「55歳以上で転職できるか気になる」
「55歳からおすすめの仕事は?」
55歳から転職活動を始める人は多いです。総務省統計局の2020年の調査では、男性転職者数が45~54歳より55歳~64歳の方が8万人多く、27万人います。しかし、実際転職できるのか、年収が下がるのか不安になりますよね。
そこで当記事では、55歳以上の転職市場や未経験の転職方法、男性・女性におすすめの仕事などを掲載しています。
他に、転職者の体験談や失敗要因、成功のポイントも記載しているので、55歳からの転職の参考にしてください。
55歳以上の転職を成功させたいなら「転職エージェント」を頼るべきです。「ビズリーチ」のようにミドル・シニア世代の支援実績が豊富なサービスを使えば、転職の成功率は大幅に上がります。
55歳からの転職!成功の秘訣
- 55歳からの転職には転職エージェントが必須
- 異業種転職も実績豊富
- おすすめ→ビズリーチ
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目次
55歳からの転職は厳しい?
55歳からでも転職は厳しくない
55歳からの転職は、簡単ではありませんが厳しくはありません。求人数は少ないですが、長年の経験やスキルを活かすことができます。
企業側が50代の転職者に求めているのは即戦力になる人材です。経験やスキルがあり、即戦力として会社に貢献できると評価されれば、年齢に関わらず採用されます。
自身の強みをアピールできるように転職エージェントを活用しましょう。50代の転職に合ったアドバイスを受けられるので、転職を有利に進められます。
55歳からの転職が難しいと言われる理由
55歳からの転職が難しい理由3つ
- 求人数が少ない
- 条件に合う求人が少なく長期化する
- 収入が減るリスクがある
55歳以上では求人数が少なくなります。厚生労働省職業安定局の「中途採用に係る現状等について」によると、55歳以上の中途採用について「あまり採用は考えていない」が67.0%です。
また、収入が減るリスクが高いのも、難しいとされる理由でしょう。厚生労働省の「令和4年雇用動向調査」では、50代後半の転職者のうち、収入が減少した人は39.9%で、転職者の4割近くの収入が減少しています。
収入を維持したい・上げたいならハイクラス転職に強いエージェントに相談
55歳の転職で高収入を維持したい場合は、ハイクラスの求人に強みがある「ビズリーチ」を利用しましょう。管理職や経営層の求人が多く、現在の役職以上の転職ができる可能性が高いです。
目安として年収750万円以上の方は「リクルートダイレクトスカウト」にも登録しておくといいです。経歴と求人がマッチすれば、ヘッドハンターから高待遇のスカウトが届きます。
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55歳からの転職は未経験でも可能?
55歳からでも未経験への転職は可能
55歳からでも未経験への転職は可能です。50代以上の場合はマネジメントスキルや、仕事に対する姿勢や判断力といったポータブルスキルが求められます。
こういったスキルは未経験の分野でも活かせるので、自分の強みや経験を、上手に希望企業のニーズに合わせましょう。
自身の強みやスキルが企業のニーズに合うかわからなければ、転職エージェントに相談しましょう。企業に合わせてどんな強みを伝えればいいのか、転職のプロが判断してくれます。
雇用形態にはこだわらない方が良い
出典:50代から厳しくなる中高年の転職。好転させるポイントはこだわりを捨てること?|ミドルシニアマガジン
55歳以上の場合、正社員としての雇用にこだわらないほうが、転職しやすくなります。中途採用での正社員の雇用割合は、40代では52.6%に対し、50代では28.7%と半分近くまで落ちています。
もちろん、正社員として働けるのが一番ですが、正社員以外も選択肢に入れることで転職率は上がります。
55歳の転職は年収アップも期待できる
年収の増減 | 増加 | 変化なし | 減少 |
---|---|---|---|
50~54歳 | 24.9% | 37.4% | 36.1% |
55~59歳 | 29.1% | 28.4% | 39.9% |
60~64歳 | 16.2% | 19.6% | 63.7% |
55歳の転職では、年収アップも期待できます。厚労省の調査を見ると、50代前半は約2割の人が、50代後半は約3割の人が年収アップを実現しています。
しかし、4割ほどの人が年収ダウンしているのも事実です。年齢が上がるほど、転職時の年収が下がりやすくなり、60代では6割以上の人が年収ダウンしているのが分かります。
年収アップまたは年収維持したいと考えているなら、すぐにでも転職を始めることをおすすめします。
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55歳から始める未経験におすすめの仕事
55歳以上の男性におすすめの仕事
営業職
営業や接客業は、未経験でも始めやすい代表ともいえます。50代までに培ったコミュニケーションスキルや人生経験が活かせる仕事です。
年収が高い不動産業界や金融業界でも、営業で活躍するチャンスはあります。社会人経験で得た提案力や対応力が発揮できるでしょう。
営業職への転職を考えるならビズリーチがおすすめです。未経験分野でも、今までの経験やスキルを転用して、企業からのオファーが期待できます。
警備員
警備業界は平均年齢が高く、50代・60代が多くいます。未経験で入りやすく、年齢層が高めでも未経験転職がしやすい業界でしょう。
「警備員指導教育責任者」など、一定の資格をとることで給与アップが約束されている会社もあり、頑張りに応じてしっかりと給与反映される点もおすすめのポイントです。
ドライバー
車の運転が苦でないのなら、タクシードライバーや運送業などのドライバーが未経験で転職しやすいです。トラックドライバーは、重い荷物もあるので、体力に自信がある人に向いています。
タクシー運転手は二種免許が必要ですが、普通免許を持っていれば、会社が二種免許取得の費用を負担してくれる場合もあります。歩合制なので、頑張り次第で稼げる職業です。
55歳以上の女性におすすめの仕事
介護職
介護職は人手不足で未経験転職しやすい職種です。特別必要な資格もない一方で、少子高齢化が進む昨今、需要は増しています。人と話すことや、気配りができる人に向いています。
さらに、職場の数も日本中に増えているため、転職するのに遠方に行く必要が無く、働く場所を探しやすいです。
介護職への転職なら、マイナビ介護職を利用してみましょう。ヘルパー・介護職の求人情報が多く、様々な転職サポートで安心して転職できます。
営業職・接客業
女性の営業職でおすすめなのはカウンターセールスと言われる待機型の営業です。お客さんと話すことが多いため、人生経験を踏まえた提案力があると活躍できます。
また、人とのコミュニケーションが得意なら接客業でも活躍できるでしょう。特に店舗販売型の接客業などがおすすめです。
営業職・接客業への転職ならビズリーチがおすすめです。幅広い求人を扱っているので、希望の条件に合う求人が見つかります。
清掃業
清掃業は、掃除が好きな人や単純作業が好きな人に向いています。清掃業の働く場所は多岐にわたり、公共交通機関や、宿泊施設、オフィスビル、商業施設などがあるので、働く場所を探しやすいです。
清掃業は年齢層を選ばず募集をしているので、50代からでも始めやすい仕事と言えます。また、一人で作業することが多いので、コミュニケーションが苦手な人でも大丈夫です。
55歳からの転職を成功させる方法
キャリアの棚卸しを行う
55歳以上になると豊富な経験があります。転職時には、まずキャリアの棚卸しをしましょう。キャリアの棚卸しをすることで、自分の経験やスキルを整理して、強みを明確にできます。
特に、マネジメント経験があると有利です。異業種転職であってもマネジメントスキルは活きるため、大きな強みになります。
まずは、今までのキャリアをすべて書き出してみましょう。あわせてビズリーチの転職エージェントを利用すれば、キャリアの棚卸しを一緒に行ってくれるのでおすすめです。
年収や正社員にこだわりすぎない
50代の転職は、年収や雇用形態についてこだわりすぎない方が、転職しやすくなります。希望条件を満たせる転職は難しいことを念頭に置き、ある程度妥協するつもりで転職活動を行いましょう。
転職活動するには自分の市場価値を知る必要があります。転職エージェントに登録して、市場価値を調べてみましょう。自分の適正年収を正しく把握すれば、効率的に転職できます。
転職サービスを複数使う
55歳の転職を成功させるには、転職サービスを複数利用しましょう。
リクナビNEXTの調査によると、転職に成功した人の70%以上が、複数の転職サイトや転職エージェントを利用しています。
最低でも2社以上は転職エージェントに登録を行い、自分にとってピッタリの担当者と出会って、良い転職活動を送れるようにしてください。
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55歳からの転職で失敗する要因
【男性版】転職の失敗要因
- 面接対策が不十分
- 前職の立場や年収にこだわっている
- 自分に合った求人を探せていない
面接対策が不十分
面接対策が不十分だと転職成功率は下がります。たとえ能力が高く、キャリアや実績があったとしても、企業に貢献できる人物と思われなければ採用はされません。
また、転職理由を聞かれた際に、前職の不満を言うのは避けましょう。ついつい内心を正直に吐露してしまいがちですが、不満を言うだけでは良い印象を与えません。
さらに、アピールするために企業のサービスを褒めすぎるのもよくある失敗です。自分なりの改善策や提案など、自分の長所や経験が希望企業先で活きることを伝えるべきです。
前職の立場や年収にこだわっている
前職の立場や年収にこだわると、転職期間が長くなっていきます。特に50代は役職や肩書が付いていることが多いので、同等の待遇を求めるのも無理はありません。
しかし、現実的にはある程度の妥協は必要です。2022年度の厚生労働省が行う「雇用動向調査」では、55~59歳の約34%の人が賃金が減ったと回答しているので、年収は減る可能性が高いです。
待遇面についても、こだわりすぎると自分の立場にしか興味が無いと思われてしまします。転職先で実績を作り、自分の立場を上げるつもりでいましょう。
自分に合った求人を探せていない
55歳からの転職活動をする際に、転職する目的を明確にしないと、自分に合った求人は探せません。何を優先するかを考えて、妥協する部分と妥協できない部分の線引きは必要でしょう。
また、企業が求める人材を把握することも重要です。例えば、応募条件が緩い求人なら、若手のポテンシャル重視の採用であると予想できます。それよりも経験やスキルがマッチした求人の方が転職成功率は上がります。
55歳以上の転職体験談
リクルートのサポート受けて転職|55歳男性
55歳男性 | |
前職の会社で早期退職者を募集していたのを機に転職活動を始めました。その会社ではリクルートと組んで転職サポートもしてくれました。リクルートの担当者はベテランで、話をきちんと聞いてくれて、親身に相談に乗ってくれました。 職種は前職は金融でしたが、現職は医療機関での事務職です(事務長候補)。年収はわずかにアップしました。勤務地が東京から関西へ変わり、初めて単身赴任をしています。家族には負担を掛けていますが、割り増し退職金とわずかにアップした給料で納得してもらっています。ある程度裁量も認めてもらっており、今のところ転職してよかったと思っています。 |
リクルートのベテラン担当者にサポートを受けて転職に成功した人の体験談です。異業種への転職で、勤務地が東京から関西に変わったようですが、給与が上がり、裁量もあるようです。
転職エージェントは相談や転職活動のサポートを受けてくれるので、利用してみましょう。
オファー機能を利用して転職できた|55歳男性
55歳男性 | |
会社を早期退職して、再就職先を決める必要がありました。当初、ハローワークに通って、求職先に応募していましたが、まず面接までこぎつけることが出来ませんでした。何とか、面接まで行っても、応募内容と仕事内容が微妙にずれていたりと、どこも今一つでした。 そこで、リクルートが行っている転職サイト「はたらいく」に登録して求職活動をしました。このサイトの良い所は、自分のPRポイントを登録しておくと、それを見た採用担当者が興味を示して頂けたら、「らいく!」という機能を使ってメッセージを送って来てくれるところです。何気に、この「らいく!」が届くとモチベーションアップに繋がります。 おかげ様で、何とか新しい仕事も見つかり、精進の毎日です。 |
最初はハローワークを利用して転職活動を行っていましたが、上手くいかずに転職サイトのオファー機能を使って転職した人の体験談です。
オファー機能は自身のスキルや経験に合った仕事の企業からオファーがあるので、ミスマッチを減らして、自分に合った企業を受けられます。
55歳の年齢ではあらゆる転職サービスを使って、転職活動を行うことで成功率が上がります。
転職エージェントを利用して転職|56歳男性
56歳男性 | |
転職エージェント:ブルークレール 担当者の対応:面接における強み、弱みなど、しっかりフォローしてくれる。 苦労したポイント:なし 職種の変化:ブライダル専門のエージェントなので職種変更なし 年収の変化:前職よりダウン(納得の上)面接の同行や、受ける会社の傾向に合わせた面接対策など、細やかなフォローが印象的でした。2社目で採用決定でしたが、1社目の面接後、絶対不採用だと思ったので、面接終了直後にメールで次の案件提案の依頼をしましたが、即対応してくれて安心感が大きかった。代表の方と主にメールでやり取りを行ったが、常に迅速に対応してくれた。採用決定から就業まで期間が短かったことと、宮城から東京への就活にてスケジュール調整が難しい状況だったが、うまく組み合わせてくれたので、その点も助かった。 |
転職エージェントのサポートでスムーズな転職に成功した人の体験談です。同業他社に経験を活かして転職しており、強みがある経験があれば、業界特化のエージェントが効果的です。
大変な転職活動でも、色々なことを転職エージェントが調整してくれるため、年収は下がっても転職は可能です。
人脈を使って転職できた|57歳男性
57歳男性 | |
私の場合、転職は知り合いから誘われて、そのまま転職しました。そのため、転職サイトや転職エージェントは利用していません。 苦労した点は、家庭があるため、仕事を途切れさせることができなかったため、引継ぎなどでゴタゴタして有休消化はほとんどできませんでした。 職種の変化はなく、システムエンジニアとしてほぼ同じ仕事をしています。知り合いから転職先の会社の内容は詳しく教えてもらっていたので、転職をしてからの苦労はあまりありませんでした。 年収については残業0で収入は50万ほどアップしました。 |
転職サービスを使わず、人脈を使って転職成功した人の体験談です。SEとして同じ仕事で年収がアップしていたり、手に職があると仕事探しが楽な部分があります。
ハローワークを使って転職成功|58歳女性
58歳女性 | |
私が転職するにあたって利用したのは、ハローワークです。仕事探しをするなら、まずはハローワークへ行くのが一番、基本中の基本だと思っています。 測量会社で図面を書く仕事をしていましたが、社内はとても静かだった為、事務員さんの業務を耳にしたり、目にすることができていたので、なんとなくの把握はできていました。 退職を決め、そして、ハローワークへ出向いて、製図の仕事から、電気工事会社の事務員へと転職をしました。ハローワークの対応は機械的で事務的でしたが、そんなもんだと思い苦労はなかったです。 年収は前も後もほぼ一緒です。事務員の仕事は、各業者さんとコミュニケーションがとれ、やりがいのある仕事だと思います。 |
転職サイトなどは使わず、ハローワークで転職を成功させた人の体験談です。別業界の仕事ですが、年収が下がることもなく、やりがいのある仕事に就くことができています。
選べる求人を増やすには転職サイト、ハローワーク様々なサービスを使いましょう。
転職サイトより転職エージェントを使うべき
55歳からの転職を成功させるためには、必ず転職エージェントを利用すべきです。年齢での書類審査落としや、キャリアマッチした求人が探しにくいため、リクナビなどの転職サイトだけの転職活動は非効率です。
転職エージェントであれば、自分にピッタリの企業を探してもらえるうえに、在職中であっても全ての転職活動をサポートしてくれるため、使わない理由がありません。
55歳以上におすすめの転職サービス
転職サービス | 特徴 |
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レバテック キャリア |
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アクシス コンサルティング |
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まとめ
55歳以上の転職は厳しい部分はあります。しかし、転職できないわけではなく、リスクを踏まえたうえで転職活動を行えば転職は可能です。
注意しなければいけないのは、年収や雇用形態などが変わる可能性があるということです。55歳以上の経験やスキルを求めている企業はあるので、広い視野をもって転職活動を行ってください。
ビズリーチでは、50歳以上の転職成功実績も多いのでおすすめです。まずは転職エージェントに登録し、自分にマッチする会社を紹介してもらい、転職を成功させましょう。