大卒の平均年収はどのくらい?年齢別・業界別の年収データも解説!

大卒の平均年収

※マイナビ、リクルートなど各社のプロモーションを含みます。
※この記事は有料職業紹介(許可番号:13-ユ-314522)の厚生労働大臣許可を受けている株式会社コレックが制作しています。

「大卒の平均年収はどれくらい?」

「自分の年収は低い?年齢別の年収を知りたい」

年収は働くうえで1番と言ってもいいほど重要なものです。しかし、世の中の平均年収を知らないと、人生の将来設計や自分の年収が適正か判断できません。

そこでこの記事では、20代~50代の年齢別・性別の大卒平均年収データを紹介しています。業界別の年収データも解説しているので、人生設計や就職・転職の参考にしてください。

収入アップのために転職したいなら、複数の転職サービスを活用することが重要です。ハイクラス転職に強い「ビズリーチ」や、サポートが手厚い「マイナビエージェント」を併用すれば、転職成功率は大幅に上がります。

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大卒の平均年収は599.2万円【男性655.3万円・女性470万円】

大卒者の平均年収は599.2万円です。男女別だと男性が655.3万円で女性が470万円でした。令和5年賃金構造基本統計調査から、各種手当を含んだきまって支給する給与額12ヶ月分に、平均年間賞与を足して算出しています。

あくまで大卒者全年齢の平均なので、自分の状況と照らし合わせて判断したいなら、これから紹介する年齢や業界別の平均年収を参考にしてください。

大卒の年代別平均年収と平均月収一覧

年代別平均年収と平均月収一覧

年代 男性 女性
20~24歳 年収:354.2万円
月収:26.5万円
年収:340.1万円
月収:25.5万円
25~29歳 年収:471.2万円
月収:32.1万円
年収:419.7万円
月収:28.8万円
30~34歳 年収:542.4万円
月収:36.4万円
年収:452.3万円
月収:30.9万円
35~39歳 年収:636.5万円
月収:41.9万円
年収:491.0万円
月収:33.0万円
40~44歳 年収:696.1万円
月収:45.7万円
年収:515.8万円
月収:34.6万円
45~49歳 年収:759.6万円
月収:49.1万円
年収:546.6万円
月収:36.2万円
50~54歳 年収:825.0万円
月収:52.5万円
年収:588.1万円
月収:39.3万円
55~59歳 年収:855.0万円
月収:54.3万円
年収:615.3万円
月収:40.7万円

参考:令和5年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

年代別の平均年収は、男女ともに50代後半まで年齢と共に上がっていく傾向にあります。男女の比較では、男性の年収が最終的に20歳前半の倍以上の額になるのに対し、女性は50代でも2倍に届きません。

女性の収入の伸びが鈍いのは、結婚や出産のタイミングでキャリアを離れるといった要因が考えられます。昇給や昇格の機会が少なくなるので、年齢を重ねるごとに収入差が顕著に表れています。

収入を増やしたいなら転職エージェントに登録したほうがいい

今の年収に不満を感じているなら、転職を検討しておきましょう。すぐに転職する気がなくても「ビズリーチ」に登録して自分の市場価値を把握しておくことをおすすめします。

転職エージェントに登録しておくと、自分のスキルを高く評価してくれる企業や、ヘッドハンターから有益な情報が届きます。自分で仕事を探すよりも効率よく年収をアップできます!

【年代別】大卒の平均年収

年代別大卒の平均年収

▼20代大卒 ▼30代大卒 ▼40代大卒 ▼50代大卒

20代大卒の平均年収​

年代 男性 女性 男女計
20~24歳 354.2万円 340.1万円 347.3万円
25~29歳 471.2万円 419.7万円 447.8万円

参考:令和5年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

20代大卒の平均年収は347.3万円~447.8万円、男性が354.2万円~471.2万円、女性が340.1万円~419.7万円です。

20代前半だと男女差は約14万円ですが、20代後半になると50万円ほどの差があります。男性の方が総合職に就く割合が多いことが原因と考えられます。

20代大卒の企業規模別平均年収

企業規模 20~24歳 25~29歳
大企業 364.1万円 486.7万円
中企業 340.4万円 434.9万円
小企業 316.9万円 387.4万円

参考:令和5年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

平均年収は企業の規模によって異なります。大企業と小企業で比べると、20~24歳では約50万円で25~29歳では約100万円の差があります。

【企業規模とは】
厚労省の調査では、常用労働者1,000人以上を「大企業」100~999人を「中企業」10~99人を「小企業」に区分しています。

20代大卒の業界別平均年収

業種 20~24歳 25~29歳
建設 359.5万円 461.7万円
製造 339.7万円 406.4万円
情報通信 344.4万円 451.2万円
運輸・郵便 360.7万円 418.8万円
卸売・小売 333.4万円 403.8万円
金融・保険 341.9万円 487.8万円
宿泊・飲食 288.0万円 339.0万円
教育・学習 319.2万円 392.1万円
医療・福祉 337.8万円 406.5万円
サービス業 311.7万円 374.3万円

※参考:令和5年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

平均年収を業界別で見ると、20~24歳では運輸・郵便業が最も高いです。25~29歳になると、金融・保険業が最も平均年収が高い業界で、次いで建設業、情報通信業の順でした。

高い年収の業界へ転職するなら早い方が良いでしょう。まずはビズリーチに登録をおすすめします。ハイクラスのイメージがありますが、20代はポテンシャルが評価されるので、十分スカウトが届きます。

30代大卒の平均年収

年代 男性 女性 男女計
30~34歳 542.4万円 452.3万円 508.7万円
35~39歳 636.5万円 491.0万円 591.3万円

参考:令和5年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

30代では、年齢を重ねるにつれ、男女の年収差が大きくなります。女性は出産・育児で、男性に比べ昇進・昇格が少ないためと推測されます。

30代大卒の企業規模別平均年収

企業規模 30~34歳 35~39歳
大企業 570.2万円 673.9万円
中企業 487.7万円 560.2万円
小企業 438.5万円 491.6万円

参考:令和5年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

30代では企業規模別の平均年収差は20代より大きくなり、小企業では35~39歳で得られる年収を、大企業では30~34歳時点で上回っています。

30代大卒の業界別平均年収

業種 30~34歳 35~39歳
建設 523.9万円 566.4万円
製造 466.0万円 529.0万円
情報通信 519.4万円 619.4万円
運輸・郵便 462.3万円 502.7万円
卸売・小売 447.7万円 489.1万円
金融・保険 605.1万円 697.7万円
宿泊・飲食 361.6万円 401.1万円
教育・学習 475.3万円 534.5万円
医療・福祉 425.7万円 453.6万円
サービス業 412.4万円 435.0万円

参考:令和5年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

30代では金融・保険業の平均年収が最も高いです。30代になると、業界によって100万円以上の年収の差が生まれます。

30代で年収が高い異業種への転職を考えるなら、経験やスキルをアピールすることが重要です。「ビズリーチ」や「マイナビエージェント」などの転職エージェントに相談して、自分の強みを把握しておきましょう。

40代大卒の平均年収

年代 男性 女性 男女計
40~44歳 696.1万円 515.8万円 647.2万円
45~49歳 759.6万円 546.6万円 707.6万円

参考:令和5年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

40代の平均年収は、男女の差が30代より大きくなり、男性は女性に比べ30~40%ほど平均年収が高くなります。

男性は40代では管理職に就くことも多いことに対し、女性は子育てなどで昇進・昇格が遅く、また女性自身が管理職ポジションを考えていないことが推測されます。

40代大卒の企業規模別平均年収

企業規模 40~44歳 45~49歳
大企業 735.2万円 796.0万円
中企業 622.0万円 685.4万円
小企業 538.9万円 597.9万円

参考:令和5年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

40代の平均年収を企業規模別で見ると、40代では規模ごとの乖離が大きくなっています。小企業の40代後半の年収より中企業の40代前半の年収が高く、更に中企業の40代後半の年収より大企業での40代前半の年収が高いです。

40代大卒の業界別平均年収

業種 40~44歳 45~49歳
建設 584.7万円 632.3万円
製造 559.1万円 588.1万円
情報通信 676.0万円 748.2万円
運輸・郵便 526.0万円 528.5万円
卸売・小売 529.9万円 570.9万円
金融・保険 767.2万円 787.6万円
宿泊・飲食 419.5万円 426.3万円
教育・学習 603.2万円 652.8万円
医療・福祉 481.7万円 488.8万円
サービス業 467.3万円 480.2万円

参考:令和5年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

40代の業界別平均年収は、前半・後半ともに金融・保険業が最も高いです。次いで情報通信業、教育・学習サービス業となっています。

40代で転職を考えるなら、マネジメント経験があると有利になります。基本的にはビズリーチ」などで同業種のハイクラス求人を探す方が、年収を上げられる可能性が高いです。

50代大卒の平均年収

年代 男性 女性 男女計
50~54歳 825.0万円 588.1万円 776.7万円
55~59歳 855.0万円 615.3万円 816.6万円

参考:令和5年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

50代の平均年収は、全年代で最も高いですが、他の年代と異なり年収の上り幅が少ないことが特徴です。また、40代より男女差が更に広がり、50代前半では200万円以上の差があります。

50代大卒の企業規模別平均年収

企業規模 50~54歳 55~59歳
大企業 904.0万円 933.2万円
中企業 729.7万円 770.0万円
小企業 620.5万円 635.0万円

参考:令和5年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

50代の平均年収を企業規模別で見ると、大企業では900万円を超えています。どの企業規模も共通して、50代の年収の伸びは他の年代と比べると少なくなっています。

50代の前半と後半を比べると、小企業で約15万円、中企業で約40万円、大企業で約30万円の増加です。

50代大卒の業界別平均年収

業種 50~54歳 55~59歳
建設 695.1万円 696.6万円
製造 617.8万円 628.7万円
情報通信 749.0万円 804.2万円
運輸・郵便 525.2万円 525.0万円
卸売・小売 589.4万円 595.8万円
金融・保険 784.1万円 758.7万円
宿泊・飲食 425.8万円 416.2万円
教育・学習 717.7万円 773.5万円
医療・福祉 497.9万円 506.3万円
サービス業 507.8万円 508.8万円

参考:令和5年賃金構造基本統計調査|厚生労働省

50代前半の平均年収では金融・保険業界がトップですが、50代後半になると情報通信業界が1番高くなります。50代後半では、教育・学習業界が2番手になり、金融・保険業界は3番手にまで落ちます。

50代で年収を上げるための転職は難しいです。経験やスキルを活かし、より高いポジションを狙って転職をすると年収が上がる可能性が高くなります。

まずはビズリーチに登録して、自身のキャリアを見た企業からのスカウトを見てみると良いでしょう。

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年収アップするための方法

昇進昇格をする

年収を上げるなら、昇進・昇格を目指すのが現実的です。直接上司や先輩の年収を聞くのは難しいので、目標年収を提示して、どの程度で達成できるか聞いてみましょう。

また、昇進・昇格や昇給の条件についても上司に確認しておくことが重要です。実績を上げても評価されなかったり、年功序列で上がっていくような会社も存在します。

日本の会社は昇給条件などが曖昧なこともあるので、上司に条件を確認し約束してもらうことで、確実に年収アップできるようにしてください。

資格やスキルを習得する

資格やスキル取ることでも、収入アップが期待できます。会社によっては特定の資格を取ることで、資格手当がもらえたり昇進・昇格に有利になることもあるでしょう

直接現職に関係するスキル以外にも、汎用的なスキルを学ぶことで転職や副業に活かすこともできます。語学なら活かせる場所は多いですし、簿記などの資格は身に付けておいて損はありません。

副業を行う

収入を増やす方法としては副業もあります。副業を行うのは、必然的に仕事に充てる時間が増えるため、一見ハードルが高いように思われるかもしれません。

しかし、既に本業で得たスキルを生かすことができれば、効率的に所得を増やすことができます。副業には様々な方法があるので、既に持っているスキルを活かせる副業をするのがおすすめです。

会社によっては副業を禁止している場合もあるので、就業規則を確認しておきましょう。また、副業が忙しくて、本業がおろそかにならないようにすることも大切です。

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起業する・フリーランスとして働く

収入アップの方法として、起業やフリーランスで稼ぐ方法もあります。起業やフリーランスは、自分の成果が収入になるのが大きなメリットですが、その分リスクも大きいです。

起業の場合は、自己資金の調達や事業計画の作成等、実行までのハードルが大きく、事業が失敗すれば負債を抱えることもあり得ます。フリーランスは実務に関するスキル以外に、事務的なスキルも必要です。

リスクを最小限に抑えるため、まずは副業としてビジネスを始めたり、小さい規模での起業をおすすめします

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転職する

手早く収入を増やすなら転職がおすすめです。ベースとなる年収は企業規模や業界によって変わるので、平均年収が高い環境に身を置くのが近道だからです。

年収が高い業界や職種へのキャリアチェンジをすれば、将来的な年収アップを目指せます。経験年数が長い程年収は上がりやすいので、他業界・他業種への転職は出来るだけ早い方がおすすめです。

転職を成功させるためには、在職中に転職活動を行い、マイナビエージェントなどの転職エージェントを活用しましょう。

年収アップにおすすめの転職エージェント

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まとめ

大卒の平均年収は、男性が655.3万円で女性470万円と男女で180万円程度の差があります。全年代で大企業の方が平均年収が高く、年齢が上がるほど差は大きくなる傾向がありました。

年収は、企業の規模や業界によって大きく変わります。もし自分の年収が低いと感じたら、転職を考えてみましょう。同じ仕事でも業界や企業規模が変わるだけで、年収が大幅にアップする可能性があります。

ビズリーチを使えば、豊富なハイクラス求人を探すことができ、優良企業からのオファーもあります。転職を考えていなくても、自分の市場価値を知ることができます。

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