「弁護士に強い転職エージェント・サイトは?」
「弁護士の転職は難しい?」
弁護士の転職でまず思い浮かぶのは「ひまわり」ですが、転職エージェントを利用する手もあります。しかし、転職エージェントは数が多く、どの転職エージェント・サイトを使えばいいのか分からない…
そこで、この記事では、弁護士に強い転職エージェント・サイト7選を、特徴や求人数別に紹介しています。
各転職エージェントのメリット・デメリットはもちろん、失敗しない選び方まで解説しています。自分に合った転職エージェント・サイトを見つけて、転職を成功させる参考にしてください。
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- キャリハイ@編集部
- 「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。
目次
弁護士の転職に強い!おすすめ転職エージェント・サイト7選
転職エージェント | 詳細 | 公開求人数 | 非公開求人数 | 総合評価 | ヒアリング力 | 提案力 | 親切・親身 | サポート | 特徴 | 運営会社 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NO-LIMIT | 公式 | △90件 | ◯300件 | 3.8 ★★★★☆ |
3.8 ★★★★☆ |
4.0 ★★★★☆ |
3.6 ★★★★☆ |
3.8 ★★★★☆ |
ひまわりに無い優良求人が多数 | アシロ |
MS-Japan | 公式 | ◯390件 | 非公開 | 3.4 ★★★☆☆ |
3.6 ★★★★☆ |
3.2 ★★★☆☆ |
3.5 ★★★★☆ |
3.3 ★★★☆☆ |
転職決定率No.1エージェント | MS-Japan |
弁護士ドットコムキャリア | 公式 | 非公開 | 非公開 | 3.4 ★★★☆☆ |
3.4 ★★★☆☆ |
3.4 ★★★☆☆ |
3.2 ★★★☆☆ |
3.6 ★★★★☆ |
国内最大の弁護士ネットワーク | 弁護士ドットコム |
弁護士転職.jp | 公式 | △2件 | ◯770件 | 3.4 ★★★☆☆ |
3.1 ★★★☆☆ |
3.5 ★★★★☆ |
3.5 ★★★★☆ |
3.5 ★★★★☆ |
ぴったりの求人を見つけやすい | C&Rリーガル・エージェンシー社 |
法務・弁護士転職ナビ | 公式 | ◯640件 | ◎3,900件 | 3.2 ★★★☆☆ |
3.2 ★★★☆☆ |
3.1 ★★★☆☆ |
3.1 ★★★☆☆ |
3.3 ★★★★☆ |
登録者5万人以上の人気エージェント | アスタミューゼ |
リーガルジョブボード | 公式 | ◯190件 | 非公開 | 3.2 ★★★☆☆ |
2.9 ★★★☆☆ |
3.3 ★★★☆☆ |
3.3 ★★★☆☆ |
3.3 ★★★☆☆ |
士業転職に特化したエージェント | WILLCO |
SACTリーガルキャリアナビ | 公式 | △19件 | 非公開 | 3.1 ★★★☆☆ |
3.1 ★★★☆☆ |
3.2 ★★★☆☆ |
2.9 ★★★☆☆ |
3.1 ★★★☆☆ |
1,000人以上の転職サポート実績 | SACT |
NO-LIMIT
ひまわりに無い優良求人が多数
- 総合評価3.8
- 公式サイト
NO-LIMITの特徴
- ひまわりに無い事務所・インハウス求人多数
- アドバイザーは全員が弁護士業界に精通
弁護士の公開求人 | 弁護士の非公開求人 | ||
---|---|---|---|
△90件 | ◯300件 | ||
ヒアリング力 | 提案力 | 親切・親身 | サポート |
◎3.8/5点 | ◎4.0/5点 | ◎3.6/5点 | ◎3.8/5点 |
NO-LIMITのメリット
- ひまわりに無い求人多数
- NO-LIMITは、ひまわりに無い求人も多数扱っています。転職エージェントならではの非公開求人は、2021年12月時点で約300件と、弁護士特化型エージェントの中でも特に多いです。
- 弁護士業界に精通したキャリアアドバイザー
- NO-LIMITは、弁護士業界に精通したキャリアアドバイザーが揃っています。一般エージェントでは答えられない諸事情も把握しており、一人ひとりに最適な求人を紹介し、転職成功までサポートしてくれます。
- 法律事務所の内情まで徹底調査
- NO-LIMITは、法律事務所の内情まで徹底調査しており、風通しの悪いブラックな職場を排除しています。人間関係の悪さを悩みに抱えている人にとっては、安心して転職先を探せる魅力があります。
NO-LIMITのデメリット
- 求人詳細を見るには登録が必要
- NO-LIMITは、求人詳細を見るために登録する必要があります。もちろん登録・利用は無料であり、登録したからといって使い続けなければいけないわけでもないので、まずは登録してみましょう。
MS-Japan
転職決定率No.1エージェント
- 総合評価3.4
- 公式サイト
MS-Japanの特徴
- 転職決定率No.1にも輝くエージェント
- 士業特化だから業界に精通
弁護士の公開求人 | 弁護士の非公開求人 | ||
---|---|---|---|
◯390件 | 非公開 | ||
ヒアリング力 | 提案力 | 親切・親身 | サポート |
◎3.6/5点 | ◯3.2/5点 | ◯3.5/5点 | ◯3.3/5点 |
MS-Japanのメリット
- インハウス求人がとくに多い
- MS-Japanは、インハウス求人が多いため、企業や法人で働きたい人におすすめの転職エージェントです。公開求人だけでも400件近く扱っているので、理想的な求人に出会えるでしょう。
- 弁護士専門の「リーガルネット」も運営
- MS-Japanは、弁護士専門のエージェント「リーガルネット」も運営しています。楽天リサーチで人気No.1の実績も持っているので、登録しておいて損はしません。
MS-Japanのデメリット
- 法律事務所の求人が少ない
- MS-Japanは、インハウス求人が多いぶん、法律事務所の求人が少ないです。法律事務所への転職を考えているなら「NO-LIMIT」「弁護士ドットコムキャリア」をおすすめします。
弁護士ドットコムキャリア
国内最大の弁護士ネットワーク
- 総合評価3.4
- 公式サイト
弁護士ドットコムキャリアの特徴
- 登録弁護士数2万人超の母体が運営
- ネットワークを活かした内部情報に精通
弁護士の公開求人 | 弁護士の非公開求人 | ||
---|---|---|---|
非公開 | 非公開 | ||
ヒアリング力 | 提案力 | 親切・親身 | サポート |
◯3.4/5点 | ◯3.4/5点 | ◯3.2/5点 | ◎3.6/5点 |
弁護士ドットコムキャリアのメリット
- 深いコネクションで内部情報も知れる
- 弁護士ドットコムキャリアは「弁護士ドットコム」のネットワークを活かしたコネクションが魅力で、あらゆる内部情報に通じています。事務所からインハウス求人まで、職場環境を徹底リサーチしたうえで転職が可能です。
- 求人の絞り込み機能が使いやすい
- 弁護士ドットコムキャリアは、求人の絞り込み機能が使いやすく便利です。インハウスor事務所、勤務エリアはもちろん、民事or刑事、国内or海外などもセグメントして検索できるので、目的の求人をすぐに見つけられます。
- ハイクラス向けの「エクスキャリア」も運営
- 弁護士ドットコムは、よりハイクラスの求人を扱う「エクスキャリア」も運営しています。同じくネットワークを駆使した有利な転職活動ができるので、弁護士ドットコムキャリアと併せて登録するのがおすすめです。
弁護士ドットコムキャリアのデメリット
- 求人数は登録しないと見れない
- 弁護士ドットコムキャリアは、登録しないと求人数を見れません。弁護士ドットコムの情報網を考えると、特化型エージェントの中でも豊富な求人数を誇ると想定されます。登録・利用は無料なので、まずは登録してみましょう。
弁護士転職.jp
ぴったりの求人を見つけやすい
- 総合評価3.4
- 公式サイト
弁護士転職.jpの特徴
- 非公開求人が最多クラス
- 内定後も生涯サポートを確約
弁護士の公開求人 | 弁護士の非公開求人 | ||
---|---|---|---|
△2件 | ◯770件 | ||
ヒアリング力 | 提案力 | 親切・親身 | サポート |
◯3.1/5点 | ◯3.5/5点 | ◯3.5/5点 | ◯3.5/5点 |
弁護士転職.jpのメリット
- 求人特集で自分に合った求人に出会える
- 弁護士転職.jpは、求人特集が豊富で、目的に合った求人をすぐに見つけられるのが魅力です。「在宅OK」「年収1,000万以上」「積極採用」など、さまざまな特集が常に組まれています。
- 転職サイトとエージェントを併用可能
- 弁護士転職.jpは、転職サイトと転職エージェントを併用できます。自分のペースで進めるなら転職サイトを、サポートを受けながらすぐに転職したいなら転職エージェントを活用しましょう。
弁護士転職.jpのデメリット
- エージェント機能の利用が必須級
- 弁護士転職.jpは、エージェントの利用が必須級です。エージェントを介さずに応募できる求人が2件(2021年12月時点)しか無いため、エージェントに登録し、非公開求人を紹介してもらえるようにしましょう。
法務・弁護士転職ナビ
登録者5万人以上の人気エージェント
- 総合評価3.2
- 公式サイト
法務・弁護士転職ナビの特徴
- 自分のペースで転職活動を進められる
- 業界最多クラスの求人数
弁護士の公開求人 | 弁護士の非公開求人 | ||
---|---|---|---|
◯640件 | ◎3,900件 | ||
ヒアリング力 | 提案力 | 親切・親身 | サポート |
◯3.2/5点 | ◯3.1/5点 | ◯3.1/5点 | ◯3.3/5点 |
法務・弁護士転職ナビのメリット
- 3通りの転職活動の進め方ができる
- 法務・弁護士転職ナビは「企業からスカウトをもらう」「サポートを受けて転職活動する」「スカウトとサポートを両方受ける」の3通りの進め方ができます。転職に対する温度感から、自分に合ったスタイルを選びましょう。
- 非公開含め4,000件を超える求人数
- 法務・弁護士転職ナビは、非公開を含め4,000件を超える求人を扱っています。弁護士求人はもちろん、企業法務の求人も多いので、希望求人が見つかるはずです。
法務・弁護士転職ナビのデメリット
- 弁護士求人は少なめ
- 法務・弁護士転職ナビは、全体の求人数に対し、弁護士の求人が少ないです。法律事務所やインハウスローヤーとして働きたいなら「NO-LIMIT」や「弁護士ドットコムキャリア」を併用しましょう。
リーガルジョブボード
士業転職に特化したエージェント
- 総合評価3.2
- 公式サイト
リーガルジョブボードの特徴
- 企業から直接スカウトが届く期待あり
- 転職サイトとエージェントの一体型
弁護士の公開求人 | 弁護士の非公開求人 | ||
---|---|---|---|
◯190件 | 非公開 | ||
ヒアリング力 | 提案力 | 親切・親身 | サポート |
△2.9/5点 | ◯3.3/5点 | ◯3.3/5点 | ◯3.3/5点 |
リーガルジョブボードのメリット
- 求人情報が豊富かつ見やすい
- リーガルジョブボードは、登録しなくても求人情報を細部まで閲覧できます。登録しないと求人詳細を見れないサービスもあるので、より手軽に求人を見れるのはメリットと言えます。
- 転職サイトとエージェントを併用可能
- リーガルジョブボードは、転職サイトと転職エージェントを併用できます。自分のペースで進めるなら転職サイトを、サポートを受けながらすぐに転職したいなら転職エージェントを活用しましょう。
リーガルジョブボードのデメリット
- 弁護士特化ではない
- リーガルジョブボードは、士業特化の転職エージェントであり、弁護士特化ではありません。業界に精通していない可能性もあるので、内部情報にも詳しい「NO-LIMIT」などを併用しましょう。
SACTリーガルキャリアナビ
1,000人以上の転職サポート実績
- 総合評価3.1
- 公式サイト
SACTリーガルキャリアナビの特徴
- 士業特化の転職エージェント
- 経験と実績豊富なコンサルタント
弁護士の公開求人 | 弁護士の非公開求人 | ||
---|---|---|---|
△19件 | 非公開 | ||
ヒアリング力 | 提案力 | 親切・親身 | サポート |
◯3.1/5点 | ◯3.2/5点 | △2.9/5点 | ◯3.1/5点 |
SACTリーガルキャリアナビのメリット
- 事務所とインハウス求人のバランスが良い
- SACTリーガルキャリアナビは、法律事務所とインハウス求人を満遍なく扱っています。希望の転職先が見えていなければ、登録して求人を比較してみるといいでしょう。
- コンサルタントの経歴が優秀
- SACTリーガルキャリアナビは、コンサルタントが優秀です。リクルート出身や、延べ3,000人以上のカウンセリングをしてきた人など、経験豊富なコンサルタントが揃っているので、初めての転職でも安心して任せられます。
SACTリーガルキャリアナビのデメリット
- 公開求人が少ない
- SACTリーガルキャリアナビは、公開求人数が19件(2021年12月時点)と少ないです。求人数は日々更新されますが、安定して求人が多い「NO-LIMIT」などを併せて登録するのがおすすめです。
【弁護士】転職エージェントの失敗しない2つの選び方
求人数や実績を確認する
転職エージェントを選ぶ際は、求人数や転職実績をしっかりと確認することをおすすめします。転職実績が高いほど、書類審査や面談に対するノウハウがしっかりしていて、文字通り転職成功率が高いです。
弁護士業界に詳しいキャリアアドバイザーがいるか把握する
転職エージェントによっては、詳しい知識を有していないアドバイザーがいる場合もあります。とくに、新入社員など経験の浅い人だと、知識が少ないこともあるでしょう。
そのため、弁護士業界の転職では、複数の転職エージェントに登録するのがおすすめです。また、マイナビエージェントなどの総合型エージェントよりも、弁護士特化の転職エージェントを利用しましょう。
弁護士が転職エージェントを利用する7つのメリット
- 無料で利用可能
- 非公開の求人情報がたくさんある
- 自分にあった就職先が見つけやすい
- 書類審査のノウハウを聞ける
- 面談から出社までのスケジュールを組んでくれる
- 業界の最新情報や裏事情まで把握できる
- 合格後の条件交渉を行ってくれる
無料で利用可能
転職エージェントは、基本的に無料で利用可能です。利用者側には金銭的負担がなく、企業側から紹介手数料を報酬にしているため、就職先が決まっても決まらなくても、最初から最後まで無料です。
非公開の求人情報がたくさんある
転職エージェントは、企業のホームページや転職サイトでは掲載されていない非公開の求人情報が多数あります。就活時に募集がなかった企業の求人があったりと、就職先の幅が広いです。
自分にあった転職先に出会いやすい
転職エージェントは、年収や勤務地、職種など様々な希望条件に沿って転職先を提示してくれます。就職のプロからの紹介なので、自分にあった転職先に出会いやすく、就活に対するモチベーションが上がりやすいです。
書類審査や合格するためのノウハウを聞ける
転職エージェントは、書類審査や面接などの方法論や戦略を教えてくれます。各業界の風習や傾向、様々な分野から合格事例を駆使したプロの教えは、就職する際の武器になります。
面談から出社までのスケジュールを組んでくれる
就職したい企業と求職者の面談スケジュールや、内定後の出社までのスケジュールなどを転職エージェントが組んでくれます。過密な就職活動で手間を掛けずにスケジュールを調整できるため、精神的余裕が生まれます。
業界の最新情報や裏事情まで把握できる
転職エージェントは、弁護士業界の最新情報や裏事情まで教えてくれます。求人を出している企業とのやり取りや、転職市場をいつも確認しているため、面接対策や転職をする判断材料になります。
合格後の条件交渉を行ってくれる
転職エージェントは、採用後の条件交渉を行ってくれます。内定をもらった企業に、自ら年収交渉などを行うのは気が引けますが、転職エージェントを間に挟むことで、ストレスなく希望条件を伝えられます。
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弁護士が転職エージェントを利用する時の注意点
- 質の悪い転職エージェントや担当者もいる
- サポート期間が決まっていることがある
- 希望しない求人を勧められる
- 転職エージェントから応募できない企業もある
質の悪い転職エージェントや担当者もいる
現在日本には2万以上の転職エージェントがあり、中には質の悪い転職エージェントやキャリアアドバイザー(担当者)も存在します。大手だから安心というわけでもないので、利用時は複数併用して、自分に合う担当者を見つけましょう。
サポート期間が決まっていることがある
転職エージェントの中には、利用期間は3ヶ月といった、サポート期間が限定されています。利用する転職エージェントによっては、短期的な転職を促され、納得のいく転職につながらない恐れがあります。
希望しない求人を勧められる
転職エージェントは、内定すると企業側から成果報酬を貰えるため、エージェントによっては希望の就職先ではなく、求職者が内定しやすい企業を優先的に勧めてくるケースがあります。
自分でも求人票をよく確認し、希望と異なる求人ばかり紹介されるなら担当者に確認したり、場合によっては担当者の変更をお願いしましょう。
転職エージェントから応募できない企業もある
転職エージェントから応募できない法律事務所や企業もあります。転職エージェントを利用することで、企業側は、求める人材が確保できます。しかし、お金が発生するのがデメリットなため、公式HPや転職サイトからしか応募できない企業も多く存在します。
自分が転職したい企業が転職エージェントに登録されていない場合は、履歴書・職務経歴書や、面接の練習を転職エージェントで行い、良くなったものを自分で企業に提出しましょう。
弁護士が転職を成功するための4つのポイント
- キャリアプラン・ビジョンを明確にする
- 転職理由を明確にする
- 身だしなみを整える
- インハウスなら企業研究を徹底する
キャリアプラン・ビジョンを明確にする
弁護士が転職を成功させるには、まずキャリアプランやビジョンを明確にしましょう。インハウスローヤーとしてキャリアを積むのか、将来的に独立して事務所を立ち上げるのかなどを考えます。
将来のビジョンで進むべき道も変わるため、転職エージェントを使う際は、何を目指しているかを伝えましょう。キャリアプランに合った求人を紹介してくれるので、転職成功する期待が高まります。
転職理由を明確にする
弁護士が転職活動を始める前に、転職理由を明確にしましょう。現職の何が不満で転職するのかを明確にしないと、魅力的な求人に振り回され、転職後に「思っていたのと違った」という事態になりかねません。
絶対に譲れない軸をもって転職活動をすれば、転職先のミスマッチも起きにくくなります。逆に、妥協できる条件も決めておくと、広い視野で転職先を考えられるのでおすすめです。
身だしなみを整える
身だしなみのポイント
- 清潔感のある髪型
- ひげを剃る
- 派手すぎない自然なメイク
- スーツやシャツにシワが無い
- 靴やカバンが汚れていない
弁護士は、とくに身だしなみに注意しましょう。顧客との信頼関係が最も重視される職業と言っても過言ではないので、清潔感のある服装や髪型は、面接官の心象にも大きく影響します。
インハウスなら企業研究を徹底する
インハウスローヤーとして企業に務めるなら、応募先の企業研究は徹底しましょう。面接対策としてその会社について勉強するのはもちろんですが、企業研究をするなかで、本当にその会社が自分に合っているかを見極める参考にもなります。
事業内容や経営理念、社風、今後の事業方針は最低限チェックが必要です。また、その会社に決めた「最大の理由」は、突き詰めて準備しておきましょう。
弁護士が転職エージェント・サイトを賢く使う方法
- キャリアアドバイザーとの連絡はこまめに取る
- 転職希望時期は最短の日程を伝える
- スキルや経歴は正直に答える
- 必要であれば担当者を変更する
- 面接後にフィードバックをもらう
- 1社だけで決めない
キャリアアドバイザーとの連絡はこまめに取る
キャリアアドバイザーとの連絡はこまめに取るようにしましょう。やり取りの頻度が少ないと、悩みや希望条件などの情報が少ないために、最適な求人を紹介してもらいにくくなり、求人の紹介優先度も低くなります。
また、キャリアアドバイザーとこまめに連絡を取ることで、転職への熱意も伝わりやすくなります。転職エージェントは、求職者を転職させることで企業からお金をもらっているので、転職意欲の高い人の対応を優先しやすいです。
転職希望時期は最短の日程を伝える
転職希望時期は、最短で転職可能な日程を伝えましょう。いつでも転職できる状態にあるなら「すぐにでも転職したい」と伝えておくと、優先的に求人紹介をしてもらえる可能性が高まります。
現職を続けながら転職活動をするなら、会社側の都合も考えるようにしましょう。転職の意思は、退職日の2ヶ月前には伝えるようにし、後任や引継ぎ準備の猶予を設けるのがマナーです。
スキルや経歴は正直に答える
キャリアアドバイザーのヒアリングや、履歴書などの提出書類では、スキルや経験を正直に答えましょう。事実と異なる情報を伝えてしまうと、適切な求人紹介を受けられません。
万が一、意図的な嘘がバレた場合、担当者の信用を失い、サポートの優先度が低くなります。本気で転職を成功させたいなら、担当者との信用を築くことが大切です。
必要であれば担当者を変更する
必要であれば、担当キャリアアドバイザーを変更することも可能です。担当者と合わない、対応に不満があるなどの場合は変更依頼をしましょう。直接本人に伝える必要はなく、公式HPのお問い合わせフォームやマイページから連絡できます。
担当者変更はよくあることなので「気まずくなる」「申し訳ない」などは考えなくてよいです。あなたも転職エージェントも、目的は「転職成功させること」なので、転職成功につながる選択をすべきです。
面接後にフィードバックをもらう
うまく面接まで進み、企業との面接を終えたら、キャリアアドバイザーから面接のフィードバックをもらうようにしましょう。キャリアアドバイザーは、合否の確認などを兼ねて、面接の担当者と連絡を取っています。
フィードバックは、良かった点と悪かった点を両方聞くようにしましょう。悪かった点は次の反省になるのでもちろんのこと、良かった点も次の面接に活かせますし、入社後のモチベーションのひとつになるはずです。
1社だけで決めない
内定をもらっても、すぐに入社を決めるのは危険です。転職エージェントは、求職者を企業に入社させることで紹介料をもらう仕組みなので、内定が出れば入社を促すようなアクションを取ってくるでしょう。
その際、言われるがままに入社意思を示さず、他にもっと好条件な会社が無いか考えるべきです。熟考したうえで、1社目に決定するのは全く問題ありませんが、転職を急いでいないなら2~3社は受けてみましょう。
NO-LIMIT公式サイト |
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MS-Japan公式サイト |
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【転職事例】弁護士の転職に関する体験談
年収は下がったものの転職で環境改善に成功
だいぶ慣れてきましたね。求めてた働き方を全部満たしてるというか…WLB(ワークライフバランス)もそうですし、業務もまずはすべて任せてもらえて、全体を自分で考えて進められるのがすごく楽しいです!
分からないことをすぐに聞ける環境なので「ここまでやったけどわからない」と聞きやすい距離に居てくださるのが本当に有難いです。事務所ではスポットでしか業務に携われなかったので、私にとっては自分が何の業務をしているのか正直よくわからなかったんです…
今は1から10まで自分で考えて進められるので、責任感も生まれるし、やりがいを感じますね。
大学での学びをいかし転職成功
弁護士ドットコムキャリアとしては、どの方にも、どの時点においても「妥協」しない道があると考えています。「先生の希望に合致しているか?」「このままで先生納得できるか?」「自分や企業について見えていないところが無いか?」と言うことを、敢えて毎回問わせていただきました。お疲れのとき、お忙しい時間の合間を縫って、ときに立ち止まりながらご一緒に、応募時や選考が進む度に自己分析と企業理解を深めてまいりました。
しばらく経って、ついに希望に合致する企業を見つけることができました。それが、大手通信キャリアです。面接などを通した選考プロセスでご自身の学びの分野が活かせるポジションであることが確認できました(ポイント1)。大手通信キャリアは昨今事業の多角化を進めており(ポイント2)、業界としても「有給の取得しやすい」「残業時間が少ない」傾向にあることもわかりました(ポイント3)。ご自身のこれまでの仕事内容や興味関心の分野も相手方の期待とマッチしたこともあって、お互いの評価も高く無事に内定までいただくことができました。
内定を頂いてからご本人は「途中で妥協せずに転職活動をやりきって本当によかった」と仰っており、就業後の環境についても非常に満足しているとのことです。
弁護士の転職事情(年収・難易度)
弁護士の年収は約594万円
弁護士の平均年収は、約594万円です。日本人の平均年収が461万円のことをふまえると、弁護士の給与は、約130万円高いです(参考:平均給与|国税庁)。
弁護士の転職難易度は高い
種類 | 転職難易度 |
---|---|
外資系法律事務所 | 極めて高い |
企業法務系法律事務所 | 高い |
刑事法律事務所 | 高い |
ブティック型法律事務所 | 高い |
企業での企業内弁護士 | 高い |
弁護士の転職難易度は高いです。もしブランクがある場合は、転職の選択肢が狭くなります。前職で培った経歴や、弁護士として何人規模の企業・法律事務所で勤めていたかも重要になります。
例えば、スタートアップ企業やベンチャー企業だと一から契約法務を整える必要があります。しかし、小さい事務所で働いていた場合は、スタートアップ企業などで扱う知識や内容が異なり、相互性がありません。そのため、弁護士の転職は難易度が高くなります。
転職エージェントの利用方法
-
STEP1
転職エージェントへ登録
転職エージェントには、スマホやパソコンから登録できます。希望職種や年収、転職時期、希望勤務地などを入力することで登録が完了します。
転職エージェント利用には一切お金がかからないため、人気の転職エージェントに複数登録して有利に活動を進めましょう。
-
STEP2
エージェントから連絡
登録内容を見て、エージェントから面談の日程調整の連絡がきます。連絡は、転職エージェント登録から5営業日以内に来るのが目安です。
希望する条件にぴったりの企業があれば、同時に日程調整と同時に求人情報を紹介してもらえることもあります。
-
STEP3
キャリアアドバイザーと面談(オンライン可能)
キャリアアドバイザーと呼ばれる、志望業界や職種に精通したコンサルタントと面談します。改めて希望条件を確認して、その場で求人を紹介してもらえたり、今後の紹介企業を探す目安をお互いに把握します。
キャリアアドバイザーは話を聞いて、企業を紹介するだけがお仕事ではありません。求職者の意向と経験を踏まえて、今後どのような業種業界、会社にアプローチするかの戦略を一緒に立ててくれます。
慣れない転職活動のなかで、自分の強みや弱み、ここまでのキャリア分析などのやり方がわからない場合、アドバイザーが整理を行ってくれます。面談や経歴書に活きる内容を教えてくれるので、積極的に活用しましょう。
-
STEP4
企業紹介・職務経歴書添削・面接対策
キャリアアドバイザーが面談内容をもとに、ピッタリの企業を紹介してくれます。少なくても1~3社、多いときは5~6社の紹介を受けられるため、改めて自分にあっているかどうかを確認して、選考に進むか否かを決定しましょう。
志望した企業に合わせて、キャリアアドバイザーから職務経歴書の添削や面接の対策も行ってくれます。
-
STEP5
応募・書類選考・面接
志望した企業の選考に進んでからも、エージェント企業のサポートは続きます。書類選考を代行したり、面接日の調整などは全てエージェント側が行ってくれます。
合格した場合、見送りになった場合どちらであってもフィードバックを貰えるため、転職活動がスムーズに進行できます。
-
STEP6
内定・入社調整・退職交渉
めでたく内定をもらったあとの交渉も、エージェントがお手伝いします。希望に従い、入社日の設定を行ってくれるだけでなく、現在勤めている企業があれば円満退職できるようにアドバイスをもらうことが可能です。
弁護士の転職でよくある質問
転職活動はいつ始めるべき?
場合によります。精神や体に抜け毛や腹痛といった症状がでているなら、すぐに転職すべきです。しかし、何となく転職を検討しているなら、すぐに転職活動をスタートせず、転職エージェントに登録するところから始めましょう。
自分のアピールポイントがわからない…
転職エージェントは、求職者の強みやキャリアを考えるプロです。積極的にエージェントを利用することで、いままで気づけなかった自身のアピールポイントを気づける可能性が高いです。
複数の転職エージェントは登録可能?
転職エージェントは何個でも登録可能です。一度に複数登録もできますし、1つ登録して慣れてから複数の転職エージェントに登録することが可能です。
まとめ
NO-LIMIT公式サイト |
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MS-Japan公式サイト |
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弁護士が転職をするなら、使い慣れたひまわりだけでなく、転職エージェントの利用がおすすめです。ひまわりと異なり、書類添削や面接対策などの転職サポートを受けられるのが最大の魅力と言えます。
業界の情報収集や、非公開求人などを幅広く知るために、転職エージェントを2社以上登録するのをおすすめします。複数の転職エージェントを使えば、難易度が高い弁護士転職を成功できる可能性が格段に上がります。