「手取り45万円の家賃相場や生活レベルは?」
「手取り45万円でやっていけるか不安…」
手取り45万円はかなり高収入です。手取り45万円を手に入れるためには、月の総支給額が約60万円必要だからです。
この記事では、手取り45万円以上に給与アップ・キャリアアップする方法を記載することはもちろん、手取り45万円で働く方の生活レベル、家賃や貯金額、もらえる仕事を公開しています。
手取り45万円以上を目指して転職するなら、複数の転職サービスを併用すべきです。ハイクラスの非公開求人を扱っている「ビズリーチ」や、ヘッドハンターからスカウトが届く「リクルートダイレクトスカウト」には必ず登録しましょう。
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目次
手取り45万の家賃相場は15万円
手取り | 家賃相場 |
---|---|
47万円 | 156,000円 |
46万円 | 153,000円 |
45万円 | 150,000円 |
44万円 | 132,000円 |
43万円 | 129,000円 |
手取り45万円の収入がある場合、15万円前後の家賃が相場です。一般的に手取り金額の3分の1程度が家賃目安と言われています。
一人暮らしの場合は、3分の1を超える家賃の家に住んでも大丈夫ですが、配偶者がいて出産を控えている場合や結婚の予定がある場合は、家賃相場通りの家を借りて毎月余裕を持って貯金ができるようにしましょう。
地域ごとの家賃相場
エリア | 1R/1K/1DK | 1LDK/2K/2DK |
---|---|---|
東京23区内 | 7~12万円 | 9~22万円 |
東京23区外 | 5~7万円 | 6~13万円 |
神奈川 | 4~8万円 | 5~14万円 |
埼玉 | 4~7万円 | 5~11万円 |
千葉 | 4~7万円 | 5~10万円 |
参考:全国の家賃相場|ホームズ
家賃15万円で暮らすと考えると、1人なら東京23区内でも十分住める物件があるでしょう。東京23区外や近隣の県なら条件の良い物件や、広い間取りの物件も視野に入れられます。
4人家族までなら、東京23区内でも住めるでしょう。ただ、貯金が苦しくならないように、地域の相場次第では郊外などを選ぶことも大事です。
生活費を抑えるより収入を上げるのも手
都区部での子育てや余裕ある生活のためには、転職して年収を上げるのもひとつの手です。ハイクラスな求人が豊富な「ビズリーチ」などの転職エージェントに登録しておきましょう。
「リクルートダイレクトスカウト」は、転職決定年収の平均が800万円以上と高いです。年収アップを狙った転職が期待できます!
手取り45万の生活レベル
生活費の内訳4パターン | |||||
---|---|---|---|---|---|
▼独身✕一人暮らし | ▼夫婦・カップル | ||||
▼3人家族 | ▼4人家族 | ||||
▼5人家族 | – |
手取り45万円の給料を稼いでいる方の生活レベルの一例です。貯金額や贅沢するしないの暮らし方、生活費の内訳を参考にして、将来の家計簿を考えてみましょう。
【独身✕一人暮らし】手取り45万は20万円以上好きに使える
出費 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
家賃 | 150,000円 | – |
水道光熱費 | 10,000円 | – |
食費 | 45,000円 | 1日1,500円計算 |
携帯代含む通信費 | 5,000円 | – |
交通費 | 4,000円 | – |
趣味含む娯楽費 | 30,000円 | – |
雑費 | 10,000円 | – |
貯金 | 196,000円 | – |
手取り45万円の一般的な家賃目安である15万円の家に一人暮らしをするケースです。独身には十分広い家に住みながら、自由に使える金額は多く、月に20万円近くを貯金や投資に回すことが可能です。
総務省の家計調査によると、一人暮らしの食費は4万円前後であることから、食費や娯楽費を安くするように意識すれば、もっと自由に扱える金額幅は大きくなります。
【夫婦・カップル】共働きの必要なく貯金もできる
出費 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
家賃 | 150,000円 | – |
水道光熱費 | 20,000円 | – |
食費 | 65,000円 | 1日2,500円計算 |
携帯代含む通信費 | 8,000円 | 家族割加入 |
交通費 | 8,000円 | – |
趣味含む娯楽費 | 30,000円 | – |
雑費 | 10,000円 | – |
貯金 | 159,000円 | – |
手取り45万円あれば、同棲したり、結婚して子供がいない場合でも、共働きをせずに余裕を持った暮らしができます。さらに、2人とも働いていれば、より広い家に住んだり、マイホームを持ったりすることも現実的です。
今後を見据えて、どのくらい貯金するか、貯金を何に使うのかなどの将来設計をしておくのがおすすめです。
【3人家族】子供が居ても充実した暮らし
出費 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
家賃 | 150,000円 | – |
水道光熱費 | 20,000円 | – |
食費 | 75,000円 | 1日2,600円計算 |
携帯代含む通信費 | 10,000円 | 家族割加入 |
交通費 | 10,000円 | – |
趣味含む娯楽費 | 30,000円 | – |
養育費 | 10,000円 | – |
雑費 | 10,000円 | – |
貯金 | 144,000円 | – |
手取り45万円で3人暮らしをする場合、毎月10万円以上の貯金をしながら安定した生活をすることが可能です。
養育費は、子供が成長する度に上がっていきますが、毎月10万以上の貯金ができていれば特に生活に困ることはありません。
後々マイホーム購入を考えている場合は、養育費が上がっても毎月ちゃんと貯金ができるような体制をとっていきましょう。
【4人家族】節約しなくても充分な生活
出費 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
家賃 | 150,000円 | – |
水道光熱費 | 20,000円 | – |
食費 | 90,000円 | 1日3,000円計算 |
携帯代含む通信費 | 12,000円 | 家族割加入 |
交通費 | 10,000円 | – |
養育費 | 20,000円 | – |
保険代 | 10,000円 | – |
雑費 | 20,000円 | – |
貯金 | 118,000円 | – |
手取り45万円あれば、4人暮らしでも充分な生活を送ることが可能です。無駄使いをせずに家賃も相場通りの場所に住めば、子供が2人いても毎月貯金は10万円ほど可能です。
ただし、都心部で広い家に住む場合は、家賃は跳ね上がるため、共働きをしたり、転職して給料を上げるなどしないと毎月の貯金が厳しくなります。
【5人家族×住宅ローン】手取り45万円は5人暮らしの最低ライン
出費 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
住宅ローン | 120,000円 | ・4,500万円借入れ ・金利1.0% ・35年ローン |
水道光熱費 | 20,000円 | – |
食費 | 90,000円 | 1日3,000円計算 |
携帯代含む通信費 | 16,000円 | 家族割加入 |
交通費 | 12,000円 | – |
養育費 | 25,000円 | – |
保険代 | 10,000円 | – |
雑費 | 20,000円 | – |
貯金 | 137,000円 | – |
手取り45万円の5人家族で、住宅ローンを組んでいる場合の内訳です。手取り45万円では、4,700万前後の住宅ローンを組むことができるため、35年ローンであれば、月の支払いは通常の家賃よりも少なく済みます。
5人家族では、基本的に3LDKか4LDKほどの広さが必要になり、都心部では家賃は20万円を超えてしまいます。
ローンを組むことにはなりますが、長い目で見るとマイホームを保有したほうが暮らしやすさと月々の生活に余裕が生まれます。都心部での子育てのためには、転職や年収アップを狙ってみましょう。
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手取り45万円の貯金事情
月10万円以上の貯金が可能
贅沢をしない前提ですが、手取が45万円あれば一人暮らしなら20万円以上、家族持ちでも10万円以上は毎月貯金が可能です。手取りの20%以上を貯金に回せるため、将来的には安泰と言えます。
ただし、5人家族の場合は貯金のために多少は節約が必要になり、4人家族以上の場合でも、都心部に住むには貯金に回す額を減らす必要があります。
貯金する理由
- 事故や病気による治療費
- 冠婚葬祭
- 養育費
- 車や住宅購入費
事故や病気による治療費
事故や病気による急な治療費が必要になることがあります。事故や病気は、いつ起こるかわからないものなので、いつ起こっても対応できるように貯金をしておくことが必要です。
冠婚葬祭
歳を重ねるごとに冠婚葬祭の機会が増えていくため、貯金をしていく必要があります。お世話になった人や家族の結婚式にお金がなくて参加できないという事態にならないように注意しましょう。
養育費
子供の養育費は、子供が成長するにつれて上がっていきます。子供が生まれたばかりの頃は対応できても、学校に進学して入学費や仕送りなど様々なことでお金が必要になります。
貯金を増やす方法
手取りを増やす
手取りを増やすことで、貯金に回す額を増やせます。昇進・昇格や転職、共働きするなどで手取りアップが考えられます。
家計簿をつける
生活費を抑えるには、まず家計簿をつけましょう。節約のためには、普段の生活で何にいくら使っているか把握する必要があります。削減すべきものや、節約できるものを洗い出してから行動すべきです。
家計簿を使って1つ1つ記載するほか、最近ではクレジットカードや口座と連携した家計簿アプリ「マネーフォワード ME」などもあるので、手軽に予算管理が可能です。
食費を抑える
1ヶ月の出費の中でも節約しやすいのは食費です。外食をなるべく減らしたり、自炊をしたりするのはもちろん、お昼はお弁当を作ることで食費を減らせます。
また、1週間の買い物の額を決めて決まった曜日にまとめ買いをしたり、ポイントカードを作ってポイントを貯めれば、ポイントが現金に還元できるので小さな節約の積み重ねが可能です。
そのため、家族4人以上の場合でも、1週間の買い物を2,000円、3,000円と節約するだけで、1ヶ月に1万円以上貯金に回すことができるようになります。
電力会社を変更
2016年にスタートした電力自由化で、電力会社を選べるようになりました。より電気代の安い会社に変更して、電気代の節約が可能です。
平均して一人暮らしで月1,000円ほどお得になるので、年間では10,000円以上の電気代削減を期待できます。
また、他の電気代の削減方法として、エアコンの温度設定を変えたり、タップ式のコンセントに変更したりすることで電気代を抑えらえます。どちらも数百円程度の節約ですが、積み重ねれば大きな差になります。
通信会社を見直す
スマホを格安SIMに変えたり、光回線サービスを見直すことで、月数千円の節約ができます。月3GB程度の平均的な使用量なら、格安SIMで月1,000円ほどで利用可能です。
また、光回線を見直すことで、月1,000円程度削減できる可能性もあります。
家賃や住宅ローンを見直す
生活費の大きなウェイトを占める、家賃や住宅ローンを見直せば、生活費の大幅な削減が可能です。
郊外への引っ越しだけでなく、リモート主体の仕事の場合は地方へ引っ越すことで家賃が格段に安くなり、各自治体の移住に関する補助金も期待できます。
また、住宅ローンがある場合は、支払額の変更を考えましょう。契約内容にもよりますが、ローンの支払期間は伸ばして、月々の支払いを減額できます。
手取り45万円の年収・額面はいくら?
年収718万円で月の手取り45万円(ボーナスなし)
手取り45万円は、ざっくり718万円の年収があれば、毎月45万円手取り収入がある状態です。
ボーナスありなら年収835万円が目安
ボーナスが月収1ヶ月分×年2回ある場合は、年収約830~840万円で月の手取りが45万円です。求人などにボーナス込みの年収が記載されていた場合は、月収額面から手取り計算を行えば、月で見た手取り額がわかります。
ただし、月額ではなく、年間平均することで月の手取りが45万円になれば良いのであれば、年収718万円で大丈夫です。
手取り45万円は額面で約60万円必要
手取り45万円には額面60万円/月が必要 | |||
---|---|---|---|
支給 | 控除 | ||
基本給 | 578,333円 | 健康保険 | 29,500円 |
住宅手当 | 20,000円 | 厚生年金 | 53,985円 |
– | – | 雇用保険 | 3,590円 |
– | – | 所得税 | 28,325円 |
– | – | 住民税 | 32,808円 |
総支給額 | 598,333円 | 控除額合計 | 148,208円 |
月の手取り額 | |||
450,125円 |
手取り45万円欲しい場合は、額面で約60万円が必要です。所得税や住民税、社会保険料を月の総支給額から引いた額が、手取りになります。
扶養家族や昨年度年収などによって税率が変わりますが、手取り45万円を目指すなら、月収60万円以上は目指すべきだと覚えましょう。ざっくり手取り額を知りたい場合は、総支給額のおおよそ8割(0.8掛け)で計算できます。
手取り45万円は少ない?平均収入と比較
【年齢別】どの年齢と比較しても高い月収
年齢 | 平均月給 | 手取り(×0.8) |
---|---|---|
~19歳 | 18.4万円 | 14.7万円 |
20~24歳 | 21.9万円 | 17.5万円 |
25~29歳 | 25.1万円 | 20.1万円 |
30~34歳 | 28.1万円 | 22.5万円 |
35~39歳 | 31.3万円 | 25.0万円 |
40~44歳 | 33.4万円 | 26.7万円 |
45~49歳 | 34.9万円 | 27.9万円 |
50~54歳 | 36.5万円 | 29.2万円 |
55~59歳 | 37.0万円 | 29.6万円 |
60~64歳 | 29.6万円 | 23.7万円 |
65~69歳 | 25.8万円 | 20.6万円 |
70歳~ | 23.8万円 | 19.0万円 |
全年代 | 31.2万円 | 24.9万円 |
手取り45万円=月給60万円以上は、どの年齢層と比較しても高い月収をもらっていることになります。厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」では、55~59歳でも平均月給37万円と、60万円を超えることはありません。
どの年代でも、手取り45万円を実現できれば金銭的には高収入と言えます。
【男女別】55歳以上の男性でも平均値以上
年収区分 | 男女計 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
700万円 以下 |
84.3% | 76.1% | 95.2% |
700万円超 ~800万円 |
4.8% | 7.1% | 1.7% |
800万円超~ | 10.9% | 16.8% | 3.1% |
男女別では、手取り45万円=年収700万円~800万円を稼いでいるのは、男性で7.1%、女性では1.7%でした。手取り45万円以上の収入があれば、男性でも上位約20%に入り、女性では上位5%に入る収入の高さです。
【平均年収との比較】日本全体の平均年収を上回る
日本全体 平均給与 |
458万円 |
---|
国税庁が発表している給与実態統計調査結果によると、日本の平均年収は458万円です。手取り45万円=年収約718万円であるため、日本全体の平均年収を大幅に上回っています。
月収にプラスしてボーナスが年2回支給されるなら、手取り45万円に到達すると平均よりも更に高い収入だと言えるでしょう。
手取りアップを狙って転職するなら、リクルートダイレクトスカウトがおすすめです。年収1,000万円以上の求人が3分の1以上で、ハイクラス人材向けの高収入求人が多数掲載されています。優良企業からのオファーも受けられるので登録しておくと良いでしょう。
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手取り45万円をもらえる仕事と満足度の調査
調査方法 |
---|
調査対象:240名の在職中の男女 調査期間:2021年10月~ 調査方法:インターネットによる記述式アンケート |
Web制作で働く方の出費や生活満足度
40代男性|2人家族(扶養者1人) | |
仕事内容 | ソフトウェア開発やホームページ制作など |
家賃 | 12万円 |
生活費 (家賃以外) |
家賃 12万円 水道光熱費 0万円 (マンションの家賃を含む) 食費 5万円 携帯代含む通信費 0.8万円 交通費 0円 趣味含む娯楽費 1万円 日用品など雑費 0.5万円 貯金 25.4万円 投資 0.3万円 |
節約方法 | 週に1回のスーパーでの買い物は1万円以内に収めるようにする。 残った金額を貯金するのではなく先に貯金するお金を口座に預けてしまう。 |
転職は考える? | いいえ。転職は考えていません。 |
今の手取りに 満足してる? |
はい。今の手取りに満足しています。 |
ソフトウェア開発やホームページ制作をされている方のインタビュー結果です。家族がいながら食費や娯楽費を抑え、毎月25万円以上の貯金ができています。
自営業の方の出費や生活満足度
40代男性|3人家族(扶養者1人)共働き | |
仕事内容 | 自営業 |
家賃 | 0円 |
生活費 (家賃以外) |
家賃 0万円 水道光熱費 2万円 食費 7.5万円 携帯代含む通信費 1.5万円 交通費 2万円 趣味含む娯楽費 2万円 日用品など雑費 2万円 貯金 15万円 投資 13万円 |
節約方法 | 高級な物を買わない |
転職は考える? | 考えます。 |
今の手取りに 満足してる? |
満足していない。 |
自営業の方の生活レベルです。ご家族がいらっしゃるので食費が高めですが、家賃が0円なのと、娯楽費を抑えられていることで、貯金や投資に多くのお金を回すことができています。
動画クリエイターの出費や生活満足度
30代男性|実家暮らし、親2人兄弟3人 | |
仕事内容 | 動画クリエイター |
家賃 | もち家のため無し |
生活費 (家賃以外) |
家賃 0万円 水道光熱費 3万円 食費 2万円 携帯代含む通信費 1万円 交通費 0万円 趣味含む娯楽費 10万円 日用品など雑費 1万円 貯金 300万円 投資 0万円 |
節約方法 | まず賃貸は無駄、持ち家で住まなくなったら貸し出せば良い。 車も一緒で自分で乗れば負債だが貸し出せば資産になる。 |
転職は考える? | ない |
今の手取りに 満足してる? |
もうちょいほしいですね。 |
動画クリエイターをしている方の生活レベルです。実家暮らしのため家賃はかかっておらず、食費も2万円に抑えられているため趣味や娯楽費にお金を賭けることができています。
手取り45万円がきつい場合の節約術
手取りが45万円あっても、都心で暮らしていると、思ったよりも生活費がかかってしまう場合があります。お金に余裕がない人は、以下のような方法でライフスタイルを改善するのがおすすめです。
出費の管理を行う【家計簿アプリを活用】
節約を始めるなら、まずは出費を管理することから始めましょう。無駄な出費を把握すれば、節約の見通しが立てやすくなります。「マネーフォワード ME」のような家計簿アプリを活用するのがおすすめです。
出費に意識を向けることで、必要のない日用品の購入や外食など、普段気にしていなかった無駄遣いを減らせます。また、通信費や保険料、サブスクなどの固定費で必要以上の支払いがある項目にも気づきやすいです。
キャッシュレス決済でポイントを貯める
キャッシュレス決済を使うことで、支払金額の0.5~1%がポイントとして還元されます。貯まったポイントは、1円分として他の買い物に利用できるため、現金で支払うよりも断然お得です。
また、電子マネー決済はクレジットカードと紐づけることで、1回の支払いで得られるポイントを多くできます。電子マネーの決済時だけでなく、クレジットカードからチャージするタイミングでもポイント還元されるためです。
中でもおすすめなのは、楽天ペイやd払いです。楽天ペイは還元率が1%と高く、カードとの併用で最大1.5%分のポイントが付与されます。d払いはクレカやポイントカードの併用で、最大3.5%分のポイント還元があります。
クーポンアプリを使い倒す
クーポンアプリを使うことで、買い物や食事などの際に割引や特典サービスが受けられます。1回あたりの割引率や値引き額は少ないですが、毎日利用すれば大きな節約につながります。
クーポンアプリは、ダウンロードするだけですぐに利用できる手軽さが魅力です。また、ポイント機能があるクーポンアプリを使えば、よりお得に買い物を楽しめます。
節約したい人は、無料でダウンロードできるクーポンアプリがおすすめです。有料のクーポンアプリの場合は、お店の利用頻度や割引率を加味して利用すべきかを検討しましょう。
食費を節約するために自炊
外食の多い人は、自炊をすることで食費を節約できます。「イエプラコラム」の調査によると、自炊中心の人の1ヶ月の食費は3万円でした。外食中心の人の食費は5.5万円です。自炊で2.5万円の節約が期待できます。
自炊で節約する際には、毎月の食費をあらかじめ決めておくことが重要です。予算を決めておくことで、不必要な食材の購入を避けられます。節約のための自炊なのに、贅沢をしてしまっては意味がありません。
また、スーパーのセールを上手く使うのもおすすめです。セール日に食材をまとめて購入して冷凍しておけば、いっそう食費を抑えられます。
格安SIMなどで通信費を安くする
大手キャリアのスマホを契約している場合、格安SIMに乗り換えることで毎月4,000円以上の節約が見込めます。
総務省の実施した家計調査によると、単身世帯の通信費の平均は6,610円、総世帯では10,133円です。格安SIMの平均月額は約2,000円と言われており、通信費の大幅な削減が期待できます。
ガス代・電気代はセット割などを検討
ガス会社の提供している新電力を利用することで、ガス代・電気代のセット割を受けられる場合があります。例えば、東京ガスは、同社の提供している「東京ガスのでんき」とあわせて使えば、0.5%の割引を受けられます。
ガス代・電気代は、様々な事業者で取り扱えるよう自由化が進んでおり、従来のプランを見直すことで固定費の削減が可能です。
家計調査によると、単身世帯のガス代・電気代の平均は10,085円、総世帯では14,749円です。毎月の支払額が平均よりも多いのであれば、一度料金プランを見直してみましょう。
保険は見直すだけで割安にできる
保険に加入している場合、プランを見直すだけで固定費の削減が期待できます。保障プランは年々新しくなっており、従来のサービスよりも保険料の支払額を安く抑えられるケースが多いです。
固定費の削減では、必要性が低い保険を解約することも1つの方法です。例えば、独身の場合、死亡保険に加入する優先度は低いです。また、若いうちは長期入院のリスクが低いため、医療保険に加入するメリットは少ないと言えます。
プランによっては、契約の自動更新で、気付かないうちに保険料が上がっていることも考えられます。保険に加入して何年も経過しているなら、プランの種類や保障内容を見直す機会を設けましょう。
手取り45万円に近い給与帯の月収・年収目安
手取り45万円に近い給与帯の月収・年収目安を一覧でまとめました。東京都在住、ボーナスなし、扶養家族なしでシミュレーションしてあります。
それぞれの手取りをタップ(クリック)すると、対応する解説記事に移動できます。
月収 | 年収 | |
---|---|---|
手取り35万円 | 45.5万円 | 547万円 |
手取り40万円 | 52.4万円 | 629万円 |
手取り45万円 | 59.8万円 | 718万円 |
手取り50万円 | 67.6万円 | 812万円 |
手取り55万円 | 75.0万円 | 901万円 |
※実際の月収・年収は、手当の支給額や扶養家族の人数などによって異なります。あくまで参考程度に留めてください。
収入を手取り45万円以上に増やす方法
- 昇進昇格で昇給する
- 副業を行う
- 独立・起業する
- 投資する
- 給料が高い会社に転職する
1.昇進昇格で給与を上げる
収入を手取り45万円以上に増やすなら、昇進や昇格することで給与を上げることが現実的です。
まだ20代~30代でまだまだ昇給や昇格を目指せる位置にいるなら可能性はありますが、40代後半から上の人は昇給昇格は難しいかもしれません。
40代後半で昇給昇格が難しい人は転職がおすすめです。なるべく同じ職種で転職しましょう。未経験では収入を増やしていくのは難しいです。
2.副業を行う
クラウドソ―ジングやフリーランスのサイトなどで、副業を行うのもおすすめです。手取り45万円をもらっているならかなりの能力を持っていると思うので、資格やスキルを活かした副業は効果的です。
本業に支障があったり、時間に余裕がとれなくなったりして精神的に逆効果の場合は、他の手を考えて収入アップを目指していきましょう。
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3.能力を活かして独立・起業する
毎月10万円以上の貯金ができる場合は、企業資金を貯蓄しながら、社会経験を活かして独立することがおすすめです。
手取り45万円を貰えるぐらいの能力であれば、今まで培ってきた経験やスキルを活用できれば、独立のハードルは低いです。
4.投資する
手取りを増やす方法の1つに、投資を活用した資産形成で、年間の収入を増やすことも考えられます。2024年からは、利益に対して税金が掛からなくなる新NISAが始まっており、初心者でも投資を始めやすい環境になりました。
新NISAは、年間最大360万円までの投資による運用益に税金がかからなくなる制度です。投資信託や株に投資することで、資産形成を図れます。
掛け金より減ってしまうリスクはありますが、長期・分散投資を心がければリターンが大きくなる可能性のほうが高いです。少額ずつ運用を始めてみるのがおすすめです。
5.給料が高い会社に転職する
転職して手取りや年収が上がる会社に転職するのも選択肢の1つです。しかし、環境の変化で働きづらい職場や初めの時点で収入が上がってもその後上がりにくい職場の場合をしっかりと考慮する必要があります。
手取り45万円は、ある程度家族が増えても安定できる収入なので、もっと裕福な暮らしがしたいという熱望があったり、職場でのストレスがきつい場合に考えるくらいの慎重さが必要です。
もし転職を考えるなら、リクルートダイレクトスカウトには登録しておきましょう。自身の市場価値がわかるので、適正な手取りを把握することができます。
手取りアップの転職実績も豊富で、思っている以上の待遇のオファーが受けられるのでおすすめです。
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収入アップなら転職がおすすめ
収入を上げる転職方法
- 転職エージェントに給与交渉を相談
- リクルートダイレクトスカウトに登録
転職エージェントに給与交渉を相談
転職するなら、転職エージェントの活用をおすすめします。転職する場合は、リクナビNEXTなどの転職サイトを使うことが通例ですが、同じく無料で使えるサービスに「転職エージェント」が存在します。
転職エージェントは転職のプロであり、求職者と面談してキャリアを整理して、最適な企業を紹介してくれます。面接日の調整や年収交渉も行ってくれるため、在職中で忙しい場合にもピッタリのサービスです。
リクルートダイレクトスカウトに登録
リクルートダイレクトスカウトは、リクルートが運営するハイクラス向けのヘッドハンティング型転職サービスです。公開求人数が22万件以上あり、ハイクラス向け転職エージェントの中でも求職案件がトップクラスです。
会員登録は無料で、登録情報をもとに4,000人以上のヘッドハンターから好条件の企業スカウトを受けることができ、転職決定年収の平均は約900万円にもなります。
リクルートダイレクトスカウトに登録することで、経験やスキルを活かしキャリアアップを目指す転職者の希望に沿い、最適なポストを見つけてくれます。
自分には無理!と思うのは損
リクルートダイレクトスカウトのようなハイクラス転職サービスは敷居が高いと思われる方も多いです。しかし、実際には今の会社では目立てないけど、他業界や他会社であれば評価されることは良くある話です!
転職で手取り45万円以上に上げるポイント
成長している業界を選ぶ
手取り45万円以上の転職ができても、近い未来に給与ダウンする会社では意味がないため、入社する企業のメイン事業が、伸びている市場のものかを確認することをおすすめします。
基本的には、市場が伸びていれば、そこでビジネスをしている企業は成長していく傾向にあります。
2021年直近でいえばサブスク型・SaaS型と言われる、月額でユーザーから料金徴収するビジネスモデルをもつ会社は有力です。動画配信サービス企業などが、サブスク型に当てはまります。
参考:コロナ禍で急増している「未経験IT就職」の実態|東洋経済
月収以外も確認する
手取り45万円以上の会社であっても、ノルマが厳しかったり、残業が当たり前のブラック企業でないかの確認は必要です。
引っ越し会社などは給与が高いものの、労働時間などが実態に伴わないことで社会問題化しているケースもあります。
転職サイトはもちろん、人づてに聞いた情報では、実態と差異があるかもしれません。「Openwork」などの企業口コミサイトをみることで、元従業員からの書き込みをチェックできます。
また、福利厚生や固定残業代もしっかりチェックするようにしましょう。マイナビエージェントのような転職エージェントを活用すれば、内情を教えてもらえます。
経験が活かせる仕事を選ぶ
転職で手取りを上げるには、今までの社会経験が活かせる仕事を選ぶのも重要です。経験や資格は、優遇されるケースが多く、未経験と比べて転職しやすくなります。
特に、40代になってくると未経験で転職できても45万円以上の手取りを貰うことは難しくなるため、かならず経験を活かせる職種の企業に転職しましょう。
まずはリクルートダイレクトスカウトの登録をおすすめします。経験やスキルを登録しておけば、優良企業から直接オファーが届きます。
手取り45万円のQ&A!結婚や子育て・食費
家をもつことは可能?
手取り45万円で家を買うことは可能です。頭金をいくら入れるか、ローンの返済期間をどう考えるかにもよりますが、5,000万円以内のマイホームを持つことは現実的です。
2人以上子供がいる場合は、3LDKや4LDKを借りるよりもマイホームを保有して住宅ローンを組んだほうが月々の支払いが安くなり、家も広くて住みやすくなります。
頭金1,000万円で5,000万円の住宅の購入を考えると、35年ローンなら月々10万円ほどの返済額で済みます。
住宅ローンは5,000万円以内が妥当
手取り45万円で賃貸を借りる場合、家賃相場は14万円です。住宅ローンの返済額を同じく14万円、返済期間を35年で計算した場合、金利1%だと借入可能額は約4,700万円です。
35年ローンを組んだ際、月々の支払いは12~15万円ほどになるため、貯金に回したり、子供の養育費に回すことが可能です。
参考:フラット35 年収から借入可能金額を計算
参考:月々の支払い可能額から借入可能額を計算
手取り45万円で結婚できる?
手取り45万円あれば結婚は可能です。そもそも年収に関わらず、結婚は可能ですし、幸せかどうかは本人達が決めるお話です。
ただ、一人暮らしでは豪勢な生活をしていても、家族と暮らしたときに同じような生活ができるとは限りません。
突発的な出費も増える上に、養育費や保険代もかかります。将来の目標貯金額をしっかりと決めたうえで家計を調整するようにしましょう。
手取り45万円で出産・子育ては可能?
出産・子育てのポイント
- 一時的に40万円~100万円は費用がかかる
- 補助金を利用することが大事
- 勤め先があった場合、育休金は必ず申請
手取り45万円で出産・子育ては可能です。自由に使えるお金も多く、共働きをしなくても出産や子育てに十分にお金を使うことができます。
しかし、妊娠から出産にかけて正常分娩の場合でも40万円ほどは一時的に費用がかかります。補助金を活用し経済的支援を受けることが重要なポイントです。
出産育児一時金は、病院などで案内され子供一人につき一律で42万円もらえます。他にも、ちゃんとした会社に妻が努めていた場合、育児休業給付金として月給の約50%~66%を1年間受け取ることもできます。
項目 | 参考にすべき国の施策 |
---|---|
出産一時金 | 厚生労働省 出産一時金の支給額・支払方法 |
出産育児一時金 | 全国保険協会 産まれたときの出産育児一時金 |
育児休業給付金 | 厚生労働省 育児休業給付に関するQA |
経済支援条件表 | 厚生労働省 産前産後、育児休業中の経済 |
食事や娯楽は自由にできる?
手取り45万円あれば、多少豪勢な生活をしても余裕を持った生活が可能です。しかし、家族やお子様がいる場合は、今々の養育費はもちろん、子供の学費なども加味して貯金をしなければなりません。
もし、日々の生活に満足できないようであれば共働きをする、もしくは転職することで給与アップを目指すことを視野にいれましょう。
保険や教育にはどのくらい掛けられる?
子供が1人の場合、保険や教育費には十分な額を掛けられます。一般に子供1人あたり大学卒業まで1,000万円必要とされており、手取り45万円なら、月10万以上貯金できるので問題ありません。
ただし、子供が2人以上いる場合は少々生活が厳しくなり、保険や教育に掛けられる額は減少します。
手取り45万円で共働きは必要?
手取り45万円あれば、扶養者3人くらいまでは共働きをしないでも十分生活が可能です。しかし、扶養者の人数によっては共働きをしないと生活がきつくなる可能性があります。
家族が増えると広い家も必要ですし、食費や保険にかかるお金も増えます。家族が多く、手取り45万円では少ないと感じるのであれば共働きをするか、転職することで収入を上げることが可能です。
まとめ
手取り45万円の生活レベルは、4人家族までは、充分な生活が可能です。子供が増えるにつれて養育費は上がっていくため、月々の貯金は必要ですが、ある程度の出費にも対応できます。
手取り45万円以上を求めるなら、現職での昇給や共働き、転職を視野に入れましょう。転職なら、まずは「リクルートダイレクトスカウト」の登録をおすすめします。
優良企業から直接オファーが届く仕組みなので、キャリアマッチした求人に出会える可能性が高いです。
また、高収入求人の非公開求人を多く扱っている「ビズリーチ」もおすすめです。転職サービスは無料で使えるので、複数活用することが転職成功への近道です。
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