕事を辞める勇気がない人は多い
仕事を辞めたいけど辞める勇気がないという友人からどうやって転職したかと聞かれて「上司に向かって私が辞めるって言ったらとめてくれますか?って聞いた」と答えたら、メンヘラじゃんwwwwww元気出たwといって解決したようなんだがなんか求めてたのと違う
— 二階堂ハイジ (@nigabiru) October 5, 2021
仕事を辞める勇気が無いの。
— た ま え (@tamae0516) April 21, 2021
転職サイト見てても惹かれる所がないの。
仕事を辞める勇気がない人は、巷に溢れている。人は変化を恐れるものだし、動いたことによって損を被ることを考えると、勇気が出ないことは自然なことだ。
この記事では、退職意思の背中を押せる対処法を記載しているのでぜひ読んでほしい。
仕事を辞める前に、転職活動は始めよう。ビズリーチに登録すれば、企業やヘッドハンターからスカウトがもらえるので、気になる求人に出会えるかもしれない。まずは無料で登録しておくのがおすすめだ。
仕事を辞める勇気が出ない4つの原因
はじめに、仕事を辞める勇気が出ない主な原因を紹介する。
退職する勇気を出すためには、勇気が出ない原因をしっかりと把握することが重要だ。「なぜ勇気が出ないのだろう」と悩んでいる人は、自分に当てはまるものがあるか、確認してほしい。
将来の不安が募る
仕事を辞める勇気が出ない主な原因として、まず、「将来の不安が募ってしまう」ことが挙げられる。将来の不安とは、例えば、以下のようなものだ。
- 転職先は見つかるか
- 転職先で上手くやれるか
- 給料が下がってしまうかもしれない
- 次の仕事が見つかるまで、生活はできるのか
- 引っ越しが必要になるのでは
退職後の生活を考えたり、転職の失敗を想像したりして、不安や焦りを感じるのは人間として当然のこと。この場合、いかに計画的に物事を進められるかが重要だと言えそうだ。
残業や接待で多忙
上記で説明した「将来の不安」は、先に転職先を見つけることで、ある程度解消できる。転職先が決まっていれば、そうでない場合と比べて、退職後の生活がそれなりに保障されるからだ。
しかし、多忙で、転職活動ができない人も大勢いるだろう。筆者の周りにも、いわゆるブラック企業に勤めていて、「100~120時間/月」近く残業している人も少なくない。
時間的余裕がなくなればなくなるほど、仕事を辞めたい気持ちは高まるだろうが、仕事を辞める勇気は出にくくなるだろう。
キャリアに傷がつくのを恐れる
日本社会では、いまだに「早期退職は悪」「転職=履歴書を汚すこと」と考える人が多い。働き方が多様化した現代において、これは時代遅れの考え方と言えるが、若者の退職・転職の意思決定を鈍らせてしまっている。
「自分のキャリアに傷がついてしまう」と思い込み、なかなか仕事を辞められないのである。
確かに、外資や日系大手企業から非大手企業に転職するのは、心理的に簡単なことではない。この場合、キャリアアップやキャリアダウンについて、詳しく学ぶ必要があるだろう。
上司や同僚の反応が気になる
仕事を辞める勇気が出ない原因として、「上司や同僚の反応が気になってしまう」ことも挙げられる。
「怖い上司に怒られるのではないか」「お世話になった上司に対して申し訳ない」等と感じ、退職届の提出をためらう人は少なくない。
同僚や部下の反応も気になるだろう。自分が辞めることで周りに迷惑をかけないか、心配してしまう人も多いはずだ。
先延ばし癖がある
先延ばし癖がある人も、なかなか仕事を辞められない。「仕事を辞めたい」と心の中では思っていても、いざ行動には移さず、ずるずると時間が経ってしまう。
決断力や行動力が欠如している人の先延ばし癖は、簡単には治らない。詳しくは後述するが、先延ばし癖がある人は、「転職における自分の市場価値が下がっていくリスク」を把握するべきだろう。
仕事を辞める勇気が出ないときの対処法
上記で、「仕事を辞める勇気が出ない主な原因」を紹介した。では、仕事を辞めたいのに勇気が出ないときは、どうすればよいのか。以下では、「勇気が出ないときの対処法」について説明していく。
不安要素をなくす
仕事を辞める勇気が出ないときは、不安要素を一つひとつ消していくことが非常に重要だ。
たとえば、「仕事を辞めた後の生活」に関する不安は、転職活動を始め、転職先を先に見つけることで解消できる。
自分が退職することで、「会社や所属部署に迷惑をかけないか」心配してしまう人は、どうするべきだろうか。
もちろん、迷惑を全くかけないのは不可能だろうが、最小限に抑えることはできるはずだ。簡易的なマニュアルを作成しておく等、業務の引継ぎがスムーズにいくよう準備してみるとよいだろう。
また、「自分がいなくても会社はまわる」と理解することで、不安感を和らげよう。
仕事を辞めれば「キャリアに傷がつくのではないか」と心配な人は、キャリアアップ・キャリアダウンについて、詳しく学び直してほしい。
確かに、「転職」はマイナスな印象を持たれやすい。しかし、現代社会において、「転職」はキャリアアップに欠かせないものとも言える。ゆえに、「転職=キャリアを磨くもの」と理解しよう。
先延ばし癖がある人は、機会損失のリスクを知るべきだ。
転職を先延ばしにしているうちに、若手社員であれば、第二新卒の時期を逃してしまう可能性がある。中堅社員の場合は、どんどん責任あるポジション・実積が求められるようになっていく。その結果、さらに仕事を辞めにくくなってしまう。
「仕事を辞めたい」と心の中では思っていても、いざ行動には移さず、ずるずると時間が経ってしまう。そんな人は、「転職における自分の市場価値が下がっていくリスク」を把握しよう。
自分の意思決定に自信を持つ
仕事を辞める勇気が出ない人は、「自分の意思決定に自信を持つこと」を心掛けてほしい。転職を考え始めたときは、誰でも不安な気持ちになる。「転職が自分にとってベストな選択肢なのか」分からなくなるのは当然だ。
意思決定の際に重要なのは、「自分の進みたい方向に近づいているのかどうか」である。この問いかけが、後悔しない判断につながるのである。自分の進みたい方向に近づくには、現状維持か転職か。ぜひ、自分の意思決定に自信を持ってほしい。
明るい未来を想像する
仕事を辞める勇気が出ないときは、明るい未来を想像することも大切だ。現在、仕事が原因で様々な悩みを抱えている人も多いだろう。
転職は、睡眠時間の確保・ストレス解消・笑顔が増える等、現在の悩みの解消につながる可能性が高い。ぜひ、転職後の、生き生きと働く自分をイメージしてほしい。
筆者の周りにも、転職を経験した人が数多くいる。その感想を聞いてみると、
- 人間関係に対するストレスがなくなった
- 給料がアップして生活に余裕ができた
- 残業時間が減ってプライベートも充実してきた
等、「転職して良かった」という声が圧倒的に多い。もちろん全てが上手くいくとは限らないが、常に明るい未来を想像しながら、計画的に転職活動を進めよう。
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仕事を辞めるための具体的な行動3つ
転職サイトや転職エージェントに登録してみる
仕事を辞める勇気が出ない人は、先に転職先を決めることが大切である。前述した通り、転職先を見つけることで、仕事を辞めた後の生活に関する不安が解消されるからだ。
また、なかなか上司に退職を言い出せない人でも、転職先が決まっていれば、退職届を提出せざるを得なくなる。
では、転職先を見つけるためには、どのような行動を取ればよいのか。最も定番なのは、転職サイトや転職エージェントに登録してみることだ。まずは登録してみるだけなので、ハードルは決して高くなく、まさに転職活動の第一歩と言える。
例えば、大手転職サイトのビズリーチや大手転職エージェントのマイナビエージェントである。ビズリーチは、ハイクラス向けの転職サイトで、優秀な即戦力の採用実績が高い。
また、マイナビエージェントは、転職サポートが充実しており、評判も良い。
管理職・専門職向けの転職エージェントであるリクルートダイレクトスカウトもおすすめだ。ハイキャリアを意識している人は、一度面談を受けてみよう。非公開求人を紹介してもらえることも多い。
仕事を辞めたいと考えている人は、ぜひ、上記への登録を検討してみてほしい。
退職代行サービスを使う
退職代行サービスを利用するのも一つの手だ。円満退職にはならないが、退職の勇気が出ないなら選択肢のひとつとして考えておこう。
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上記3社はいずれも弁護士監修を受けているサービスなので安心でき、退職成功率はもちろん100%だ。
また、料金は3社とも一律27,000円で利用できるので、3万円で悩んでる時間を減らせるなら、安いと思える。3社ともLINEで無料相談が可能なので、退職代行を依頼する前にまずは相談してみよう。
転職経験のある人に相談する
仕事を辞める勇気が出ない人は、信頼できる人に相談してみるとよい。もちろん決断しなければならないのは自分だが、周りからのアドバイスを参考にするのも大切なことだ。
ポイントは、転職経験のある人に相談すること。「どのように仕事を辞めたのか」「どのように転職活動を行ったのか」等、聞くべきことは山ほどあるはずだ。なお、転職経験のない人からのアドバイスは、実体験に基づくものではないので、参考にならないケースが多い。
また、信頼できる人が周りにいない場合は、転職エージェントを活用するのが効果的である。転職のプロが、親身になって相談に乗ってくれるはずだ。まずは、上記でおすすめしたビズリーチ等に登録してみてほしい。